三国志 第十二巻
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三国志 第十二巻

小説・文芸
733円 (税込)

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4.4

正史に基いたかつてない三国志、ここに完結

後漢、曹操の祖父の時代に原点を求めた新しい三国志はついに蜀の滅亡へ。迫る魏軍に劉禅は降伏を決意し、三国時代はこの日畢った――

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三国志 の一覧

1~12巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~12件目 / 12件
  • 三国志 第一巻
    682円 (税込)
    宮城谷文学の集大成。現代日本の『三国志』決定版! 後漢王朝の衰亡――。建武元年(西暦25年)に始まる後漢王朝では、幼帝が続き、宮中は皇太后の外戚と宦官の勢力争いに明け暮れていた。正義の声は圧殺され、異民族の侵入が頻発し、地震や天候不順が続く。6代目の帝に皇子が生まれた時、守り役に1人の幼い宦官がついた。その名は曹騰(そうとう)。後に8代目順帝の右腕となった彼こそ、曹操の祖父である。
  • 三国志 第二巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第2巻。黄巾の乱、起こる――。徳政を目指した順帝も急逝し、後漢王朝は外戚と宦官による腐敗を深めてゆく。そのような永寿元年(西暦155年)に、曹操は生まれた。続いて孫堅・劉備が。30年後、宗教組織・太平道の信者を核に36万人が黄巾の叛乱に応じた時、曹操と孫堅は討伐軍に参加、劉備は学問を諦めて無頼集団の中心となっていた。
  • 三国志 第三巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第3巻。曹操、挙兵す――。霊帝が崩御すると、宮中で宦官の大殺戮が起きた。この混乱に乗じて力を得た董卓(とうたく)は独裁者となり、皇帝を長安へ移し、洛陽の都を焼き払う。各地の叛乱は中央を離れた独自の勢力となりつつあったが、強大な董卓軍に最初に戦いを挑んだ曹操は惨敗し、次に戦った孫堅が大勝した。劉備は北方の公孫サン(こうそんさん)の元で、黄巾軍に初めて快勝する。
  • 三国志 第四巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第4巻。劉備、徐州に起つ――。董卓に大敗した曹操は、エン州(えんしゅう)を拠点に黄巾軍を味方に引き入れていく。だが徐州の陶謙に父を殺され、仇討ちに徐州へ大虐殺の軍を進めている間、エン州で叛逆が起き、窮地に追い込まれた。朝廷では董卓が謀殺されたが、董卓軍の将たちが幼帝を奪い合い、帝は都を出て逃亡する。孫堅は急死し、息子の孫策は袁術を頼って揚州へ赴いた。
  • 三国志 第五巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第5巻。震天動地の戦いがはじまる――。曹操はついに立った。天子を奉じることを決断、7年前に脱出した洛陽へと向かう。時代は、攅峰(さんぽう)を均(なら)すという作業をはじめた。ひときわ高い山だけが残る。たれに帰服すればよいか――志のあるものは、高山の麓に集まりつつある。呂布、公孫サン、袁術らが舞台から姿を消し、いよいよ曹操と袁紹は天下分け目の「官渡の戦い」へ。
  • 三国志 第六巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第6巻。劉備、孔明を訪う――。袁氏を滅ぼし勢いづく曹操。だが、諸葛亮と劉備の出会いがその霸道を阻む。曹操、孫権、劉備。三者が天下に並び立つ完成図を胸に献策を続ける諸葛亮。次第に力をつけた孫権は劉備とともに曹操を攻める――「赤壁の戦い」である。曹操軍は水上戦で得意の鶴翼の陣を展開し勝利を手にするはずが、疫病と風に足元を掬われ、窮地に陥る。
  • 三国志 第七巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第7巻。曹操、魏王となる――。荊州において劉備の勢力が膨張している。孫権は本気で荊州を劉備に任せたのであろうか。北方にいる曹操の目には、両者は協調しているように映る。そして西方には馬超と韓遂が――熾烈な戦いを進める初老の曹操にとっていまや歳月さえも障害になりつつある。建安21年、魏王となった曹操は、後継を誰にするか迷いの中にいた。
  • 三国志 第八巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第8巻。英雄たちの葬送――。戦え、と天はわれに命じている。天意を感じた関羽はわずかに笑み、そして孫権の兵に突入し斃(たお)れた。復讐を誓い荊州に出兵した劉備だったが、自らも死の病に伏す。30余年の霸道を駆けぬけた魏王曹操もついに崩じ、王位は嗣王の曹丕に。戦国の英雄たちの死によって後漢王朝期は終焉を迎え、今ほんとうの三国時代が始まる――。壮大な叙事詩、いよいよ佳境へ!
  • 三国志 第九巻
    652円 (税込)
    建興5年。蜀の諸葛亮(孔明)は皇帝に上表をおこない、魏を攻めるための軍を発した。そのとき書かれたのが歴史に名高い「出師の表」である。漢中に駐屯した諸葛亮は魏の太守を寝返らせるが、その太守はすぐに魏の司馬懿に斬られてしまう。その後も魏軍の反撃と先鋒の馬謖のまずい布陣で諸葛亮の軍は惨敗。漢中に帰着した諸葛亮は馬謖を処刑――。シリーズ第9巻は戦争の厳しさと難しさを冷徹に描きます。
  • 三国志 第十巻
    693円 (税込)
    劉備亡き後の蜀を長く支えてきた諸葛亮(孔明)は重篤な病のために倒れ、建興12年8月、五丈原で死を迎える。享年54。その後蜀では以前から諸葛亮に反感を抱いていた魏延と、その魏延を非難する楊儀の対立が鮮明となり、ついには魏延が斬られることに。そして楊儀も宿命的な最期を遂げ、蜀は衰亡の道を辿り始める。諸葛亮と同様、長く魏を支えてきた司馬懿(仲達)も、孔明の死後、容易には栄達の道を歩めないでいた……。宮城谷版「三国志」シリーズも第10巻に達し、いよいよ佳境。
  • 三国志 第十一巻
    693円 (税込)
    宮城谷三国志、次の時代へ動き出す。 老年の孫権はもはや英明な君主ではない。諫言を呈する臣下をみな誅殺し呉を弱めた。魏では曹爽一派を族滅し司馬氏が権力を握る。
  • 三国志 第十二巻
    733円 (税込)
    正史に基いたかつてない三国志、ここに完結 後漢、曹操の祖父の時代に原点を求めた新しい三国志はついに蜀の滅亡へ。迫る魏軍に劉禅は降伏を決意し、三国時代はこの日畢った――

