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深夜、覆面をして、酒に酔った侍に喧嘩をしかけては、髷を切ったり川に投げ込んだりして楽しんでいる男装の女剣士。それは、十六歳の時、浪人者に犯されそうになり、家来を殺された堀真琴の、九年後の姿であった。真琴は、敵討ちを心に誓って剣術の稽古に励んだ結果、剣を使うことが面白くて仕方なくなったのだが……。女剣士の成長の様を、絶妙の筋立てで描く長編時代小説。
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Posted by ブクログ
深川あたりの描写はいかにも魅力的で、風情では現在とは比べようがない。 ————————— 「人柄と人柄が、ぴたりと合えば、おもいもかけぬ結果が生ずる。人柄が、合わぬときは、まとまるものも、まとまらなくなとてしまう。」
二人の無頼浪人に暴行されかかり、腹心の家来を惨殺された堀真琴が、剣の道に入り、男装の麗人として生きていく様を描いた物語。 一人の人間として、そして心根はあくまでも女性として、細やかな女心の機微も描いた筆致は流石の一言。 平成の世で、仕事に生きつつも己の生き方に迷う女性は大いに共感できると思う。 ...続きを読む たった一行だが、剣客商売の佐々木美冬が登場するのがちょっと嬉しい。 ぜひ、二人を出会わせてほしかった。
男らしさ、女らしさ、今は禁句なのかもしれません。私は、男は男らしく、女は女らしく、それが自然と思っていますが。ただ、その前に人間性が大事だとは思いますw。池波正太郎 著「まんぞく まんぞく」、1990.6発行。男装の剣士、堀真琴の生き様を通して、男らしさ、女らしさを描いた名作と思います。
家来を殺され、自らも暴行されそうになった女剣士の成長を描く長編。女剣士といえば池波作品の「剣客商売」に登場する佐々木三冬を思い出すがこの作品の主人公「堀真琴」もゾクゾクする魅力を秘めた姿に描かれている。圧巻池波正太郎。
男勝りの女剣術使い、真琴の物語。 16の頃、無頼浪人に襲われそうになった真琴を助けたのが関口元道。しかし一緒にいた山崎金吾は殺された。 仇討ちをしようと剣術に励む真琴だが、そのうち剣術自体が面白くなっていく。 そして闇夜に侍の髷を切ったりするようにもなる。 真琴を養女に迎えた伯父、堀内に「自分に剣...続きを読むの試合で勝てる相手となら夫婦になる」といい、困らせていた。 そんな真琴を狙う者、そしてそれを救ってくれたのは・・。 作者の著書は剣客商売ばかり読んでいるのですが、この話にも佐々木三冬その他の人物の名前が出てくる。 特に真琴と佐々木三冬は「女剣客」として共通するものがあり、読むとつい比べてしまう。 同じようなタイトル「ないしょないしょ」の方が主人公の性格が好みだった。 しかし実際には色々な人間がいるので、これはこれで、まんぞくまんぞく。
池波正太郎先生の作品です 独りの女剣士が生まれた理由を 過不足なく語り、師やが狭い未熟さでさえ ゆとりや愛情を感じさせる筆致で一気に 読ませる 佐々木美冬のコトがチラリと書いてあるのが 面白かった♪
ラノベ感覚で読みやすい時代小説。十六歳の時復讐を決意した乙女が、九年後、宝塚の男役のような女剣士になっている。読後感が爽快で気持ち良い。
随分と以前に出版されたもののようだけど、ある日突然本屋さんの平積みに現れて、あらすじを読んでみたら女の子の復讐劇!忠臣蔵とかが大好きな性分なので面白そうだなと思ったのだけど、思っていたほどでもなかった。主題が途中ブレたな、という印象。出だしがピークという感じ。
時は1766年とその9年後、1775年と翌年の話。ある事件をきっかけに女剣士の道を歩むが精神的にも若く自分の思う通りに行動していた。それを許す環境にあったのだが、やがて成長につれ心の葛藤を経ながらも目覚めたことで満足感を得、生活も落ち着くというハッピーエンド。著者の作品はどれも読みやすい。2023....続きを読む6.19
家人が「池波正太郎を読んだら」というので読んでみたものです. 面白かったのですが,通常読んでいるものと毛色が違うので,平均的な評価になりました.特に優れていると感じたのは文章の書き方です.それに対してストーリーのプロットはイマイチの感じでした.
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