大奥づとめ―よろずおつとめ申し候―(新潮文庫)
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大奥づとめ―よろずおつとめ申し候―(新潮文庫)

693円 (税込)
485円 (税込) 12月25日まで

2pt

上様の寵愛こそすべて、とは考えなかった女性たちがいた。御手つきとは違い、昼間の仕事に励んだ「お清」の女中たち。努力と才覚で働く彼女たちにも、人知れず悩みはあって……。里に帰れぬ事情がある文書係の女、お洒落が苦手なのに衣装係になった女、大柄というだけで生き辛い女、負けるわけにはいかぬが口癖の女。涙も口惜しさも強さに変えて、溌剌と自分らしく生きた女たちを描く傑作。(解説・細谷正充)

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大奥づとめ―よろずおつとめ申し候―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    6編からなる大奥の中の様々な部所で働く女達の話。
    どの話もとても良かった。 身分も年齢も大奥に入ることになった事情もそれぞれ違う登場人物達が 時に思い悩み しかし皆 誠意をもって一生懸命自分のつとめをはたそうとする姿勢が 清々しく気持ちが良い。
    〝つはものの女〟で 初瀬様が言った「ここまで歩んで来

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    江戸城・大奥のお仕事小説短編集。
    ひのえうまの女・・・奥女中の要・御年寄に仕えたお利久。
     家の事情も伴い、大奥で出世したい願望あれど、今の仕事は
     心あらず。だが思わぬ出会いから自分を生かせる道を見出す。
    いろなぐさの女・・・「私にご指南いただきたいのです」
     呉服の間のお松の境遇からの悩み。呉服

    0
    2024年06月12日

    Posted by ブクログ

    最初、堅いかな?読みにくいかな?と不安もあったが、いつの間にか大奥の暮らしに引き込まれて楽しかった。大奥に勤めている色んな階級の女性たちの話の短編集。前の話に出てきた方が、あとの話の中に出てくるとその後がわかって微笑ましく思えた。
    当時あった豪華絢爛な衣装や小物など今はどうなっているんだろうか。江戸

    0
    2024年01月22日

    Posted by ブクログ

    大奥を舞台にした女性たちのお仕事小説。芯のある女性たちの成長や気づきは面白い。温かな気持ちになった。

    0
    2021年07月01日

    Posted by ブクログ

    試しにと手に取り、小さなお話がいくつもあり、大作ではないと期待せず読んでみた。読み始めてみると、大奥の習わしに好奇心が動かされ、さらには一つ一つの話の温かさに涙がこぼれそうになった。読んでいると心がほぐされるような感覚でとても読み心地が良かった。面白楽しかった。

    0
    2024年09月26日

    Posted by ブクログ

    朝井まかてさんの残り者の解説に、おすすめとあったので読みました。
    残り者よりももっと読みやすいお仕事小説でした!

    0
    2024年08月07日

    Posted by ブクログ

    大奥を舞台にしたお仕事小説。
    面白かった!!

    女性同士のドロドロ感はなくて、職業人としての様々な女性たちのお話。
    爽やかな読後感のものが多かった。

    現代の働く女性に通ずる部分も多くて、読んでいて元気になれる作品。

    0
    2024年05月27日

    Posted by ブクログ

    大奥のお話といえば、なんだかドロドロの人間関係のお話というイメージがありましたが、このお話は、全く異なる視点で書かれていて、とても面白かったです。女性でありながら、様々な立場で精一杯生きる逞しさが生き生きとユーモラスに描かれていました。こういうお話いいなあ〜

    0
    2024年02月11日

    Posted by ブクログ

    ドロドロの大奥ではない、お清たちの日常。
    大奥に入るまでの経歴や背景はみんなそれぞれだけど、お手つき以外で上り詰めていこうとする気構えが見ていて気持ちいい。

    0
    2023年09月27日

    Posted by ブクログ

    するするっと読める短編集

    大奥と言えば、愛憎蠢くドラマがあの壮大な音楽で浮かぶがこれは、そういうこととは無縁のお仕事小説

    江戸時代好きな私は今まで幾度となく
    この時代に生まれたら、煮売屋や小間物屋の
    おかみさんになりたいと思っていたがこの本を読んだら
    奥勤めも素敵と思えた
    いまさらながら、大奥と

    0
    2023年09月17日

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