罪人を召し出せ
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罪人を召し出せ

小説・文芸
3,300円 (税込)

16pt

4.2

〈ブッカー賞/コスタ賞受賞〉十六世紀英国。国王ヘンリー八世が世継ぎを望む中、王妃の不貞の噂が宮廷をかけめぐる。『ウルフ・ホール』に続き辣腕政治家トマス・クロムウェルの人生を描く傑作

1535年秋、ロンドン。
ヘンリー八世の王妃になったアン・ブーリン。しかし、その地位はおそろしく脆いものだった。

卑しい生まれのトマス・クロムウェルは、いまや王の重臣となっている。だが、平穏な日々はいまだ遠い。国家はキリスト教国のあいだで孤立し、貴族たちはそれぞれの思惑を抱え、熱望する世継ぎがなかなか得られない王は女官ジェーン・シーモアに心を移す。クロムウェルは王と国家にとって最善の道を探るが――

16世紀イギリスの宮廷に生きる冷静沈着な政治家クロムウェルを描く、『ウルフ・ホール』に続く歴史文芸大作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    ウルフ・ホール 三部作
  • タイトルID
    :
    2259030
  • ページ数
    :
    608ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年04月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ウルフ・ホール 三部作 の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • ウルフ・ホール 上
    3,080円 (税込)
    「トマス・クロムウェル?」人はいう。「あれはたいした男だ」 1520年代のイギリス、ロンドン。 息子が生まれないと悩むヘンリー八世は、王妃との離婚を願う。しかし、教皇の反対により、一向に離婚協議は進まない。 トマス・クロムウェルは、卑しい生まれから自らの才覚だけで生きてきた男。数カ国語を流暢に話し、記憶力に優れ、駆け引きに長けた戦略家だった。仕える枢機卿の権勢が衰えていくなか、クロムウェルはヘンリー八世に目をかけられるようになるが―― 希代の政治家クロムウェルを斬新な視点で描き、世界を熱狂させた傑作、ついに登場。 著者紹介1952年にイギリスのグロソップで生まれる。ロンドン大学とシェフィールド大学で法律を学んだのち、ソーシャルワーカーとして働きはじめる。ボツワナやサウジアラビアでの滞在を経て1986年に帰国し、歴史小説から随筆まで幅広い分野の作品を発表。2006年にはその功績により大英帝国勲章を授与された。2009年に発表された12番目の著作にあたる本書は、全世界から高い評価を受け、ブッカー賞および全米批評家協会賞、歴史小説を対象とするウォルター・スコット賞を受賞したほか、コスタ賞およびオレンジ賞の最終候補となった。
  • ウルフ・ホール 下
    3,080円 (税込)
    あることわざが頭に浮かぶ。――人間は人間にとって狼である。 国王ヘンリー八世とキャサリン王妃との離婚は成立した。王の愛人アン・ブーリンは正式に王妃となることが決まり、戴冠式が近づいてくる。 そのころ、確固とした信念を持つ非情な大法官トマス・モアは、異教徒の逮捕と処刑を進めていた。宮廷で着々と地位を築くトマス・クロムウェルは、市民の流血を最低限に抑えられるよう奔走するが……政治、信仰、個人。なにがいちばん大切なのだろうか? 激動の16世紀イギリスで生きる一人の男の明暗を、大胆かつ柔らかな筆致で描きだした歴史文芸大作。
  • 罪人を召し出せ
    3,300円 (税込)
    〈ブッカー賞/コスタ賞受賞〉十六世紀英国。国王ヘンリー八世が世継ぎを望む中、王妃の不貞の噂が宮廷をかけめぐる。『ウルフ・ホール』に続き辣腕政治家トマス・クロムウェルの人生を描く傑作 1535年秋、ロンドン。 ヘンリー八世の王妃になったアン・ブーリン。しかし、その地位はおそろしく脆いものだった。 卑しい生まれのトマス・クロムウェルは、いまや王の重臣となっている。だが、平穏な日々はいまだ遠い。国家はキリスト教国のあいだで孤立し、貴族たちはそれぞれの思惑を抱え、熱望する世継ぎがなかなか得られない王は女官ジェーン・シーモアに心を移す。クロムウェルは王と国家にとって最善の道を探るが―― 16世紀イギリスの宮廷に生きる冷静沈着な政治家クロムウェルを描く、『ウルフ・ホール』に続く歴史文芸大作。

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罪人を召し出せ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    スリルってこのことだと思った。全サラリーマンは読むべき。心技体が揃った鉄人のスマートなのに武闘派の生き方…カッコ良すぎる。読みながらずっとその後起きる史実があることもまた楽しませてくれます。

