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Posted by ブクログ 2022年08月07日
信長の最期まで。
山岡荘八はとにかく武将それぞれに良いキャラクターをもたせるし、どれも歴史に名を残すだけの一角の人物とする。
明智光秀にしても、三日天下で倒れた野望によった逆賊ではなく、信長とのすれ違いを時間を持って描き、一つボタンの掛け違いが正されていれば天下人信長の番頭として立派に勤め上げた未来...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月15日
最初から最後までわかり易く、読みやすい。
史実に基づいているだろうけれど、史料の少ない時代。作者の想像力で埋めていくしかない部分の個性の描き方、選ぶ言葉のセンス、解釈の仕方などが魅力的です。
特に濃姫は婚礼後のことが記されている史料がないにも関わらず、鋭敏で機知に富み、気性の荒い信長を支えた芯の強い...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月27日
五巻まとめて、おもしろかった。しかしおもしろすぎて、これを読んだのは間違いだったかもしれない。もっと後のほうで読めばよかった気がする。
いま読んでいる別の作品はそれはそれで別のおもしろさがあるんだけれども、この作品の武将それぞれの生き様を掘り下げるところが好みにぴったりきてしまったので、あっさりと「...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月23日
まず、小説としての感想。
中盤から最後にかけてのクライマックス感が半端ない!!
読書でこんなにも引き込まれたのは、初めての経験です!!
さて、本題。
僕はコレを読むまで『本能寺の変』とは、
天下を取る目前まで来た信長が増長し傍若無人になったので、
明智光秀がそれを止める為に討ったのだと思ってました...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月21日
人間(じんかん)の誤解とはなんと恐ろしいものでしょうか―。
信長は戦乱の世の申し子で、光秀は平時の武将であったと思います。光秀は信長の世を治めようとする深い意図に気付きえず信長の不興を買ってしまい、疑心暗鬼に陥ってしまったのです。
もちろん信長にも原因はありますが、「光秀が信長の残虐行為を無視しか...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月14日
本能寺の変まで。それまでにも危機はあったが、そのたびにそれを打開してきた。
明智光秀の疑心暗鬼モードは、読んでいていらいらするほどだ。それに気づきながら効果的な策を取れない信長にも、老年の弊害かと思ってしまう。
信長は世紀の豪傑であったが、組織管理については必ずしも優秀でなかったのかもしれない...続きを読む
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