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Posted by ブクログ 2024年04月19日
相変わらず面白い。おちかちゃんの美少女設定がどんどん派手になってくるのが気になるものの、3巻目は別口で百物語の会などもあり怪談話の数が多くて読みごたえがあった。江戸時代の商家の風習が枕になっているのも退屈しなくて良い。のんびり不思議な昔話でも聴いているようなシリーズだ。ただし、2巻ほどのほっこりはな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月10日
三島屋伊兵衛の姪であるおちかは、様々な出来事を経て黒白の間で“変わり百物語”の聞き手を務める。
可愛らしい恋バナから人を殺めた話、さらに物の怪話まで……様々な“不思議な話”が集められた三島屋シリーズ第三弾。→
「くりから御前」は関東大震災後に発表された、山津波で生まれ故郷を無くした男が語る優しいお...続きを読む
本格的な怪談もあり、人がもつ恐ろしさがテーマの話もあり、超常現象のような人智を超えた話もありで、飽きさせない構成になっていると思います。
と思えばおちかさんが不可思議な体験をするなど主人公の物語も進行していったり、そこに語り手の話との関連性があるなど先の展開が気になる内容でした。
Posted by ブクログ 2022年09月16日
表題作、久々に来ました、宮部みゆき is back。
前巻まで切り詰め感が不足していると感じていたのですが、本巻、ようやくソリッドな感覚。こうでなくっちゃ。こういうお噺は短編能力が問われると個人的には感じておりまして、この観点で本巻はそれが遺憾なく発揮されているかと。
怖いけど次に読み進めたい、良質...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月06日
今日も三島屋に客が訪れてくる。
だが、買い物のためではない。
黒白の間を訪ねてくる。
だが、主人の囲碁の仲間ではない。
言うに言われぬ話を抱えてやってくる。
語る相手は、主人の姪っ子おちか。
語って語り捨て。
聞いて聞き捨て。
それだけが約定である。
「怪異を語るということは、人の世の闇...続きを読む
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