    0
    2024年03月30日

    Posted by ブクログ

    あるいはそうだったのかも
    6世紀のイングランド王ヘンリー8世。妻である王妃も幾人も替わったけど、側近も替わった。

    ヘンリー8世に重用されたトマス・クロムウェル。宗教改革を進め既得権益を持つ教会を潰して財産を取り上げ、とされている。

    この小説での「彼」は、前作『ウルフ・ホール』と同様、辞書から受ける印象とは少し異なる。

    先に失脚したウルジー枢機卿を敬愛し、目の前の状況を切り抜け冷静沈着に生き抜いてきたら、今があったという感じ。

    ただ、誠実に一生懸命やっての今、というところと、狡猾に立ち回っての今、というところをゆらゆらと行き来しているようにも思える。

    吉となるか、凶となるかは、計算しつくされたようで、計算し尽すことのできない結果によるものか。

    それは、やはり、キーパーソンがヘンリー8世だから。神になった王、神のみぞ知る、ということか。

    著者の描いた答え、自作を楽しみに待つ。

    0
    2015年04月04日

    Posted by ブクログ

    海外長編によくある、立ち上がり導入部の延々と続く情景描写、そして多くのカタカナ人名。
    筆者は丹念に文章を連ねるが、読者はこんな気持ちでいつまで読むのかと後悔とわだかまりで字面を追う。

    何でこんな気持ちで読まなければならないのか。
    小説を読むとはそもそも何なのか。
    ヒラリー・マンテルの作品の前半は、読者に文学や小説の存在そのものへの自問自答を強いる。

    数年前、この本を読もうとした時はこの葛藤に負けて、途中で振り落とされた。
    意味のわからなさに憤り、読むのをやめた。
    「ブッカー賞二度受賞・コスタ賞受賞」、クソ喰らえ。こんな作者をもてはやすイギリス文学界は何なんだと、本を投げつけてやりたい気分だった。
    時間コストと期待を裏切られた悔しさに憤懣がマックスになる。

    読む側の能力不足、読むことに慣れていないからとはまったく思わなかった。
    そして、しばらくこの本の存在すら忘れていた。

    我慢の苦行だった一語一行が、これから始まろうとする異世界の物語の骨組作りと外壁のブロック積みになる。舞台設定に登場人物も据えられ、華麗な心理劇の準備が着々と進行し期待も積み上がる。
    今度はそんな読み出しだ。

    『罪人を召し出せ』の再度のトライで、女流作家ヒラリー・マンテルの創る特異な世界にまんまとハマる。

    16世紀イングランドチューダー王朝、ヘンリー8世の治世下、トーマス・クロムウエルという側近の秘書室長の目を通して政権の内部、特にアン女王の権力掌握と絶頂期、断末魔のいきさつが展開される。特に彼女の権力を背にした乱脈な不貞とその顛末について。

    世襲の後継ぎが課題で、男子誕生が熱望される。
    平民出のクロムウエルはヘンリー8世とは緊張関係で現王妃一族とは対立している。
    ヘンリー8世は前の王妃の時同様、アン王女に飽きて後継ぎが生まれないことを理由に次の女性に乗り換えようとする。

    クロムウエルは好色な王の意向を受け、彼女の行状を暴き処分する役割を担う。有能で冷徹な処理は背筋を寒くする。厳格な裁判手続きで、事前に容疑者一人一人を出頭させて王妃との情交の事情聴取を行う。互いの思惑が交錯し問答が淡々と繰り広げられる。彼らは恐怖と諦めで、一部認めたりしらをきることに終止する。両者の駆け引きと微妙な心の揺れが淫靡な世界を想像させる。

    16世紀の英国どころか、今でも洋の東西を問わず、王室のまわりで展開される権力者や為政者の愛憎劇は日常茶飯であり、ヒラリー・マンテルの筆致はそんな人間の心理、“さが”を抉り白日のもとに晒す。

    流石ブッカー賞二度の受賞である。彼女の他の作品も読んでみたくなる。

    0
    2026年07月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さりげなく書かれた言葉の裏にウルジーの仇討ちが込められていてハッとし、アンブーリン処刑の描写はまるで目の前で起きているかの様に頭に浮かんだ。ウルフホール同様、文章が巧みで舌を巻く。

    着実に地位を築く一方、風向きが変われば一瞬で崩壊しそうな綱渡りにこの先どうなるのだろうとわくわくしつつあとがきを読んだら最大のネタバレを喰らってしまった……え、周知の事実なの!?あらためて自身の無知を痛感。今度からあとがきは全シリーズを読破するまで決して読むまい。

    0
    2025年06月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あーいたな、そんなやつ……程度の聞きかじり知識しかないので
    すごく読みにくかった。無学な自分を嘆きつつ。

    外国とのアレコレとか国王の嫁問題とか、とか、とか
    クロムウェルさん、つじつま合わせすげーな。
    といってもこのひとにそんなに魅力は感じないな。

    アン・ブーリンのほうが魅力的だった。
    最後やっぱり、アレがああなるけど。
    タイトルと表紙からしてメインディッシュだもんね。

    誰が一番ムカつくかって、国王。
    ヘタレなのにやりたい放題で、ちゃんと天国に行けるかなあ?って何なんだこいつ……。

    -----

    今後、続編も読めるみたいで、
    なんとなく気になってクレムエル(笑)をwikiで調べてしまった……。
    陛下、アンタってひとは……そこまでクズだったなんて……。

    なんかすごいクロムウェルさん好きになってきた。

    うああああ早くヒラリーさんが書く続きを読みたい!!

    0
    2013年12月05日

罪人を召し出せ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    ウルフ・ホール 三部作
  • タイトルID
    :
    2259030
  • ページ数
    :
    608ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年04月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
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