佐藤雅美の一覧

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プロフィール

  • 作者名:佐藤雅美(サトウマサヨシ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1941年01月14日
  • 出身地:日本 / 兵庫県
  • 職業:作家

早稲田大学法学部卒。1984年『大君の通貨』でデビュー、同作で第4回新田次郎文学賞受賞。『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞。『物書同心いねむり紋蔵』、『しくじり鏡三郎』がTVドラマ化された。その他作品に『八州廻り桑山十兵衛シリーズ』、『半次捕物控シリーズ』、『知の巨人 荻生徂徠伝』などがある。

作品一覧

2021/11/16更新

ユーザーレビュー

  • 物書同心居眠り紋蔵(一)

    「例繰方」なる役職の妙。

    昔からず~っと読んでいます。著者は、これ以外では人物伝など結構硬派な作品が多いですが、この作品は日溜まりの縁側の様なぽかぽかとした、尚且つ人の世の厳しさや難しさをサラリと描く、素晴らしい時代小説です。

    最近は、「エラく腕の立つ剣客」や「○○屋に身を窶しながらも、世の悪を暴く」と言った類よりも、...続きを読む
  • 覚悟の人 小栗上野介忠順伝
    漫画「天涯の武士」の主人公。開国から始まった米英との交渉について。小栗、大隈、高橋と続く。
    アメリカとの不平等な為替の改善交渉やロシアの対馬租借危機の交渉の実績から、小栗はアメリカとアメリカ人をまるで信用していなかった。口では偉そうなことをいうが正体は追剥同然の破落戸。小栗はイギリスをそんな国だと確...続きを読む
  • 魔物が棲む町 物書同心居眠り紋蔵(十)
    「十四の俠客岩吉の本音」
    岩吉は定次との決闘がなくなったことにほっとしたようだ。
    「独断と偏見と冷汗三斗」
    紋蔵の情よりも、今回は上役の方が一枚上手であった。そして安覚さんの方が筋が通っており、情にも通じていた。正論の方が強いこともある。
    「親殺し自訴、灰色の決着」
    物事は、真実は解明され...続きを読む
  • へこたれない人 物書同心居眠り紋蔵(十二)
     音羽者の知恵
     稲の旦那様である鉄三郎が亡くなる。これは紋蔵一家の全編を通して綴られる通奏低音のようなストーリーの大きな動きである。紋蔵一家の物語である。それと別に各物語は紋蔵一家の話と絡まって綴られる。音羽の岡場所が取り潰されることに対して、大竹金吾の機転で矛先を避けることができた。

     ...続きを読む
  • わけあり師匠事の顛末 物書同心居眠り紋蔵(十三)
    密通女の思う壺
     きよの事件に青野又五郎が少し出てきて、それがこの巻の大きな話の伏線になっている。

    家督を捨てる女の決意

    真綿でくるんだ芋がくる
    正直者の道具屋親子の話。こころがあたたまる。

    にっと笑った女の生首
    本格的な捕物話

    御奉行に発止と女が礫を投げた

    牢で...続きを読む

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