織田信長(5) 本能寺の巻
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織田信長(5) 本能寺の巻

小説・文芸
924円 (税込)

4pt

信長の前途は明るい。叡山、本願寺の焼打ちでは仏敵の汚名は着ても、立ちふさがる敵は、武田勝頼、中国毛利、そして上杉謙信のみ。その謙信が死ぬ。長篠の合戦で武田軍を追い散らした信長の天下統一は目前。だが──明智光秀、本能寺に主君を弑する。時代を先駆けた不世出の天才は笑って死んだ。完結篇。

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織田信長 の一覧

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 織田信長(1) 無門三略の巻
    924円 (税込)
    吉法師(信長)は、奔放奇抜な振るまいで家中のひんしゅくを買う"うつけ者"。だが、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らん。手始めは尾張織田の統一だ。美濃の梟雄斎藤道三から娘の濃姫を娶った信長は、アンチ信長派の旗印となっている弟の殺害を決意した。戦国の世に彗星のごとく出現した驕児の若き日々。
  • 織田信長(2) 桶狭間の巻
    1,265円 (税込)
    天下を狙う駿府の今川義元は、遂に総力をあげて美々しく上洛の旅についた。尾張など眼中にない。抵抗すればもみ潰せ。屈服か、滅亡覚悟の抗戦か。信長は秘策を胸に動じない。だが義元が桶狭間に入ったと聞くや、者ども続け、と飛び出した。折から暴風雨襲来。天は、革命児・信長に味方した。
  • 織田信長(3) 侵略怒涛の巻
    1,265円 (税込)
    今川義元を討った信長の武名は、いちやく天下に轟いたが、諸国はまだ彼の天下統一の野望までは知らない。三河の松平元康(徳川家康)と同盟を結んだ信長は、戦国武将として始めて入洛。堺では大量の鉄砲を仕入れ、次なる敵への配備を固めた。それは美濃稲葉山の斎藤龍興。不落を誇るこの城の攻略法は?
  • 織田信長(4) 天下布武の巻
    924円 (税込)
    朝倉義景攻めで越前に入った織田・徳川連合軍の背後で、浅井長政が叛いた。妹婿を信じた不覚。生命からがら京へ戻った信長は、ついに叡山の焼打ち、皆殺しに踏みきった。これが武田信玄の上洛を促す。その途上での信玄の突然の死。四面楚歌の中で雄叫びを続けていた信長は救われた。次は長政を討つ!
  • 織田信長(5) 本能寺の巻
    924円 (税込)
    信長の前途は明るい。叡山、本願寺の焼打ちでは仏敵の汚名は着ても、立ちふさがる敵は、武田勝頼、中国毛利、そして上杉謙信のみ。その謙信が死ぬ。長篠の合戦で武田軍を追い散らした信長の天下統一は目前。だが──明智光秀、本能寺に主君を弑する。時代を先駆けた不世出の天才は笑って死んだ。完結篇。

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織田信長(5) 本能寺の巻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    【要約】
    戦国を駆ける信長の強さは、敵味方の心理を読み解く緻密な洞察力と、時流を捉えて自発性を促す「捨身の見識と力」にある。相手を救う嘘や、あえて難題を課して部下を奮起させるなど、一見非情な合理性の裏には、驚くほど人間の機微への深い理解が隠されている。
    【感想】
    以前は信長を単なる冷酷な天才と思っていたが、本作の、相手の立場を徹底的に考え抜いた上での人心掌握術に深く感銘を受けた。勝って誇らず敗れて乱れず、強い理性で意地を貫く登場人物たちの生き様から、日本人としての心の機微が痛烈に伝わってきた。
    【アクション】
    相手の真意や感情を事前に深く洞察し、状況に応じて自発的な行動を促すアプローチを意識していきたい。上に立つ時ほど世間からの見え方を意識し、誠意と思いやりのある対話を積み重ねる。

    0
    2026年07月11日

    Posted by ブクログ

    信長の最期まで。
    山岡荘八はとにかく武将それぞれに良いキャラクターをもたせるし、どれも歴史に名を残すだけの一角の人物とする。
    明智光秀にしても、三日天下で倒れた野望によった逆賊ではなく、信長とのすれ違いを時間を持って描き、一つボタンの掛け違いが正されていれば天下人信長の番頭として立派に勤め上げた未来を感じさせる。
    それゆえに、自身の華やか未来を不思議と持てないまま信長へ謀反していく光秀が物悲しい。
    ここまで信長と濃姫の魅力に非常に楽しませてもらいながら読み進めてきたのでラストの本能寺は泣ける。

    0
    2022年08月07日

    Posted by ブクログ

    最初から最後までわかり易く、読みやすい。
    史実に基づいているだろうけれど、史料の少ない時代。作者の想像力で埋めていくしかない部分の個性の描き方、選ぶ言葉のセンス、解釈の仕方などが魅力的です。
    特に濃姫は婚礼後のことが記されている史料がないにも関わらず、鋭敏で機知に富み、気性の荒い信長を支えた芯の強い一筋縄ではいかない女性が艶っぽく描かれています。
    天下を手中に治めるまであと少しだった信長の最期は悲哀に満ちています。濃姫を最後、そう描いてくれてよかったな・・・。猜疑心を増幅させていく明智光秀の心理描写は痛々しく、哀しく、つらかったです。
    終わり方も見事でした。
    信長は英雄だなとあらためて思いました。光秀が裏切らなければ信長は・・・とやはり考えてしまいます。

