ロリータ(新潮文庫)

ロリータ(新潮文庫)

小説・文芸
1,155円 (税込)

5pt

「ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。……」世界文学の最高傑作と呼ばれながら、ここまで誤解多き作品も数少ない。中年男の少女への倒錯した恋を描く恋愛小説であると同時に、ミステリでありロード・ノヴェルであり、今も論争が続く文学的謎を孕む至高の存在でもある。多様な読みを可能とする「真の古典」の、ときに爆笑を、ときに涙を誘う決定版新訳。注釈付。(解説・大江健三郎)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ロリータ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    2227550
  • 電子版発売日
    :
    2026年04月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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ロリータ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とにかくナボコフ(ハンバートというべきか)の衒学的な文章が読むのを疲弊させる。
    ただ、それと同時に美しく見惚れる比喩や文章も数え切れないほどある。

    物語自体も複数の入れ子構造や信頼できない語り手の手法などまさに小説技法のお手本のような作品。世界文学最高傑作と評されるのも理解できる。

    ただ、読むのはしんどい。
    しかし、読むべき小説なのは間違いない。

    0
    2026年07月25日

    Posted by ブクログ

    最初の「ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。舌の先が口蓋を三歩下がって、三歩めにそっと歯を叩く。ロ。リー。タ。」の文が一番いい。
    後半の旅行シーンは正直ちょっと眠くなった。

    0
    2026年07月10日

    Posted by ブクログ

    おもろいやんけ!ありがとう新潮文庫プレミアムカバー2025。

    ちょっと若者からすれば地の文がくどい時があるけど、訳者さんの仰り通り色々な読み方ができて僕は谷崎潤一郎の『痴人の愛』とドストエフスキーの『罪と罰』を合体させたような小説に感じた。
    ようするに、人とは違う情欲を持ったハンバートがそれを伏せながら生きていくという物語に見えた。

    心理描写がえらい具体的で素晴らしかった。これも個人的な好みだけど多少誇張された表現が僕は好きだ。自然な描写が好きな人は苦手かもしれない。

    0
    2026年07月10日

    Posted by ブクログ

    『ロリータ』って名前はとっても有名だし、
    「ロリコン」、正式には「ロリータ・コンプレックス」という言葉が、この作品をもとに後から生み出された事はなんとなく知っていました。

    でも文学として、どういう内容の作品なのかは全く知らず。

    ロリータ・コンプレックスという言葉が、この作品をもとに生まれてきているというからには、おじさんが幼女を性的対象として見る話なんだろうなぁ、とは思っていました。

    でもどうしてそんな気持ち悪いし、許しがたい設定の話が、世界文学として成り立つのか?
    背表紙には「世界文学の最高傑作」とまであるぞ?と、もう気になりすぎて気になりすぎて、先へ先へと読んでいたら、約550ページを読み終わっていました。

    ロリータという12歳の少女に恋をするハンバート・ハンバートという男、思っていたよりは若かったけど(37歳)、やっぱり気持ち悪かった。許せなかった。でも設定がどうであれ、素晴らしい文はやっぱり素晴らしい文だし、巧みなストーリー構成はやっぱり巧みストーリー構成でした。
    「ロリコン男」という設定と、芸術としてのナボコフの文学を、この作品においては、私は切り離して受け入れられます。
    (村上春樹の『1Q84』とは違って笑)

    『ロリータ』を読んでいて、これはナボコフという男性作家のロマンや性的嗜好なのではないかという印象は受けず、やはり作者のあとがきで作者自身はハンバート・ハンバートという登場人物とは相容れないと書いてあり、私の印象を裏付けてもらえました。

    そこをまず白黒ハッキリさせておかないと、私のモラル・道徳が許しませんでした笑

    さて、それを踏まえてこの作品について語るとしたら、まず驚いたのは、こんなに旅をしながら進んでいくロード・ノベルだとは思ってもいませんでした。アメリカ国内を車で旅する系の話にとても惹かれました。行く先々の人や風景などの描写が良かった。

