それは、パーティーの夜に起きた事件だった。だが、事故にあったらしいわたしの記憶はそこだけが消えている。何が起きて、誰が死んだのか? そもそものきっかけは、学生時代の友人だが、その後は疎遠になっていたクレアの独身さよならパーティーへの招待だった。かつて彼女との間には色々なことがあったのに、わたしは誘い込まれるように招待に応じてしまう。人里離れた森の奥の別荘に集まったのは6人のメンバー。携帯電話の電波すら届かない孤立した別荘で、ぎくしゃくした奇妙な雰囲気のパーティーは始まった……悪夢のような週末を描く、気鋭のサスペンス!
Posted by ブクログ 2017年08月11日
ミステリというかサスペンス。
女の恐ろしさではなくて弱さを書いた話なのでは。自分の思い通りに全てを従える女王は、他人の評価でしか自己を形成することができない。でも、ほんとはありのままで愛されたいし許されたいし救われたい。そこのとこは、ちょっと理解できてしまう。
冒頭の童謡、暗い暗い‥をどこかでみたな...続きを読む