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一度にひとりずつ、百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。ある事件を境に心を閉ざしていたおちかだったが、訪れる人々の不思議な話を聞くうちに、徐々にその心は溶け始めていた。ある日おちかは、深考塾の若先生・青野利一郎から「紫陽花屋敷」の話を聞く。それは、暗獣“くろすけ”にまつわる切ない物語であった。人を恋いながら人のそばでは生きられない“くろすけ”とは―。三島屋シリーズ第二弾!
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Posted by ブクログ
うわっ面白い。特に表題作が良すぎる。 怪異なのに愛らしい暗獣〈くろすけ〉との日々は微笑ましい。 だけどその性質は悲しく切ないもので、堪え切れずに泣きました。 収録されている四話とも本当に面白くて、怪異譚といっても“怖い”以外の感情が沢山湧き上がってくるので読むのが楽しい。 時代小説には苦手意識があっ...続きを読むたけど、このシリーズはぐいぐい読めるので自分でも驚いてる。
あんじゅう。 帯と絵でなんとなくやられた感はありましたけど、時代ものでこんなに涙が出るとは… 宮部みゆきはすげぇっすわ。 動物好きならば、いや、動物が好きでなくても、あんじゅうのことを見守りたくなると思います。 あたたかくて、切ない。
大好きな1冊になりました。 “あんじゅう”って何かなって疑問でしたが、読み終わってこれが題名になった事に納得です。“おそろし”も読んでいないので次回読みたいって思います。
もうこのシリーズを読むと決めたらこれが一番の展開だと思う。 今風に言ったらファンタジー?もっとおどろおどろしく言ったら怪談? おちかの素直で可愛い人となりと叔父さん叔母さんの人間性などキャラクターに癒される
三島屋百物語第二段 逃げ水のお旱さん、藪から千本のお花とお梅、暗獣のくろすけ、吠える仏の4部作。 お勝と利一郎らが三島屋の新レギュラーに加わりより賑やかさを感じた。 そしてくろすけに泣いた。星5 人を恋うが共に暮らせない悲しい生まれのくろすけに出逢い、人嫌いな自分の傲慢さに気づき人と関わり生きると...続きを読む心変化した師匠。とても感動するし、序盤の師匠の気持ち、わかるな〜と思っていたが後の改心は見習いたいし自分に言われてるような気分になった。良本。
時代物は避けてきたけど、殆ど全ページに味のある挿絵があるおかげで読む気になった。 そして読んでみたら、さすが宮部みゆき!やっぱり面白い!! 三島屋のおちかが、怪談を聞く。白子様と、あんじゅうと、行念坊のお話。どれも良かった。2011/4/15 これを読んだのはもう13年も前になるけど、いまだにふと...続きを読むした時にあんじゅうのイメージがふとした時に頭に浮かんでくる。
トラウマのあるお嬢さんが様々な人たちの不思議体験談を聞くという設定のファンタジー時代小説その2。相変わらず面白い。そして泣ける。今回は化け物達に共感するお話が多くて、アニメ『夏目友人帳』を見るたび泣いている自分など涙腺大崩壊だった。 「あんじゅう」とは何だろう?饅頭の仲間か?と思っていたら「暗獣」と...続きを読むのこと。読み終えた後にブックデザインのあちこちに隠れていた暗獣「くろすけ」に気づいて、またしても泣かされた。家屋敷に意識が宿るというアイデアは奇異なようで感覚として分かる。主客が渾然一体化した日本人(日本語)ならではの世界の捉え方だと思う。ちなみに単行本で読んだのだが、南伸坊氏による愛嬌たっぷりのイラストがこれまた素晴らしかった。
シリーズ一作目の『おそろし』も雰囲気・内容ともに好きでしたが、『あんじゅう』に収録されている話が圧倒的に好みです。 特に「藪から千本」のドロっとした生温い沼みたいな怖さ、次の「暗獣」の不思議さと切なさという緩急に、しばらく読後の余韻が引きませんでした。 一作目以上に人の内面にクローズアップした話に...続きを読むなっていたように思います。 「どんな幽霊よりも結局生きた人が一番怖い」みたいな感想は怪談好きとして安直に言いたくはないのですが、今作は生きた人の浅ましく恐ろしい部分と、神仏や怪異の超自然的な恐ろしさのバランスが、私としてはとても丁度いい塩梅でした。
シリーズ二作目。 人間の欲や身勝手さが先なのか、怪奇が起こるから人間が心惑わされるのか…。 ホラーであるけれど、ファンタジーでもあるし、ミステリーでもある。さらにそこに人々の人情話もあわさった時代物に仕上げてしまうなんて! 江戸の人々の生き生きとした暮らしを想像しながら読んでいます。 心強い仲間も増...続きを読むえて、次回作も楽しみです。
江戸の袋物屋である三島屋に身を寄せているおちかは、「黒白の間」で江戸に住む人々の不思議な話を聞く。 ある丁稚の周りでは水が逃げ(逃げ水)三島屋の隣家での嫁入りは不思議なしきたりがあり(藪から千本)幽霊屋敷に住む→ “くろすけ”は三島屋の丁稚である新太の知り合いの師匠と出逢い(暗獣)偽坊主の過去には...続きを読む恐ろしい村があった(吠える仏) 「暗獣」のお話がとにかく良い……やさしい、やさしい怪談……泣いちゃうぅぅぅ!! 「逃げ水」もかわいいお話。まぁ、大人の身勝手なところもあるけれども、平太とお旱様が→ かわいい。 「藪から千本」はなんとなく針千本飲んだような話で「吠える仏」に至っては普通に怖い怪談だったけど。 2作目ではおちかちゃんの周りの人間が増えて、“おちかちゃんの物語”に厚みが出た感じ。時代小説感があっていいよねぇ。 青野先生が今後どう絡むかも楽しみ! 以下、リアルタイムツイート 1話目から子供の話で、好き!ってなってる(宮部さんが描く子供が好き) おちかちゃん、だいぶん大人になったなぁ。しっかりしてる。まぁ、前作のラストみたいなことがあれば色々肝も座るわな(笑) 2話はなかなかにヘヴィなおはなし。 そう落ち着くのかぁ……からのラスト!お民さんに笑っちゃった(笑) お勝さんがとても良い。おしまさんとの対比が楽しいなぁ。 そして3話はまた新太のお話だぁ( *´艸`)この巻、子どものお話が多くて好き! くろすけぇぇぇぇ。・゚(´□`)゚・。 (あんじゅう、第3話読書中) 何という……何ということなんだ……。あんなにニコニコしながら読んでいたら、うっかり泣きかけた……てか、一人なら号泣レベル。 まだだ、まだ終わりじゃない……きっとこの先にしあわせが……てか、本件がまだ片付いてないじゃないか。 「おまえは再び孤独になる。だが、もう独りぼっちではない。(中略)お前がここにいることを知っているのだから」(481ページ) こんなん、泣くしかないやん!うわぁぁぁぁん。・゚(´□`)゚・。 世間に交じり、良きにつけ悪しきにつけ人の情に触れていなくては、何の学問ぞ、何の知識ぞ。(502ページ) うわぁ……キッツいなぁ(笑) そうだね、そうだよ。だからこその 人は変わる。いくつになっても変わることができる(502ページ) なんだね。 ぐぁぁぁ。この話すごいな! ちょっと放心してる……。めちゃくちゃええおはなしを読んだ……。 このお話読んでから書影見たら……ぐぁぁ!! あんじゅう、を昨夜読み終わる。 とても良い短編集だった……。 三島屋ファミリー、最高……フィクションだからこその最高さがある……。
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