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Posted by ブクログ
宮部みゆきの小説は読むべきものがあまりに多すぎるので、このシリーズはまだ手をつけていなかった。シリーズ物を読むのはあまり気乗りしなかったのだが、読んでみてビックリ!傑作だった!
まず怪談としての品質が高い!とくに「曼珠沙華」「魔鏡」は本当いい塩梅であるとしか言いようがない。
シリーズであるのにこの一冊のみで一応の完結がされている。これも実に有難い!百物語とのことなので、てっきり松太郎の話はてっきり最後かなと思っていたが、まさかの一冊目でしっかりやってくれるとは、、
客人の話をきき、心から同情することで自らの過去と向き合い成長するおちかと、おちかに許されることで自らの過ちと向き合う事ができた怪談の登場人物達を描いている。この辺はえらくキリスト教的かと思った。
この後のシリーズも非常に楽しみ!
Posted by ブクログ
最初は振り売りだった袋物屋の伊兵衛・お民の夫婦が神田三島町に店を構えて十一年。
伊兵衛の長兄の兄、ちか十七歳が心に傷を抱えてやってきた。
1話 曼珠沙華
曼珠沙華が怖くてたまらない老商人が語った、すれ違った兄弟の話
2話 凶宅
美しい女、たかが話す、この世のものではない豪華な屋敷(安藤坂の屋敷)に呼ばれた一家の話
※おちかのために黒白の間で変わり百物語を始めようと伊兵衛が思い立つ。
3話 邪恋
おちかちゃんがおしまさんへ話す、自分の目の前で起きてしまった悲しい話
4話 魔境
おしまさんの昔の奉公先のお嬢さん、今は若お内儀さんが話す、姉弟の禁断の恋とそれが引き起こした一家滅亡の話
※おちかちゃんの兄、喜一が会いに来るという知らせが三島屋に入る
・・・おしまさんというあったかくておせっかい焼きの人が三島屋の女中さんで居てくれてほんとにほんとに良かったね、って思ったエピソード
5. 家鳴り
おちかちゃんが安藤坂の武家屋敷に呼ばれるお話
※おちかが三島屋にきて三ヶ月が経った晩秋、喜一が訪ねてくる。
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2018.03 きっかけ:母に借りる。
ずっと気になっていた三島屋シリーズ。
シリーズものだとは知っていたけど、どの順番で読むのかが分からず。
そうこうしてたら、二巻目から読んでハマった母から借りれることになった。
短編集のようで、すべての物語が続いていて展開が気になってしまい、読み始めたら止まらなくて2日で読んでしまった。
この物語の感想をどう言葉にしていいのか分からない。
人は悲しく、他人と関わって生きるのは難しく辛い。でも、反面 人は優しくて、他人と関わることで救われることだってある。
辛くて悲しくて絶望的なことがあっても、立ち止まってはいけない。自分に出来ることをしていけば、人は誰かを助けることができて、誰かに助けてもられて進んでいける。
そんなことを思いました。
悲しい別れをしたおちかちゃんに今後素敵な未来があるといいな。
2025.06 再読
今私の中で一番好きな宮部作品。
宮部さんが一生をかけて書き続けたい‥とどこかでおっしゃっていましたが、私も一生かけて読み続けたい作品。
何度読み返しても夢中になる。涙流してデトックスするにはホントにぴったりの作品。悲しい涙、優しい涙、切ない涙、悔しい・やるせない涙色々出る(笑)最新刊を読んでる身で読み返すと物語の中の時の流れがとても感慨深い。どの話も秀逸でその中で三島屋の面々が日々を生きている様子が描かれるのがとても好き。
再読でふと思い立ち、各巻のお話と三島屋さんの年表的なものをまとめたいと思ったので、先頭にきさいしていく。
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