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三国志 第十二巻 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    吉川英治の三国志では、天候を操り奇門遁甲で敵を術中に嵌める超人的な軍師として描かれたが、本書では優秀な行政官ながらも戦争では決断に欠ける諸葛孔明。史実をベースとした淡々とした物語に途中まで退屈さを覚えたが、吉川三国志では最後のオマケ程度だった孔明死後の物語が凄く面白く、十巻以降は一気読み。
    三国時代の主役であった魏呉蜀、どの国も結局は統一できずに司馬氏の晋が統一、本書で描かれた三国志の時代以降、その晋の統一も短命に終わって南北朝時代に入り、漢人ではない異民族が隋や唐を建国。そして歴史は繰り返す。諸行無常。

    0
    2023年05月15日

    Posted by ブクログ

    宮城谷昌光の「三国志」全12巻を読み終えました。
    作者の文章に慣れてきたのか、比較的スムーズに読むことができました。
    相変わらず、登場人物の多さには閉口しました、1200人余りだそうです。
    しかしながら、わかりづらいのは人名だけでなく、地名もです。
    ある武将が何処から移動して、どこで戦ったのか地名だけではわからないのです。
    添付されるべき地図がまことにもって不親切なのです。

    ご存知のように、吉川英治の「三国志」の元になった「三国志演義」は
    史実とは異なったフィクションが数多く含まれた読み物なのです。
    例えば、あの劉備・関羽・張飛の3人が義兄弟の誓いを結んだとされる
    「桃園の誓い」は「三国志演義」の作者による完全な創作です。
    また、あの有名な赤壁の戦いにおいては、
    呉の孫権から任された周瑜は蜀の劉備・諸葛孔明の軍を全くあてにせず、
    火攻めという奇襲で、大軍の魏・曹操を敗走させています。
    その辺りの様子は、本書に詳しく、かつ面白く描かれております。

    では、なぜこのようなことがおこるのでしょうか?
    それは「漢王朝の正当な血を引くのは蜀の劉備である」
    とする風潮が明の時代に浸透していったためだとされています。
    そうした身びいきとも云える物語が出来あがり、
    それが後の多くの大衆に支持されたのだそうです。

    それでは西晋代の陳寿によって表された正史「三国志」は
    ほんとうに正しいことを伝えているのでしょうか?
    正直、私は少し疑問を抱いています。
    およそ歴史書は勝利者の側から見た事実、記述で構成されており、
    そこには敗者側からの見方・陳述は無視されやすいのではないでしょうか。
    双方の記述、更には第3者の記録を突き合わせてはじめて
    真実に近い歴史が出来上がっていくものだと思っています。

