Posted by ブクログ
2013年04月11日
男勝りの女剣術使い、真琴の物語。
16の頃、無頼浪人に襲われそうになった真琴を助けたのが関口元道。しかし一緒にいた山崎金吾は殺された。
仇討ちをしようと剣術に励む真琴だが、そのうち剣術自体が面白くなっていく。
そして闇夜に侍の髷を切ったりするようにもなる。
真琴を養女に迎えた伯父、堀内に「自分に剣...続きを読むの試合で勝てる相手となら夫婦になる」といい、困らせていた。
そんな真琴を狙う者、そしてそれを救ってくれたのは・・。
作者の著書は剣客商売ばかり読んでいるのですが、この話にも佐々木三冬その他の人物の名前が出てくる。
特に真琴と佐々木三冬は「女剣客」として共通するものがあり、読むとつい比べてしまう。
同じようなタイトル「ないしょないしょ」の方が主人公の性格が好みだった。
しかし実際には色々な人間がいるので、これはこれで、まんぞくまんぞく。