三国志 第五巻

三国志 第五巻

小説・文芸
652円 (税込)

3pt

『三国志』決定版、第5巻。震天動地の戦いがはじまる――。曹操はついに立った。天子を奉じることを決断、7年前に脱出した洛陽へと向かう。時代は、攅峰(さんぽう)を均(なら)すという作業をはじめた。ひときわ高い山だけが残る。たれに帰服すればよいか――志のあるものは、高山の麓に集まりつつある。呂布、公孫サン、袁術らが舞台から姿を消し、いよいよ曹操と袁紹は天下分け目の「官渡の戦い」へ。

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三国志 の一覧

1~12巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~12件目 / 12件
  • 三国志 第一巻
    682円 (税込)
    宮城谷文学の集大成。現代日本の『三国志』決定版! 後漢王朝の衰亡――。建武元年(西暦25年)に始まる後漢王朝では、幼帝が続き、宮中は皇太后の外戚と宦官の勢力争いに明け暮れていた。正義の声は圧殺され、異民族の侵入が頻発し、地震や天候不順が続く。6代目の帝に皇子が生まれた時、守り役に1人の幼い宦官がついた。その名は曹騰(そうとう)。後に8代目順帝の右腕となった彼こそ、曹操の祖父である。
  • 三国志 第二巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第2巻。黄巾の乱、起こる――。徳政を目指した順帝も急逝し、後漢王朝は外戚と宦官による腐敗を深めてゆく。そのような永寿元年(西暦155年)に、曹操は生まれた。続いて孫堅・劉備が。30年後、宗教組織・太平道の信者を核に36万人が黄巾の叛乱に応じた時、曹操と孫堅は討伐軍に参加、劉備は学問を諦めて無頼集団の中心となっていた。
  • 三国志 第三巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第3巻。曹操、挙兵す――。霊帝が崩御すると、宮中で宦官の大殺戮が起きた。この混乱に乗じて力を得た董卓(とうたく)は独裁者となり、皇帝を長安へ移し、洛陽の都を焼き払う。各地の叛乱は中央を離れた独自の勢力となりつつあったが、強大な董卓軍に最初に戦いを挑んだ曹操は惨敗し、次に戦った孫堅が大勝した。劉備は北方の公孫サン(こうそんさん)の元で、黄巾軍に初めて快勝する。
  • 三国志 第四巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第4巻。劉備、徐州に起つ――。董卓に大敗した曹操は、エン州(えんしゅう)を拠点に黄巾軍を味方に引き入れていく。だが徐州の陶謙に父を殺され、仇討ちに徐州へ大虐殺の軍を進めている間、エン州で叛逆が起き、窮地に追い込まれた。朝廷では董卓が謀殺されたが、董卓軍の将たちが幼帝を奪い合い、帝は都を出て逃亡する。孫堅は急死し、息子の孫策は袁術を頼って揚州へ赴いた。
  • 三国志 第五巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第5巻。震天動地の戦いがはじまる――。曹操はついに立った。天子を奉じることを決断、7年前に脱出した洛陽へと向かう。時代は、攅峰(さんぽう)を均(なら)すという作業をはじめた。ひときわ高い山だけが残る。たれに帰服すればよいか――志のあるものは、高山の麓に集まりつつある。呂布、公孫サン、袁術らが舞台から姿を消し、いよいよ曹操と袁紹は天下分け目の「官渡の戦い」へ。
