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洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、決して外には漏らされない――。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した、宮部みゆき流の人情怪談!
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Posted by ブクログ
シリーズものですが角川文庫夏フェアで知って初めて読みました。不思議な物語の数々は人の優しさ、残酷さ、嫉妬、温かさ…様々な側面を丁寧に描いていて、悲しさや怒りにいっときは焼かれようとも聴き終わる頃には清々しい気持ちになっていました。 小旦那さん以外が最初は話を聴いてたの? これまでにも沢山の不思議な話...続きを読むがあったの? と疑問がいっぱいで最初から読んでみたくなりました。続きが気になるならぬ最初が気になっていてもたってもいられません。
4話とおまけ小話の短編集。シリーズ第9巻。 帯びに「怖い! あたたかい、泣ける……。ぜんぶが詰まった江戸怪談!」。 これ以上的確なコピーはないというほど、怖くて、あたたかくて、泣けた作品だった。 今年も夏の季節に文庫化された本作。まさに夏にふさわしい変調怪談なのだった。 そして前巻にもまして、どの話...続きを読むも胸に迫り「ああ、いいものを読んだなあ」としみじみできる。すばらしい。 最後の話まで読み終えて「ああ、終わっちゃった……」と切なくなったところのおまけ。にくいったらありゃしないのである。すばらしい。 どの話も素晴らしいのだが、最終話はおそらく「ものを作り出す」ことに少しでも関わっておられる方なら身に迫ること請け合い。 私も涙ぐんじゃいました。 あやかしたっぷり、人の怖さもたっぷり、そして勇気と元気もらえる素晴らしい作品です。シリーズの9巻目だが、それにこだわらず、これから読んでもたっぷり楽しめる。 夏におすすめの作品です。
第一話 青瓜不動 第二話 だんだん人形 第三話 自在の筆 第四話 針雨の里 特別収録 面影鬼 洒落た一品をそろえる袋物屋<三島屋>の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、けっして外には漏らされないー。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんや...続きを読むの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した宮部みゆき流の怪談怪談! 第一話 瓜畑で採れたのっぺらぼうの仏像「うりんぼ様」にまつわる話 第二話 悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ、家族を守る人形の話 第三話 描きたいものを自在に描ける不思議な筆について 第四話 山の恵みに頼って生きる、慎ましい村に隠された秘密とは おちかの赤ん坊が無事に生まれて本当によかった 富次郎は怪談の聞き手としては、感受性豊か過ぎて、なんだか辛そうな気もする
大好きなシリーズ 今回は怖い話というより 切ない話でしたね 小旦那さんも大活躍! 付録?のイラストや 今まで語られた話一覧が 嬉しかったです
三島屋百物語のvol.9、4作の中編から成る。黒白の間で聞き捨てられる風変わりな百物語を聞くのは、おちかに代わって小旦那の富次郎。江戸の商家の次男坊の性格が程良く描写されてて、それが聞く側の想いに反映されてるのが、さすが宮部氏と感嘆させられる。今回も時代背景や地域性、男女の置かれ方も併せて、人の胸の...続きを読む奥に棲みつく様々な想いを炙り出している。表題の青瓜不動も最高だったが、お勝さんのエピソードも良かった。 最早、三島屋の面々は私に取って、遠くに住む家族の様な存在。三島屋の店先を覗いてみたい。
黒白の間の主、富次郎もだいぶ板に付いてきて、そしておちかもいよいよ臨月。黒白の間の語りもそれぞれ恐ろしさの中にも温かさを感じました。
4つのお話しが入っています。 青瓜不動 だんだん人形 自在の筆 針雨の里 一番心に残ったのは 針雨の里 でした。 捨て子たちを 集めて 山の中に住む 雨が何故か降らない 湧き水もあるし 子供たちは 食事もちゃんと与えられる。 ある時 雨が怖い話しを聞く 針のように 身体を刺していく うーん? この...続きを読む人たちが住んでるのは 活火山だった森 ある日 一人前になった門二郎は 村長が村から出て 山の見回りにいくのについていく。 そして 村の外に出て 売り買いしている増造が もう年なので 門二郎に そのあとをついでくれないか! と言われる。 門二郎は ずっとこの村にいたいと思っていた。 その話しを聞いて 嬉しくてしかたない。 そこに噴火が起こる 噴石と雨! 雨が村人の身体を貫いていく。 人ではないものに 人の魂が住んでいた。 だから村人は 食べずに 子供たちに食べさせていた。 怖くて優しくてはかない! 優しい魂だけが 宿ったんですね! 人は身体を持つと こんなに優しくはなれないのか? 三島屋の富二郎の心にも 読んだ私の心にも しみる話しでした。
今回も?けっこう重かった。救いのないような話はちょっと苦手なんだけど、このシリーズは楽しみにして読んでいる。 そうかー、やっぱりだったり・・・予想を超えていたりでどんどん読み進んでいける。不思議な話ではあるけれど、満足かな
文庫本になって再読。最終話は文庫本の特典のようなのでラッキー✌️ 青瓜不動 だんだん人形 自在の筆 針雨の里 面影鬼 三島屋変調百物語 続之幕間 中でも、だんだん人形の話が断然辛い。 理不尽さにハラワタも煮えくりかえる。
宮部みゆきの青瓜不動を読みました。 三島屋変調百物語九之続でした。 今回も三島屋の小旦那富次郎が語り手からあやかしのお話を聞きます。 1話目の青瓜不動はおちかの臨月にからんでのお話でした。 無事赤子が生まれるように富次郎は不動明王のうりんぼ様におちかの安産をお祈りするのでした。 他のお話も面白...続きを読むく読みました。
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