一場の夢と消え

一場の夢と消え

2,400円 (税込)

12pt

3.6

開催中のキャンペーン

『曾根崎心中』『国性爺合戦』など、
数多の名作を生んだ日本史上最高のストーリーテラー・近松門左衛門。
創作に生涯を賭した感動の物語。

越前の武家に生まれた杉森信盛は浪人をして、京に上っていた。
後の大劇作家は京の都で魅力的な役者や女たちと出会い、
いつしか芸の道を歩み出すことに。
竹本義太夫や坂田藤十郎との出会いのなかで
浄瑠璃・歌舞伎に作品を提供するようになり大当たりを出すと、
「近松門左衛門」の名が次第に轟きはじめる。
その頃、大坂で世間を賑わせた心中事件が。事件に触発されて筆を走らせ、
『曽根崎心中』という題で幕の開いた舞台は、異例の大入りを見せるのだが……。


書くことの愉悦と苦悩、男女の業、家族の絆、芸能の栄枯盛衰と自らの老いと死――
芸に生きる者たちの境地を克明に描き切った、近松小説の決定版。

絶賛、続々!

〈実〉を緻密に積み上げ、〈虚〉の世界から情を迸らせる。
読みながら、何度もぞくりとした。
本作は、虚実皮膜のギリギリを攻める近松の浄瑠璃と地続きにある。
――平松洋子

生真面目で切なくて、色っぽい。虚と実の間に立ち昇る、
近松の真実(リアル)。圧巻の芸道小説だ。
――朝井まかて

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

一場の夢と消え のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    近松門左衛門の生涯を描く時代小説。江戸時代は歌舞伎や浄瑠璃がこれほど身近にあったのか、と驚き、また、羨ましかった。
    杉浦信盛(後の近松)は浄瑠璃の発展とともに自身でも驚くような速さで売れっ子になっていく。それは、若い頃から古典文学や歴史への造詣が深く、また、考え方が柔軟で、切り替えが早い、ポジティブ

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    近松門左衛門の生涯。地に足ついた語り口。今もなお名前と作品名と功績が称えられている超ビッグネームなお方だけど、本名の信盛目線で一緒に時間を進んでいけるのがなんとも楽しい。

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    近松門左衛門の一代記。歌舞伎と浄瑠璃の黎明期の様子がわかり、ファン必見と思う。
    当時の情勢に鑑みながら、有名な物語の生まれる背景や、話の筋をわかりやすく説明してくれて、またその時代の人の心情、京都と大阪の違いなんかもめっちゃ面白かった。今に通じるエンタメの創作の苦労とか、政治に翻弄される町人とか、ど

    0
    2025年07月15日

    Posted by ブクログ

    近松門左衛門の無名時代からに加え、京、大阪を舞台に「曽根崎心中」で不動の地位を得ても更に創作活動に励み、「国性爺合戦」で頂きに立った事実を元にした小説。家族とのやりとり、政治的な圧力、艶やかな女性との関わりなど、人間としての近松が面白かった。

    0
    2024年11月19日

    Posted by ブクログ

    近松門左衛門になるまでが
    やた冗長だがクリエイターと
    しての成長や、
    周囲の舞台人たちの群像劇が
    現代的で面白い!

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    松井今朝子さんは6冊目かな。今回もおもしろかった。
    近松門左衛門は不勉強で「曽根崎心中」を書いた人くらいしか知らないのが自分の残念なところ。
    でも十分に楽しめたし、読み応えもありました。
    当時の人々の暮らしや政情なども描かれていて、なるほどなあと思うところもあった。
    恵次とのエピソードが妙に楽しかっ

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    近松門左衛門の第38回柴田錬三郎賞作品。

    門左衛門ではなく信盛としての目線での一人語りなので、共感できれば物語に入り込めると思います。
    自分は、特に老いてからの息子の心配や自分の行く末を考えるところに共感しました。
    また、有名な浄瑠璃作品の制作背景が出てきますが、いろいろ初挑戦していたことに驚きま

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一場の夢と消え

    著者:松井今朝子
    発行:2024年8月30日
    文藝春秋
    初出:「オール讀物」2023年3・4月号~2024年3・4月号

    もう4年も前になるが、同じ著者による「江戸の夢びらき」という小説で、初代市川團十郎の誕生と、二代目團十郎が一人前になっていく様子が描かれた。史実に基づいたフィク

    0
    2024年09月13日

一場の夢と消え の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春e-book の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

松井今朝子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す