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在野の儒者・寺門静軒は、仕える先も見つからず悶々と困窮の日々を過ごしていた。自分のせいなのか、世間のせいなのか。苦悩する静軒は、漢文戯作で諧謔味たっぷりに江戸の町を活写し出板することを思いつく。思いのたけをぶつけた『江戸繁昌記』は当時のベストセラーとなるのだが……。痛快なる波乱の生涯。
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Posted by ブクログ
江戸繁盛記を描いたのは、寺門静軒。 水戸藩士の江戸妻(妾)が母。 父親は御家人株を買って、困らないようにしてくれたが、 水戸藩士にもなれるはずもなく、父母が死に、一人になると、腹違いの兄が現れる。 と言っても水戸藩を出奔し、浪人の身。 無心され、御家人株を売り払い、借金を払った後、兄に金を与え、自分...続きを読むは儒学三昧だが、どれだけ勉学を積んでも、儒学者としての道が開けるわけでもなく、食うや食わずの毎日。 漢文で洒落本を書くのは、面白いじゃないか?と 思いついた静軒。漢文を読める人は少ないが、読む人が読めば、その中にどれほどの広い知識が詰まっていることがわかるじゃないか、、、と。 後年、天保の改革で妖怪鳥居耀蔵に裁かれるのだが、 鳥居耀蔵は父や兄から、儒学者を馬鹿にする内容の江戸繁盛記をなんとかしてくれと、言われていたが、読むと、確かに儒学者にとっては腹が立って仕方がない記述だが、その内容は、自分自身よりも学問を究めたものにしか書けない内容だと、確信できた。 その寺門静軒の人生を描いた1冊。
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江戸繁昌記 寺門静軒無聊伝
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佐藤雅美
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