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Posted by ブクログ
今回の三話は、ハードでした(汗)
その中でも第一話は、ちょっとファンタジーな感じがしました。笑顔を失った餅太郎の健気な行動に、心打たれました。
第二話、三話は、なかなかの恐ろしさ。ホラー映画です笑
そんな恐ろしい話も、富次郎に聞いてもらい、そして、絵にしたためてもらう。
おちかちゃんから継いだ冨次郎も、たくましくすっかり聞き手として板につきましたね。
そして、冨次郎のおちかちゃんへの想いがあたたかくてほっこりします。
おちかちゃんの出産の準備のため、少しの間百物語もお休みするようですが、元気な赤ちゃんが産まれることを祈りつつ、再開を楽しみにしています♪
傷心のお兄さんも帰ってきて、今後の兄弟のやりとりも興味深いです。
Posted by ブクログ
神田の袋物屋、三島屋で語られるのは誰にも話せない不思議な物語たち。
賽子の神様が出てくる「賽子と虻」、土鍋に潜む何かと対面する「土鍋女房」、江戸版吸血鬼「よって件のごとし」の三話を収録。シリーズ八作目。
一話目の「賽子と虻」が一番好き。冒頭の語り手の様子からは想像もできないぐらい、とても勇気が出るお話。宮部さんが描く子供は本当に良い。餅太郎とキリ次郎のコンビがとにかく楽しい。弥生と官兵衛も。好きすぎる。
「土鍋女房」は、オンナのお話、なんだろうな。三島屋シリーズでは→
割とよく扱われている気がする。時代背景との兼ね合いなのかな。江戸時代だしな。
「よって件のごとし」はいわゆる“妖怪話”で、かなりファンタジー寄り。ホラー味もあるよな。かなり怖い。読み応えは抜群。
三島屋的にも色々動きがあって、早く次が読みたいシリーズ。青瓜不動読むの楽しみ!
Posted by ブクログ
文庫化を心待ちにしている三島屋シリーズ。
本書『八之続』の収録作品は三編とも中編というべき長さで読み応えがあった。
『賽子と虻』は姉を想う少年の勇気、てちんと転がるキリ次郎の可愛らしさが心に残る秀作。報われたとは言い難い結末が悲しいが、含みを残した終わり方なので、餅太郎の再登場を期待したい。
続く『土鍋女房』は怪談らしい怪談。好きな人には刺さりそうだが、理不尽さがどうにも消化しきれず、第一話・三話ほどの好印象はなし。
表題作『よって件のごとし』は異色とも言えるゾンビ物だが、冒険あり、家族愛あり、恋愛ありと読みどころ満載で一番楽しめた。悲しみが通奏低音として流れているにも関わらず、読後感が良く、シリーズを通してのお気に入り作品となった。
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