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Posted by ブクログ 2023年11月20日
2023.11.20
藤枝梅安シリーズは初めて読んだ。
改めて池波先生の小説の読みやすさを痛感する。藤枝梅安シリーズに限らないが、池波小説の描写の評価できる部分のひとつとして季節、天候の描写が自然な形でおりこまれていることをこの年になって読むから感じている。
食べ物、食事のシーンの巧みさについてはよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月04日
池波正太郎さんの、作品を勧められて、読みました。
面白いです。
梅安と彦次郎のバディものです。
「殺し屋」ではあるのですが、それでも温かみがあります。
梅安自身、鍼医者でありながら殺し屋でもあることに、悩んだり、迷ったりでも、辞めることも出来ない。
そんな梅安を、支えるおもんさんとの、恋模様もキュン...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月18日
ちょうど映画を見てとても面白かったので、原作をと思い読んでみました。人気なのか、1巻が書店に置いておらずに苦労して探し出し、購入。
やはり池波作品は、私にはハマる。面白かったです。映画は少し構成が違いますが、映画も世界観を崩さずに映像化している感じでした。小説の方は割とあっさりしている感じで、映画の...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月06日
最近読み直したが、やはり面白かった。
きびきびとした疾走感のある文章につられて、勢いよく読み進んでしまう。
私にとってメインのストーリーとは別に魅力的なのは彦さんの一人前料理だった。
独り暮らしを始めたばかりで料理に慣れていない頃でも小説の手順で材料をそろえてそれらしいものを作ることができ、しかも美...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月02日
何十年ぶりかで再読。著者自身があとがきで述べているように、人間は良いことも悪いこともしながら生きている。それを体現した魅力的な登場人物。各短編の中に見える人生が味わい深い。著者の作品の一番の魅力は季節感のある酒と小料理のシーンだろう。そのシーンを読みたいがためにこの本を読んでいるところがある。次巻以...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月09日
1960年「錯乱」で直木賞受賞の池波正太郎さん、剣客商売、鬼平犯科帳と並ぶ傑作シリーズ、仕掛人・藤枝梅安にとりかかりますw。(鬼平と並行して)「殺しの四人」仕掛人・藤枝梅安(一)、2001.4発行、5話。品川台町に住む六尺近い鍼医師兼仕掛人・藤枝梅安35歳とその相棒楊枝職人兼仕掛人・彦次郎43歳の物...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月19日
鬼平や剣客商売とは違って、こちらは闇商売のお話。
「この世にいない方がためになる」人間を始末する必殺仕事人、梅安。
孤独が漂う梅安ですが、同業の彦さん、純粋な剣客の小杉さん、そして料理屋の仲居であるおもんがいて、この人たちが梅安を頼り、梅安もこの人たちを頼り、話の内容は殺伐としていても、ほっこりいい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月05日
梅安と相棒のような彦次郎。
この二人の関係もなかなかいいし、人情を全面に出さずに、隠れた人情を感じます。
そして、本を読んでいてある意味納得、感心したことがあります。
それは、何かの分野でプロになる人は、何をやっても極める。ということです。
梅安は鍼医者として名医。彦も楊枝づくりの腕は天下一品。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月12日
藤枝梅安は、昔、さいとうたかおさんの劇画で目にしていたので、映画の豊川悦司は、イメージとぴったり過ぎて驚いた。でも、この作品の梅安は、ちょっと違っていた。豊川悦司ほどいい男ではないけれど、人間的な魅力があって面白い。このシリーズも読まなくちゃいけない。鬼平も剣客商売も読まなくちゃいけないのに、困った...続きを読む
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