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Posted by ブクログ 2017年08月28日
「勝負」の大治郎の生真面目さが判る気がする。御前試合でわざと負けるというのは、何より剣客として相手に失礼だ。幸いなことに周りからの様々な働きかけで大治郎は力を発揮できなかった。これはこれで剣客としてどうかと思うが、この物語の良いところでもある。最終話「小判二十両」での『親と子というものはな、生み落し...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月15日
時代小説。「剣客商売」シリーズ第11弾。7作。
「剣の師弟」「勝負」「初孫命名」「その日の三冬」「時雨蕎麦」「助太刀」「小判二十両」
「剣の師弟」の黒田精太郎と「小判二十両」の小野田万蔵は、両者ともに小兵衛の弟子である。黒田は師の手にかかり討たれ、小野田は見逃される。この違いは小兵衛の中では明白...続きを読む
池波正太郎ワールドにはまって25年。
何度も読み返して文庫本はバタバタになり
再購入中に思い切って電子版へ変更しました。
紙活字の方が愛着感じますが、それは大事に保管します。
全巻持ち歩けるのは魅力大きいかなぁ…。
Posted by ブクログ 2023年04月29日
「池波正太郎」の連作短篇時代小説『剣客商売(十一) 勝負』を読みました。
ここのところ8冊連続で「池波正太郎」作品です。
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相手の仕官がかかった試合に負けてやることを「小兵衛」に促され苦悩する「大治郎」。
初孫「小太郎」を迎えいよいよ冴えるシリーズ第...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月01日
剣客商売 十一
大治郎、三冬夫妻の息子・小太郎が誕生。小兵衛さんも初孫の顔を毎日のように見に行くほど可愛がっている様子が微笑ましいです。
さて、今回は「剣の師弟」「小判二十両」のように“昔の弟子がやらかす系”の話が印象に残りました。
とくに、切なく悲しかったのが「その日の三冬」。
三冬のかつての“...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月23日
剣客商売11作目。
おはるじゃないけれど、気落ちする小兵衛を見ると、心配になってしまう。。。
長生きしてくだされ、大先生。。
「剣の師弟」も「その日の三冬」も「小判二十両」も人の縁の深さを感じる。
そしていずれも、悲しい気持ちが残る。
唯一、「小判二十両」は、ほっとした気分にもなったが。
いよ...続きを読む
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