  • 三国志 第六巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第6巻。劉備、孔明を訪う――。袁氏を滅ぼし勢いづく曹操。だが、諸葛亮と劉備の出会いがその霸道を阻む。曹操、孫権、劉備。三者が天下に並び立つ完成図を胸に献策を続ける諸葛亮。次第に力をつけた孫権は劉備とともに曹操を攻める――「赤壁の戦い」である。曹操軍は水上戦で得意の鶴翼の陣を展開し勝利を手にするはずが、疫病と風に足元を掬われ、窮地に陥る。
  • 三国志 第七巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第7巻。曹操、魏王となる――。荊州において劉備の勢力が膨張している。孫権は本気で荊州を劉備に任せたのであろうか。北方にいる曹操の目には、両者は協調しているように映る。そして西方には馬超と韓遂が――熾烈な戦いを進める初老の曹操にとっていまや歳月さえも障害になりつつある。建安21年、魏王となった曹操は、後継を誰にするか迷いの中にいた。
  • 三国志 第八巻
    652円 (税込)
    『三国志』決定版、第8巻。英雄たちの葬送――。戦え、と天はわれに命じている。天意を感じた関羽はわずかに笑み、そして孫権の兵に突入し斃(たお)れた。復讐を誓い荊州に出兵した劉備だったが、自らも死の病に伏す。30余年の霸道を駆けぬけた魏王曹操もついに崩じ、王位は嗣王の曹丕に。戦国の英雄たちの死によって後漢王朝期は終焉を迎え、今ほんとうの三国時代が始まる――。壮大な叙事詩、いよいよ佳境へ!
  • 三国志 第九巻
    652円 (税込)
    建興5年。蜀の諸葛亮(孔明)は皇帝に上表をおこない、魏を攻めるための軍を発した。そのとき書かれたのが歴史に名高い「出師の表」である。漢中に駐屯した諸葛亮は魏の太守を寝返らせるが、その太守はすぐに魏の司馬懿に斬られてしまう。その後も魏軍の反撃と先鋒の馬謖のまずい布陣で諸葛亮の軍は惨敗。漢中に帰着した諸葛亮は馬謖を処刑――。シリーズ第9巻は戦争の厳しさと難しさを冷徹に描きます。
  • 三国志 第十巻
    693円 (税込)
    劉備亡き後の蜀を長く支えてきた諸葛亮(孔明)は重篤な病のために倒れ、建興12年8月、五丈原で死を迎える。享年54。その後蜀では以前から諸葛亮に反感を抱いていた魏延と、その魏延を非難する楊儀の対立が鮮明となり、ついには魏延が斬られることに。そして楊儀も宿命的な最期を遂げ、蜀は衰亡の道を辿り始める。諸葛亮と同様、長く魏を支えてきた司馬懿(仲達)も、孔明の死後、容易には栄達の道を歩めないでいた……。宮城谷版「三国志」シリーズも第10巻に達し、いよいよ佳境。
  • 三国志 第十一巻
    693円 (税込)
    宮城谷三国志、次の時代へ動き出す。 老年の孫権はもはや英明な君主ではない。諫言を呈する臣下をみな誅殺し呉を弱めた。魏では曹爽一派を族滅し司馬氏が権力を握る。
  • 三国志 第十二巻
    733円 (税込)
    正史に基いたかつてない三国志、ここに完結 後漢、曹操の祖父の時代に原点を求めた新しい三国志はついに蜀の滅亡へ。迫る魏軍に劉禅は降伏を決意し、三国時代はこの日畢った――

