チンギス紀 十七 天地
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チンギス紀 十七 天地

1,760円 (税込)

8pt

草原に生まれ、大地を駈け、かつてない規模の国を築いたチンギス・カンが、最後の戦場に立つ。

チンギスは病床にある長子ジョチのもとを訪れたのち、草原へと向かう帰還の途につく。西夏領内に入ったチンギスは、ある城にただならぬ気配を感じた。それは黒水城と呼ばれ、砂漠に囲まれており、ウキという謎の人物が主とされていた。一方、チンギスから受けた傷を山中で癒すマルガーシに、カルアシンから見事な剣が手渡される。贈り主は明かされなかったが、マルガーシは戦に向けて隊の修練を重ねていく。アウラガの宮殿に戻ったチンギスは、ソルタホーンから国を揺るがす一大事を告げられた。突如生じた戦いに、チンギスは将軍だけでなくボオルチュも帯同させる――。

「チンギス紀」全17巻、ついに完結。

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チンギス紀 のシリーズ作品

14~17巻配信中 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • チンギス紀 十四 萬里
    1,760円 (税込)
    チンギス・カンは、息子たちや将軍を率い、ホラズム国に大軍で進軍する。 長男ジョチはシル河下流の制圧に向かい、次男チャガタイ、三男ウゲディはオトラル攻略を任された。攻城戦をおこなうため、ボレウとジンの歩兵部隊、ナルスの工兵隊も投入されている。 チンギスは、四男トルイ、ジェベと共にブハラを目指す。 モンゴル軍を迎え撃つのは、帝アラーウッディーンと皇子ジャラールッディーン、イナルチュク、テムル・メリク、そしてマルガーシたちだった。 ホラズム国に遠征するチンギス・カンを、十分な兵力を持つ軍隊が待ち受けていた。 好評第14巻。
  • チンギス紀 十五 子午
    1,760円 (税込)
    ホラズム国の三つの精鋭部隊が、それぞれにチンギスの首を狙う! モンゴル軍がオトラルを攻囲して半年以上が過ぎた。モンゴル軍の兵站に乱れはみられず、オトラルを守るイナルチュクの予想を超えた事態が生じる。スブタイとジェベはブハラを押さえ、サマルカンドを牽制していた。アラーウッディーンは、皇子ジャラールッディーンの副官テムル・メリクにある任務を与え、トルケン太后は三百騎を率いる女隊長・華蓮にチンギスの首を奪るよう命ずる。マルガーシが所属する皇子軍、テルゲノが率いる遊軍、華蓮の軍のそれぞれが、チンギスの命を狙っていた――。 ついにチンギス本隊とホラズム軍があいまみえる、好評第15巻。
  • チンギス紀 十六 蒼氓
    1,760円 (税込)
    ホラズム国の皇子が大軍を率いてチンギス・カンとの一大決戦に臨む! カラ・クム砂漠の戦場からホラズム軍が離脱する。チンギス・カンは、スブタイとジェベ、バラ・チェルビの三人の将軍にその追討を命じた。ホラズム国の帝は西へと退却しながらも、モンゴル軍との戦を継続する。スブタイらは敵の誘いに乗ることを決断した。 一方、ホラズム国の皇子ジャラールッディーンは、南の地で2万騎の指揮を任された。モンゴル国の将軍シギ・クトクがその討伐に向かう。皇子は原野に本営を置き、ジャムカの息子マルガーシもそこにいた。皇子が初めて大軍を率いてモンゴル軍との戦いに挑む。 大国との戦いがついに最終局面をむかえる、好評第16巻。
  • チンギス紀 十七 天地
    1,760円 (税込)
    草原に生まれ、大地を駈け、かつてない規模の国を築いたチンギス・カンが、最後の戦場に立つ。 チンギスは病床にある長子ジョチのもとを訪れたのち、草原へと向かう帰還の途につく。西夏領内に入ったチンギスは、ある城にただならぬ気配を感じた。それは黒水城と呼ばれ、砂漠に囲まれており、ウキという謎の人物が主とされていた。一方、チンギスから受けた傷を山中で癒すマルガーシに、カルアシンから見事な剣が手渡される。贈り主は明かされなかったが、マルガーシは戦に向けて隊の修練を重ねていく。アウラガの宮殿に戻ったチンギスは、ソルタホーンから国を揺るがす一大事を告げられた。突如生じた戦いに、チンギスは将軍だけでなくボオルチュも帯同させる――。 「チンギス紀」全17巻、ついに完結。

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チンギス紀 十七 天地 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2018/5月に1巻を読んでから約6年弱での最終巻で考え深い。
    チンギスは、ホラズム・シャー国との遠征中に病床に倒れ戦た長男ジョチを見舞いに訪れアウラガに戻る西夏領内の砂漠に有る黒水城にただならぬ気配を感じアウラガに戻る。アウラガに戻ったチンギス今まで戦いで領土を広げたが、武人としてこれからを考えな

    1
    2023年12月30日

    Posted by ブクログ

    今まで多くの本を読んできたが、水滸伝が一番好き。シリーズを重ねる毎にどんどん面白くなくなるが、それでも他の普通の小説に比べると断然面白く、寝る間も惜しんでページをめくる。

    チンギス・ハンの話。あまり多くない史実情報も他で確認しつつ読み進む。水滸伝と繋がったときは、嬉しいやら呆れるやら少し複雑な感じ

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    チンギス最終巻。
    親近感の無い世界の物語になかなか入り込めなかったが、さすが北方謙三!終盤にはチンギスの顔は北方謙三そのものにしか見えなくなってきた。
    現代でも歴史でも、日本でも海外でも、常に北方節が冴えわたります。
    気取ったオヤジが大好きです。

    0
    2023年09月17日

    Posted by ブクログ

    草原に生まれ草原を生きてきたチンンギスの最後の戦いが描かれる。巨星落つ、天は一つだから地も一つ…、チンギスの想いは果てしない。ここに壮大な物語が完結。

    0
    2023年09月03日

    Posted by ブクログ

    チンギス紀最後に相応しい一冊になった。今までにない苛烈な戦いの後の静寂はテムジンの草原で最後を終える。最後まで漢を絵描ききった北方氏に感謝!

    0
    2023年08月20日

    Posted by ブクログ

    終わった。チンギス紀、長い長い物語に幕が降りた。謙三作品は男っぽい文体で独特の作風人の心をと言うより小生の心をギュッと鷲掴みにしてくれる。感無量だ。さて次はどんな作品を?待っている。

    0
    2023年08月14日

    Posted by ブクログ

     大水滸伝シリーズも、これで完結だろうか。最終巻は、やや蛇足感がないでもないが、チンギス紀の流れを振り返り、ラストにつながっていくという点で、やはり最終巻にふさわしい。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    このシリーズ読み始めて10ヶ月余り、ようやく最終巻。いつまで経っても誰が誰やら分からんところもあるけど、いい戦いだったし、いい終わり方だった。次は元寇か

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    チンギス・カンの物語だった
    最終巻にして、ようやくそこにたどり着いた

    いやいや『チンギス紀』言うてるやん?
    うーん、そういうんじゃないんよな

    当時の世界人口の半分以上を統治下に収めたといわれるモンゴル帝国
    その礎を築いたチンギス・カン
    果たして彼は何を考え、何を想い、何を見ていたのか?

    世界人

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ

    最終巻まで群像劇として面白く読めた。水滸伝から世界観を繋ぎ続けてるけども、流石にもう終わりだろうと思うがどうかなぁ。

    0
    2023年07月30日

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