このやさしき大地

このやさしき大地

1932年、ミネソタ。教護院に暮らすオディは、ある日、暴力を振るう職員を殺してしまう。彼はおばに会うため、兄や親友、竜巻で母親を失ったばかりのエミーと施設から逃げ出し、一路カヌーでミシシッピ川を目指すが――。少年たちのひと夏の冒険と成長の物語。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    488ページ
  • 電子版発売日
    2022年10月04日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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このやさしき大地 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごく読みやすくて深く没入でき、爽やかな読後感。
    子どもがその年ごろになったらぜひ読んでもらいたい話でもある。
    頼れる家族、仲間という括り、どんなに大変な環境でもへこたれず、他人に手を差し伸べられる人々(逆の人もいるが)、勇気をもらえる話だと思う。
    1930年代のアメリカのことは無知だったが、インデ

    0
    2024年04月23日

    Posted by ブクログ

    1932年、ミネソタ。ネイティヴアメリカンの子供たちが集団生活を送るリンカーン教護院。施設の中で、唯一の白人である孤児のオディとアルバート兄弟は、生意気な態度で日頃から院長に目を付けられていた。ある日、横暴な管理人をふとしたことから殺してしまったオディは、兄のアルバート、親友でスー族のモーズ、竜巻で

    0
    2023年09月23日

    Posted by ブクログ

    1932年夏、ミネソタ
    物語の舞台は大恐慌時代のアメリカです

    主人公は12歳の少年、オディ。
    ネイティヴアメリカンの子供たちが集団生活を送るリンカーン教護院で暮らしていた。
    施設の中で唯一の白人である孤児のオディと兄のアルバートは、ある事件から施設に居られなくなり、逃亡することになる。

    親友でス

    0
    2023年08月27日

    Posted by ブクログ

    1932年、ネイティヴアメリカンの子どもたちが集団生活を送るリンカーン教護院の施設から逃げたオディと兄のアルバートにモーズとエミーの4人。
    彼らが、オディとアルバートのおばさんが住むセントポールを目指して、カヌーで川を下り旅に出る。

    劣悪で過酷な労働を強いられた苦痛から逃れ、新しい人生へと希望を持

    0
    2023年05月04日

    Posted by ブクログ

    素敵★5 幼く貧しい少年少女たちの逃避行… 人生と家族について学び多き物語 #このやさしき大地

    ■あらすじ
    1932年のアメリカの小さな街。ある教護院でネイティブアメリカンや孤児たちが、貧しくも辛い労働を強いられる暮らしをしていた。主人公の兄弟と友人たちは、問題を起こしてしまい教護院から逃げること

    0
    2023年03月09日

    Posted by ブクログ

    二段組はとにかくボリューミー。
    オディたち四人の成長物語だけど、おとなに振り回されたかわいそうな子どもたちのはなしとも思った。
    結局、オディはどの場面がいちばん幸せだったんだろう。
    過去を回想したはなしなわけだけど、みんなで黒い魔女から逃げてカヌーにのって川を下った冒険の日々は忘れがたい思い出として

    0
    2023年01月02日

    Posted by ブクログ

    1932年に冒険へと出た少年たちの物語。孤児であるオディと兄のアルバート兄弟。兄弟と同じ教護院で暮らすモーズと母を亡くし孤児になったエミー。教護院での苦しい生活から逃げ出し目的地までの四人の旅が始まる。カヌーで川を下り野宿をしたり人と出会ったり。そして教護院の追手から逃げる。たどり着いた場所で出会う

    0
    2022年10月21日

    Posted by ブクログ

    孤児のオディ、アルバート、モーズ、エミー。
    彼らは、救護院から逃げることを余儀なくされ、叔母の家を目指す。
    オディがときおりふくハーモニカのシーン。自分を癒やしたり、人との距離を縮めたり、仲間を楽しませたり。音楽の力に助けられて、優しい空気が流れてた。
    後半ちょっと、おどろくような仕掛けもあって、一

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    いい!久しぶりの2段組、翻訳ものにビビッていたが、グイグイいけました。カヌーでの旅とアメリカ合衆国の歴史に
    触れて、大きなイメージの題名に納得がいきました。

    0
    2025年03月20日

    Posted by ブクログ

    “ひとりじゃないから”

    “ぼく”ことオデイら4人は、孤児院から脱走してミシシッピ川をカヌーで下りセントルイスへ旅をする。
    その道中でさまざまな出来事と遭遇し、やがて4人はそれぞれの道を探し始める。

    少年たちの成長を描くロードムービーとして、王道を進む物語だが、さすが「ありふれた祈り」の作者で読み

    0
    2024年03月31日

このやさしき大地 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    488ページ
  • 電子版発売日
    2022年10月04日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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