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三国志 第五巻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この巻でもこれまでのペースで歴史を追う感じで、ここまでこの三国志を読まれた方なら、恐らく納得の内容かと。

    0
    2011年02月25日

    Posted by ブクログ

    素晴らしいの一言。

    正史ベースのこの細かさ。聞いたことない名前もちらほら出てきて、ワクワクが止まらない。
    何よりも少しずつバラけていた糸が紐になって縄になっていくような、そんな感覚を確かに感じる面白さ。

    時代が方向性を示しだしています!


    随分とこの巻に入ってから読みやすくなった気がする。
    曹操周辺が多かったせいだろうか?

    いや、しかしオモシロい。
    あまりに細かいので、初めて三国志を読む人には名前を覚えるという点でハードルが高いが、それでもいつかトライしていただきたい。

    0
    2010年11月03日

    Posted by ブクログ

    5巻は孫策の独立から官渡ぐらいまで。正史ベースなので誇張表現が少ないのがいいです。なかなかいろんな武将、文官がでてきて三国志好きにはたまりません!特に軍師の書かれかたがよかったです。

    0
    2010年10月13日

    Posted by ブクログ

    多くの作家が三国志という壮大な歴史的ストーリーを描いてきましたが、著者のそれは一番難しかったです。
    ただ、三国志のコアファンの一人として、読み応えは抜群でしたし、細かな描写から戦の雰囲気まで、かなり楽しませてもらいました。
    三国志初心者の方にはオススメ出来ないと思ってしまったのは、一巻は主要な登場人物が現れないし(曹操の祖父の話など)、桃園の誓いもなければ、赤壁の戦いにおける劉備軍の活躍もないです。
    なので、初心者の方はシンプルに横山光輝の漫画をオススメします 笑

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    派手な面々が退場する。
    呂布は董卓暗殺の鮮やかさがあるから、どんどん精彩を欠いていく姿を見るのが苦しい。そんな呂布に従った陳宮はただひたすら曹操を嫌っていたという解釈が好き。
    決断力に欠ける袁紹、この人も後年残念になるパターン。対比して、そじゅの潔いこと。
    孫策は一瞬のきらめき。振り向かず前だけむいて突き進んだ結果、暗殺という形で生を終えてしまった。えっていうか小覇王の活躍あれだけ??フォローしてくれる誰かがいてくれたらなあ……

    宛城そして官渡。
    荀彧、荀攸、郭嘉、程昱ら能臣の活躍もめざましく、人材バンク曹魏の様相。徐晃とか張コウとかかくとかも集まってきた。
    宛城に鄒氏なんて出てこない、けれどこの戦いはやっぱり心が痛くなるんだ。

    0
    2016年01月30日

    Posted by ブクログ

    正史ベースの三国志。
    天下分け目の官渡の戦い。
    曹操の非凡さは言うまでもないが、のらくらしているようで生き抜いている劉備も凄い。

    0
    2014年03月28日

    Posted by ブクログ

    第5巻では三国志前半のクライマックス、華北の覇者を決めた官渡の戦が描かれる。曹操は袁紹を破り、漢の皇帝をも掌中に治め、天下の第一人者に躍り出る。

    殷の紂王は徳を失い、新たに徳を備えた王者が求められた、と孟子は易姓革命を定義した。司馬遷は更に一歩進めて、秦王朝の失徳は当然として、戦に長けた項羽よりも人を惹き付ける魅力のある劉邦の方が王者に相応しいとした。陳寿もその構図を継承していて、名門のアドバンテージを抱えながら人を活かしきれない袁紹と、酷薄だが有能の士を登用しリーダーシップを発揮する曹操を、鮮やかに対比させている。

    曹操はかつて中原と呼ばれた地域を制覇し、次は南方、劉表の荊州へ目を向けるのだろう。三国志の面白いところはそこから話が単純には進まないところ。負け続けた劉備も次第に不思議な徳を放ち始め、関羽、張飛に加えて趙雲を得ながら南方へ向かう。真の天下人に相応しいのは誰か、陳寿の問いかけは続く。

    0
    2013年07月07日

    Posted by ブクログ

    呂布、公孫瓚、袁術らが歴史の舞台から去って行くなど、徐々に淘汰されていく。そんな中、曹操は袁紹にも勝ち、天子を迎え入れる。不思議なのは、この物語でも作者が曹操に語らせているが、つかみ所の無い劉備だ。それほど頭が良いわけでも、武将として優れているわけでも無いのに、なぜか生き残り、大物視されている。この後、どう描かれていくのかが楽しみ。

