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百物語なんかしていると、この世の業を集めますよ――。江戸は神田の袋物屋・三島屋では、風変わりな百物語が続けられている。語り手一人に、聞き手も一人。主人の次男・富次郎が聞いた話はけっして外には漏らさない。少年時代を木賃宿で過ごした老人が三島屋を訪れた。迷える魂の水先案内を務める不思議な水夫に出会ったことがあるという――。三島屋に嬉しい報せも舞い込み、ますます目が離せない宮部みゆき流の江戸怪談。
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Posted by ブクログ
オーディブルにて。 団子屋を営む娘からのお話、「一途の念」が印象的だった。お団子も美味しそう。 余談だが、同じ時代のあやかしを描いた小説を読んで、比べてみると改めて宮部みゆきの上手さが引き立った。ゾクッとさせる怖さ、悲しみや温かみの描写が沁みる。
聞き手が三島屋の次男、富次郎になってから2作目。絵心のある富次郎は聞いた話を白墨で絵にして「あやかし草紙」と名付けた箱に封じ込め聞き捨てる。 「火焔太鼓」「一途の念」「魂手形」の三篇収録、シリーズ7作目。→ 今回はどの話も「不思議感」が増していて怖いというよりしんみりする感じ。「あやかし」側の気持...続きを読むちになるとよりしんみり。 魂手形が特に良かった。水面、好きだなぁ。お竹も好き。宮部さんが描く大人と子供の交流が大好物なんで、ほんとほっこりしながらじーんとなった。→ そしてラストにはおちかの時からのアレ。これ、次巻はまたもは波瀾万丈では?読むのが楽しみすぎる!! 新刊も出たし、まだまだ楽しめると思うと嬉しいなぁ。
前巻は長編のお話でしたが、今回は短めのエピソード。どのストーリーも読後すっきり感ありです。お侍さんはかっこいいし、女の子はかわいいし、おじいさんは渋かわいい。 今回も楽しませていただきました。
またまた楽しめた一冊。 第三話「魂手形」。ただ恐ろしいとか、不可思議、怪異というだけではなく、人としての生き方、のようなものもなんとなく教えてくれるような物語でした。
語り手1人、聴き手も1人のちょっと変わった百物語を行う三島屋。 語られる物語が描かれているのですが、こちらは続編で7作目でした。 1作目は『おそろし』。聞いたことはありますが、未読でした。いきなり続編から読み始めましたがそれでも問題なく楽しめました。過去のエピソードが少し出てきますので、回収したくて...続きを読む1作目から読んでみたくなりました。 当たり前のように妖怪やらお化けがでてきます。流石宮部みゆきさんで全く違和感なく受け入れられる世界観でした。分かりやすいホラーではなくほんのり薄暗い…行燈のついた部屋にいるような雰囲気でした。
三島屋変調百物語 七の続き 火焔太鼓 一途の念 魂手形 それぞれにヒヤッと怖いけど、人の業を考えさせられる。
三島屋シリーズ7作目という事を知らずに読み始めたが、初めから最後まで大変面白かった!登場するキャラクターが皆とても魅力的。また江戸の賑やかさや活気ある粋な雰囲気が読んでいて楽しかった。1作目の「おそろし」から読み通したいと思います!
「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」の三島屋の変わり百物語に、とある老人がやってきた。 彼が少年時代を過ごした木賃宿に、お化けが客として泊まったというのが話の始まりだったのだが ——— 。 変調百物語も七之続きまで来ましたが、まだ34話なんですね。 怪談めいたお話の中に描かれるのは、あいも変わ...続きを読むらず人間の業。 今回の表題にもなっている「魂手形」は、私の好きな夢枕獏さんの陰陽師シリーズにも通じるお話で、なかなか唸らされました。 この「魂手形」の中では、前の聞き手であるおちかのおめでたい知らせが届き、そして、最後にはこの世の人ではない、怪しげなあの男が意味深な言葉を残して消えいていき、不穏な空気を漂わせての終幕。 この男が何者なのか、何かをしようとしているのか。むちゃくちゃ気になります。
三部作 1,火の太鼓、山の中の湖の神様?人? 2,団子屋の女の子のお母さんの顛末 3,魂手形 木賃宿に怒魂を連れた水夫が来る
江戸の神田にある袋物屋の三島屋さん。その店の次男坊の富次郎が変わり百物語の聞き手です。今回もそれぞれに3人の話し手が訪れます。話し手の事情は世間に語られる類いの話ではなく、不思議且つ人情に絡まる話です。それだけに、聞き手の富次郎も襟を正しながら話し手の想いを受け止めます。 3つの話の中でも、「火焔太...続きを読む鼓」の話は、話し手の中村新之助の兄嫁「よし」の賢さが光ります。美丈夫の兄、柳之助の嫁に河原の石に目鼻をつけたような容貌の娘が何故この家の嫁に請われたのか?この藩の山城を守る火消し組が鳴らす大太鼓にその秘密がありました。昔からの伝説と言われている話には、必ず何らかの曰くがあります。その秘密を受け継ぎ、この藩を火災から代々守っているのはよしの実家、茅野家でした。非情と言える茅野家の使命を凛として受け入れ、佇むよしの姿は、多分見目形の麗しさを超えるものだと思いました。
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