    アメリカに亡命したナボコフだからこそ、書けた話なんだろうなぁと思いつつも、本当にアメリカなのか?と疑いたくなる、カラッと全くしていない、シトシトと降る霧のような雨の中1人で語り続けているイメージ(あくまでイメージ)がロシア文学っぽくて、不思議なミックスだと思いました。皮肉やユーモアのセンスもアメリカではなくロシアだぞ、ロシア、と思っていました笑 

    私自身は、「そういうところは日本人っぽいね。そういうところは外国人(オーストリア人)っぽいね」と言われるのが実はとても苦手なので、アメリカっぽいとか、ロシアっぽいの話はこれくらいにしますが笑、とにかくその唯一無二な雰囲気が堪らなく良かった。誰にも真似できない、ナボコフさんのバックグラウンドたからこそできるのだと思うと、とてつもなく尊いです。好きです。

    そこに更にフランス語やドイツ語の言葉も沢山入ってくるので、いろんな雰囲気を全て上手く融合させた感じが素晴らしかった!

    そして語り手(主人公)のヤバさのレベルを徐々に徐々に上げていく表現がとんでもなく上手かった。
    愛に狂う(しかも子供への)男の話しなんてまともに聞けるかー!と、私は全くずっと彼を信頼しないまま読み終わりました笑
    「信頼できない語り手」ってこういうことであってますか?!笑

    絶対にまた再読します。
    大江健三郎(!)も解説で何度か読んだと書いていました。
    きっと読むたびに新しい発見があると思う。

    因みに映画はキューブリック監督の1962年版と、1997年版だとどちらが良いのか!大江健三郎はキューブリックだと言っていますが、映画もとても気になります。

    0
    2026年06月19日

    Posted by ブクログ

    再読不可避作品
    1度では分からないかったことが2度目にして見えてくることがある
    歪んだ愛を見るのが好きな方にはオススメ
    読んで損は無いと私は思う
    ただこれは人を選ぶとは思う
    苦手な人は苦手かと それだけお気をつけを

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    おしゃべりな、変態おじさんによる回想記。ところどころに綴られる、孤児となった少女の悲しみの声が胸を打つ。

    0
    2026年06月05日

    Posted by ブクログ

    私の個人的な悲劇は、むろん誰の関心事であるはずもなく、またそうであってはならないが、私が生得の日常表現や、何の制約もない、豊かで際限なく従順なロシア語を捨てて、二流の英語に乗り換えねばならなかったことで、そこには一切ないあの小道具たちさえ魔法のように使えれば、燕尾服の裾を翻しながら、生まれついての奇術師は独特の流儀で遺産を超越することもできるはずなのだ。
    ──ウラジーミル・ナボコフ

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    難しいのに、この本好きすぎる。
    文章が綺麗すぎるし、まるで本当に存在したみたいに本の中の体験が気持ち悪くて、悍ましくて、紳士的で、愛に近いもので、丁寧な作品だと感じた。


    あたしの心をめちゃめちゃにしたのはあの人なの。あなたはあたしの人生をめちゃめちゃにしただけ。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    10/9-10/20 あっという間に読み終わった気がしたのに結構読んでた笑 引き込まれたんだけど、何にかた言われるた難しい。途中私も小児愛に目覚めそうで苦しんだ。それくらい描写がうまい。

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    ものすごく面白かった!大好き。コレほど素晴らしい小説には年に数回出会えるかどうかといったところ。
    だがめちゃくちゃ主人公のハンバートの小児性愛っぷりが気持ち悪い!!
    身勝手で、自分の都合良く物事をこねくり回し、罪のない少女を性の奴隷にする卑劣さ。ずる賢く、裁判を前にしてまだ自分をかわいがる最低なジジイ。

    でもそれ以上に美しく聡明な、人物の心情やアメリカ大陸の自然を表現していく文章力。この美しさとロリコンの汚さの対比が、この小説の見どころなんだろう。
    ハンバートの小児性愛目線の描写も細かすぎて、マジで気持ち悪くなるけれど。吐きそう。

    何通りにも読める、深読みしたくなる小説だとは聞いていたけれど、、まさしく。納得です。
    最高の読書体験でした。

    0
    2025年09月11日

ロリータ(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ロリータ(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    2227550
  • 電子版発売日
    :
    2026年04月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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