    0
    2017年11月15日

    Posted by ブクログ

    五巻まとめて、おもしろかった。しかしおもしろすぎて、これを読んだのは間違いだったかもしれない。もっと後のほうで読めばよかった気がする。
    いま読んでいる別の作品はそれはそれで別のおもしろさがあるんだけれども、この作品の武将それぞれの生き様を掘り下げるところが好みにぴったりきてしまったので、あっさりと「○○を斬った」とかで済んでしまうのが、あ、ああー、山岡荘八のだともっとこうだったのにー、となって、もったいない気持ちになる。

    信長が魅力的なのは言うまでもないので、他のことを。
    普段は穏やかで物静かな家康の、三方ヶ原の戦いで見せる激情がよかった。金ヶ崎の退き口では信長を冷静に諌めていたのに、自分が総大将として危機に陥るとああなるのか、と思った。でも家康は若いのに随分落ち着いてるなあと思っていたので、若さなりの血潮が見えた感じでよかった。
    池宮彰一郎「本能寺」では影のうすかった濃姫が、この作品では嫁ぐ前の道三との会話からラストまで魅力的だった。五十近くなっても若い外見の濃姫が「濃はまだ二十代だから」と澄ましてるのがかわいいし、愛情込めて「バケモノ」と呼ぶ信長もかわいい。いい夫婦っぷり。
    本能寺の変での濃姫と蘭丸にはぐっときた。終盤の光秀も、もうちょっとこう、何かひとつでも違ってれば未来が変わってたんだろうなあ、という感じで、なんともやりきれなくていい。


    ところで与一郎がもっと出てくると何の根拠もなく思ってたんだけど、読み終わってみれば細川父子は意外と出番少なかったですね。

    0
    2013年06月27日

    Posted by ブクログ

    濃姫と蘭丸が大活躍!
    個人的には光秀は嫌いじゃないので、小説やドラマの中で本能寺の変が起こると無性に辛くなる。
    変えられない過去。でも変わって欲しい気がする過去。

    0
    2012年11月29日

    Posted by ブクログ

    まず、小説としての感想。
    中盤から最後にかけてのクライマックス感が半端ない!!
    読書でこんなにも引き込まれたのは、初めての経験です!!

    さて、本題。
    僕はコレを読むまで『本能寺の変』とは、
    天下を取る目前まで来た信長が増長し傍若無人になったので、
    明智光秀がそれを止める為に討ったのだと思ってました。
    でも、まるで反対でした。
    光秀自身の『信長への恐怖と疑念』が、自らを盲目にさせた挙げ句の愚行でした。
    家康と肩を並べれるほど優秀な武将であったはずの光秀。
    人の精神力とは本当に大事な物だと思いました。

    クライマックスで印象に残ったシーン。
    光秀が謀叛を起こした事を知った信長は、鼻で笑いながら言います。
    「光秀か。光秀ならどうにもならぬわ。あやつが起こした謀叛なら手落ちはあるまい。たわけめ。」
    こんな時でも信長は光秀の優秀さを認め、自分が討ち取られるであろう事をハッキリと宣言しています。
    そして、この光秀の愚行と、
    それに気付かなかった自分に叱咤をしている。
    そして、もう一つ。
    本能寺に居る女子供を逃がす為に言った言葉。
    「早く寺内から出て落ちよ(降伏せよ)と申すのだ!!光秀は女子供は斬らぬ奴だ!!急げ!!」
    ここでも自分に対して謀叛を働いている光秀の人間性を評価し、
    それを計算した上で侍女達の生命を救う機会を待っていた。

    どこまでも冷静な信長が凄いと思いました。
    そして、何より
    『とてつもない優しさを持っていた人物』
    なのだと知れた事が凄く嬉しかった。
    良い本に出会えたと思いました♪

    0
    2012年11月23日

    Posted by ブクログ

    人間(じんかん)の誤解とはなんと恐ろしいものでしょうか―。

    信長は戦乱の世の申し子で、光秀は平時の武将であったと思います。光秀は信長の世を治めようとする深い意図に気付きえず信長の不興を買ってしまい、疑心暗鬼に陥ってしまったのです。
    もちろん信長にも原因はありますが、「光秀が信長の残虐行為を無視しかねて謀反した」という説は適当でないと思います。それは平時での考えであり、血で血を洗う戦国時代を早く終わらせ平和な時代を迎えるには信長の策こそ正しかったのではないでしょうか。

    疑心暗鬼に取り付かれ、あれほど失態を重ねた光秀が謀反の段取りでは完璧を期した、というのも皮肉なものです。

    全五巻、信長の波乱に満ちた生涯を追ってきました。彼の生から学ぶものは多いと思います。お勧めです。

    0
    2010年10月21日

    Posted by ブクログ

    おそらく私が一番最初に読んだ時代小説でした。
    これをきっかけに一気に戦国時代にはまった気がします。

    0
    2009年11月25日

    Posted by ブクログ

    面白かった!戦国物は初めて読んだから、なんとなく聞いたことのある武将達がどういう人なのか少しわかって良かった。

    0
    2014年06月05日

    Posted by ブクログ

     本能寺の変まで。それまでにも危機はあったが、そのたびにそれを打開してきた。
     明智光秀の疑心暗鬼モードは、読んでいていらいらするほどだ。それに気づきながら効果的な策を取れない信長にも、老年の弊害かと思ってしまう。
     信長は世紀の豪傑であったが、組織管理については必ずしも優秀でなかったのかもしれない。あるいは、時代がまだ熟していなかったのだろうか。

    0
    2013年04月14日

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