    それにしても、この三国志の時代が西暦200年前後こと、
    この「三国志」という歴史書の終わりあたりに、
    「魏志倭人伝」という項目が出てきます。
    そう、あの卑弥呼がいた邪馬台国の記述が出てくるのです。
    しかしながら、肝心の日本はまだ文字を持っていなかったため、
    今もって邪馬台国がどこであったかわからないのです。
    従って、魏志倭人伝の記述の何処までが正しいのか不明のままなのです。

    0
    2015年06月18日

    Posted by ブクログ

    多くの作家が三国志という壮大な歴史的ストーリーを描いてきましたが、著者のそれは一番難しかったです。
    ただ、三国志のコアファンの一人として、読み応えは抜群でしたし、細かな描写から戦の雰囲気まで、かなり楽しませてもらいました。
    三国志初心者の方にはオススメ出来ないと思ってしまったのは、一巻は主要な登場人物が現れないし(曹操の祖父の話など)、桃園の誓いもなければ、赤壁の戦いにおける劉備軍の活躍もないです。
    なので、初心者の方はシンプルに横山光輝の漫画をオススメします 笑

    0
    2026年05月28日

    購入済み

    壮大な物語

    壮大な物語を見事に書き上げた小説です。
    所々いつの時代か、時代がどうつながっているのか分かりにくかった。。

    0
    2017年02月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    遂に終わってしまった。
    三国時代って、中国の長い長い歴史の中で一瞬のように短い。
    蜀は二代、魏は五代、呉は四代しか続かず、その国の終焉はどれも自滅と言っていいようなもの。
    才ある者の枯渇、権力者の専横、など。
    滅ぶべくしてほろんだ王朝ではあるけれど、建国前から読んでいた身にすると、先人たちの苦労や偉業をふみにじるような愚かな後継者たちに忸怩たる思いがぬぐえない。

    それにしても今まで読んできた三国志となんと違う事よ。
    曹操の祖父の時代から書きはじめられたのは、幕末を描こうとして関ヶ原から描き始めたみなもと太郎にも通じるけれど、わかりやすくはあるけれど情報量が多すぎて、思考も行きつ戻りつしながらこの作品を咀嚼した。

    桃園の誓いもなければ、赤壁の戦いにおける劉備軍の活躍もない。
    そもそもこの十二巻の作品中、多分蜀の記述が一番少ない。
    史実に残されるような出来事があまりなかったのだろう。(三国志を編纂したのは晋の時代)
    だから、フィクションにする余地が多かったのだな、きっと。

    そして、これは中国に甚だしい特徴だと思うのだけど、誰かが出世すると一族みんなが優遇される。
    これは儒教的なことなのかな。
    そして、だれかが罪に問われると一族全員が族滅させられる。
    だから権力闘争が命がけなのだ。
    そして儒教的感覚では、上に立つものの指示に従うのが是であり、過ちを正すのは否らしい。

    時代の違い、文化の違いを超えて、人の思いや行為って通じるものがあるんだなあと巻を通してしみじみ思う。
    ああ、面白かった。
    次はだれの三国志を読もうかな。

    0
    2022年08月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第九巻で顕著だった人物(国)へ対する好悪の激しい筆致には低劣さを覚え嫌気がさしていた。今巻もいつ“それ”が現れるかひやひやしながら読んでいたが、全編宮城谷昌光らしいおだやかな、あくまでも『正史』に沿った淡々とした描写で安心した。
    ただ一言で感想を述べれば、面白かった!
    私としては特に蜀滅亡の件での鄧艾、鍾会、姜維三者の生き様(思惑)が面白く、楽しささえも感じた。

    「王朝にかぎらず組織を立て直す近道は、益をふやすよりも害をのぞくことである」『蛇足』より。
    「最悪の事態とは、君主が選択をあやまることではなく、決定をためらいつづけることである」『劉禅』より。

    0
    2020年07月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    司馬昭のおおらかさ、狡猾さ、総じて政治力が高い。
    とうがいはある意味その犠牲者だが、高い能力と華々しい活躍の割りに最期が寂しい。
    鍾会の野心とそれを利用する姜維の執念、面白いところだがあっさり。
    劉禅はほんとうに暗愚か?
    呉のぐだぐだはおなかいっぱい。

    0
    2019年09月22日

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