張良

張良

小説・文芸
2,200円 (税込)

11pt

秦に祖国・韓を滅ぼされた張良は、秦への復讐と韓の復興を誓う。多くの食客を使って素早く情報を集め、劉邦に軍略を授けてその覇業を助けた張良の鮮烈な生涯を描く。

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張良 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    張良はイケメン。
    天に定められたものが王になるのか?
    張良が神様からもらった太公望の兵法書で
    劉邦の為に働くお話し
    張良が若い頃に不思議な老人に遭って、橋の下に落とされた靴を拾いにゆかれる話は
    歌舞伎になっているそうです。

    1
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    ああ、項羽と劉邦を読んだなぁと思い出した。受験の漢文対策で読み、クラスメイトに貸したのだったが、難しくて読めないとかなんとか言ってついに帰って来なかったっけ。また読みたいなと思った。

    張良は20歳までの3年間、倉海君のもとで剣術や学問を習う。帰国の翌日、韓の公子非が秦へ赴く。韓非について秦にいく方士ふたりに秦の動向を教えてもらうよう手配する。
    公子成、横陽君が張良に挨拶に来る。
    張良はいつか天下を補佐すると言われていたが、それを聞いた秦王の補佐李斯は張良暗殺を白生に指示する。

    白生は張良のもとを訪れる。一見して秦から逃げてきたようだ。韓非子は秦の牢内で殺された。それを知った張良はいずれ秦に攻められると考えて軍事訓練である狩りをしようとするが、そこを暗殺者に狙われる。調査したが誰が内通者かわからない。

    秦が韓を攻めてくることになったが、韓の対策はゆるい。60日で韓都に秦がなだれ込んできた。弟の子叔、家令の桐了、秋成戦死。張良は逃げ延びる。倉海君の世話になる。韓王は秦に囚われた。荊軻は秦王の暗殺未遂を起こす。燕と楚が秦に滅ばされる。斉も平定されて始皇帝となる。

    馳道が作られる。始皇帝が泰山に参る時に暗殺を企てる。力士に鉄槌を投げさせるが失敗した。張良は橋のところで老人から太公望の兵法の書を授かる。張良は項伯を助ける。焚書坑儒が行われる。巡行の最中に始皇帝没す。

    二世皇帝は胡亥となる。叛乱が起きる。張良は劉邦に会い、臣下として支えると告げる。劉邦の元には蕭何、曹参、夏侯嬰、樊噲がいた。秦軍と戦って負ける。すぐさま碭を攻める。項梁も台頭してくる。友人の項伯と項梁は兄弟で、生き残ったのは二人だけらしい。兵を借りるのに手を貸してくれた。借りた将兵は無傷で返した。楚王を立てて武信君とする。

    項梁が公子成、横陽君を探し出してくれた。横陽君は武信君に謁見する。韓王と認められる。張良は韓軍の補佐役になる。長社、新鄭を落とす。兵を東と西に分けて落としながら進む。項梁が死んだ。武信君も横陽君も狼狽えて逃げた。張良は病だ。やがて劉邦が横陽君を連れて合流した。韓信に会う。張良の臣下となる。

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ

    宮城谷昌光氏の作品に出会ったのは2010年だったか古城の城だったと思う!それから約15年楽しく読ませて頂いた。昔高校生の頃誰の著書かは判らないが三国志を読んだのが中国の歴史書の最初だった!今は北方氏と宮城谷氏の大大ファンになってしまった!本書も登場人物の先を読む力や優れた策謀そして人を見る目に長けている人物に拍手をしながらあっと言う間に読み終えた!それにしてもここに出てくる劉邦は少し凡人かな?劉邦についてはずっと以前約10年前の3部作を読んでいるが凡人ではないよな!

    0
    2025年01月08日

    Posted by ブクログ

    単行本になるのをずっと楽しみにしていた本書。じっくりと読みたかったが、面白すぎて一気読み。劉邦との邂逅前の始皇帝暗殺未遂や項伯を匿ったエピソードも含めて生き生きと描かれている。
    宮城谷小説を読む時にいつも思う事だが、作中に出てくる地名は漏れなく付属地図に記載して欲しい。

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    宮城谷昌光さんの読ませる中国史、また面白かったです。
    劉邦がどうして、国内統一を図ることができたのか、そのことも、彼に随所でアドバイスをした張良の目線から理解できることも多々ありました。

    今回も、試玉の現代人へのアドバイスは身に沁みました。

    『なんのために、これをおこなうのか。
    そう問いつづけると、ついには、なんのためにおのれは生きているのか、という問いにいきつく。
    が、ひたすら木刀を振りつづけると、その問いのむこう側に立てるようになる。
    そこに立てるようになって、はじめて本物のおのれと他人がいる。』

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    『秦に祖国・韓を滅ぼされた張良は、秦への復讐と韓の復興を誓う。多くの食客を使って素早く情報を集め、劉邦に軍略を授けてその覇業を助けた張良の鮮烈な生涯を描く。』
    軍師としての印象が強かった張良だったが、それだけではなく「侠客」としての超量が描かれていて、面白かった。

    0
    2026年03月08日

    Posted by ブクログ

    秦に祖国・韓を滅ぼされた張良が、始皇帝への復讐と韓の復興を誓い立ち上がる物語です。多くの食客や方士を使って巧みに情報を収集し、やがて劉邦の軍師として漢の建国を支えた天才軍師の生涯を、中国歴史小説の大家・宮城谷昌光氏が描きます。諸葛孔明や太公望と並び称される名軍師でありながら、現世から一歩引いた張良の清廉な人物像が印象的です。特に楚の項伯との義侠的な友情に多くのページが割かれ、武勇だけでなく知性と義を貫いた生きざまが鮮やかに浮かび上がります。

    0
    2025年12月31日

    Posted by ブクログ

    生没年が分かってない人物の方が書きやすいと~戦国時代の韓の宰相家の長男は蜀への留学中、富豪の賓客である人相見から王佐の器だと云われる。秦により韓が滅ぼされ弟が殺され、秦を恨み仇として仇討ちと韓の再興を人生の目的とした。自らが賓客とした方士は東方に気が立つと云い、風を読む方士からの情報を得て、劉邦を知り、これを扶ける道を選び続ける~読売新聞オンラインで発表し続けて連載終了後の二月後には単行本として出版。そういう時代なんだね

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    楚漢戦争時代の素地があれば楽しめる反面、無いとそっけなく感じるはず。
    なので著者の「劉邦」を読んだ上でこの「張良」を読むことをお勧めします。

    大体の大筋は、秦によって滅ぼされた韓の宰相家の子である張良が、韓の復興を目指し、始皇帝への反抗や楚漢戦争に身を投じていく、というもの。

    個人的にこの作品の良いと思う1つは、秦による6カ国併合が簡単ながら書かれている点。
    楚漢戦争の作品の多くは、陳勝・呉広の乱辺りから書き始められており、どの順番で、どういう風に滅ぼされたのか書かれた本は少ないと思う。
    キングダムをリアルタイムに追っている人は、ネタバレになってしまうため要注意ですよ。

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    張良を読んでから劉邦を読んでいなかったことに気づく。なんと、あぁ恥ずかしい。

    真っ直ぐな生き方を通す人物画に焦点を当てる先生の描き方が気に入っている。

    疲れたときに先生の本を読むのが自分には合っているな、とこの本を読んでいて再認識する。

    0
    2025年03月19日

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