    0
    2011年08月07日

    Posted by ブクログ

    風は季節によって変わるということを本当に分からせてくれるのは豊富な経験であり、積み重なった年齢である。何度も死地を素足で踏破した曹操には密かな矜持がある。献帝にはかつての皇帝にはないしぶとさがあり強運というが、それをはるかに超越したものを具有しているのが曹操であり、人徳の清々しさに激しく打たれるものがあった。三国志演義には書かれていない、あるいは故意に隠されたものが本書では洗いざらい描出されている。脈絡のなかったものがしっかりつながったといった興奮を味わわせてもらった。歴史の真実に触れ純粋な感動をおぼえた。

    0
    2013年12月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いよいよ曹操の時代となっていきますが、曹操が周囲を従えてぐいぐい前に出ていくわけではありません。
    彼は実によく周囲の意見をよく聞くのです。
    そして人を見る目があります。
    敵の将を捕虜としても、有能な人材であれば官職を与えて仕事を任せます。

    曹操の瑕疵は2つ。
    出身が宦官の家であること。
    当時の有力者の中で曹操を忌避する人の理由は、これが一番多いように思います。
    そうそう自身は宦官ではありませんし、仮にそうだったとしても、曹操が私腹を肥やすことはないでしょう。
    ただ、感覚的に宦官は嫌、と思われていたのです。

    もう一つは、そうです、父の仇を討つために、徐州で大虐殺を行ってしまったこと。
    庶民はこちらに拒否反応を覚えたようです。
    テレビも新聞もない時代、どこまで情報が広まっていたのかはわかりませんが。

    これを除くと、勉強を怠らず、情報の大切さを知り、嫡男を亡くしたため別れることになった奥さんにも生涯礼を尽くし、軍律厳しく…ちょっといいところしか見つかりません。

    対する袁紹
    ”生まれながらに人を使う立場にいる人は、学問の力を必要としない。学問の力とは、けっきょく人を知る力である。それが袁紹にはない。”

    ”強大な武力をもって世論を弾圧しても、その世論は伏流水のごとく地下で路をつくり、やがて合流し、岩をも動かし、山をも崩す力をあらわす。それほど世論には力がある。袁紹と劉表にはそういう意識が欠如しており、特に袁紹は軍事の成功で世論を動かすことができると誤解している。”

    官渡の戦いで大敗を喫したことから、みるみる人材が離れていってしまった袁紹。
    というか、聞きたい意見以外は聞く耳を持たないという姿勢が、自ら人材を遠ざけることになってしまったわけですが、最終的には病死です。
    心身ともにダメージが大きかったのかもしれません。

    劉備は戦に負けそうになると逃げ、頼った先を裏切っては逃げ、未だ大した業績を上げてはいません。
    とにかく妻子も配下も捨てて、身一つで逃げてしまうので、ついに関羽まで置いてきぼりにしてしまいます。
    曹操は関羽を重用したいと思いますが、関羽は劉備に忠義を尽くします。

    ”これほどの傑人を棄てて逃げた劉備は、関羽に甘えているともいえる。(中略)最大にその器量を発揮することのできる職と場を与えることが、主としての愛である。”
    劉備はどうも感情というか愛情が希薄な気がします。
    喜怒哀楽の激しい中国の人にしては珍しいですが。

    さて、若くして才能を現わした孫策の周りにも人材が集まってきます。
    ”団体や組織が活気を帯びると、まったく無関係であった外の異能をひきつけもするが、もともと内部にあった才能が急成長するということもある。”

    しかし、若いがゆえに苛烈であったその戦いぶりのために敵も多く、一瞬の隙を突かれて孫策はその短い一生を終えます。

    曹操が傍にいることによって帝は、そして後漢王朝はその命を繋いでいるのですが、帝自身は曹操のせいで窮屈な思いをしていると感じていたのでしょう。
    曹操を殺せ、と密詔を出します。
    同じように家臣のせいで窮屈な思いをしていた徳川慶喜は、それでも勝海舟を殺せ、とは言っていなかっただけ賢いのでしょう。
    いや、もしかして言ってたのか…?

    0
    2022年04月22日

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