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ゲノム革命がはじまる DNA全解析とクリスパーの衝撃
「ゲノム技術」が当たり前になる時代。私たちの生活には、どんな影響があるのか? ゲノムとはDNAに記された全遺伝情報である。その解析と利用が今、急ピッチで進んでいる。遺伝子検査サービスに、がんゲノム医療、ゲノム編集食品、さらには刑事事件の捜査や生態系の改変まで……。それはまさに「ゲノム革命」とも呼べる劇的な展開だ。特にゲノム編集では、画期的な治療法の開発や農作物の品種改良が進む一方で、安全性や倫理問題など深刻な懸念も噴出している。本書は、その全貌を描き出し、生殖医療や食糧、環境問題など、さまざまな分野に波及するゲノム革命の光と影を論じる。 -
残酷な進化論 なぜ私たちは「不完全」なのか
ヒトは心臓病・腰痛・難産になるように進化した! 複雑な道具を使いこなし、文明を築いて大繁栄した私たちヒトは、じつは「ありふれた」生物だった――。人体は「進化の失敗作」? ヒトも大腸菌も生きる目的は一緒? 私たちをいまも苦しめる、肥大化した脳がもたらした副作用とは? ベストセラー『絶滅の人類史』の著者が「人体」をテーマに、誤解されがちな進化論の本質を明快に描き出した、知的エンターテインメント! 序 章 なぜ私たちは生きているのか 第1部 ヒトは進化の頂点ではない 心臓病になるように進化した/鳥類や恐竜の肺にはかなわない/ 腎臓・尿と「存在の偉大な連鎖」…… 第2部 人類はいかにヒトになったのか 腰痛は人類の宿命だけれど/人類が難産になった理由とは/ 一夫一妻制は絶対ではない…… 終 章 なぜ私たちは死ぬのか -
AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望
「人間vs.AI」を超えた、世界の知性の最先端ビジョン! 急速に進化し続ける人工知能は今後どうなり、私たち人間や社会はそれにどう影響されるのか? A I万能論や脅威論を超えた先にある、テクノロジーの真のリスクと可能性とは? 物理学、哲学など研究分野の異なる4人の世界的知性が見据える最先端のビジョンを通して、来るべき人類の未来とその対峙法をさぐる。 第1章 意識 AIはどこまで信頼できるか ――マックス・テグマーク(宇宙物理学者、MIT教授) 第2章 倫理 AIに正義は決められるか ――ウェンデル・ウォラック (倫理学者、イェール大学研究員) 第3章 自律 AIが「心」を持つと何が起きるか ――ダニエル・デネット (哲学者、タフツ大学教授) 第4章 進化 AIで人間は何者になれるか ――ケヴィン・ケリー (著述家・編集者、「WIRED」元編集長) 終 章「逆転の発想」がもたらす視界 (丸山俊一) -
「松本清張」で読む昭和史
時代を超えて、闇は残る 「社会派推理小説」というジャンルを確立した国民的作家・松本清張。格差、差別といったタブーを恐れずテーマとして取り上げる姿勢、地方から中央を相対化する視線により、その作品には昭和という時代の闇が刻印されている。代表作の数々を「鉄道」と「天皇」に注目して読み解き、歴史の暗部に光をあてる。 第一章 格差社会の正体――『点と線』 第二章 高度経済成長の陰に――『砂の器』 第三章 占領期の謎に挑む――『日本の黒い霧』 第四章 青年将校はなぜ暴走したか――『昭和史発掘』 第五章 見えざる宮中の闇――『神々の乱心』 終 章 「平成史」は発掘されるか -
国家と記録 政府はなぜ公文書を隠すのか?
公文書は歴史の記述に不可欠であり、後世の政策選択のためにも参照されるべき国民共有の知的資源。そして、国民の知る権利や行政の説明責任を担保するものです。このような理由から公文書管理法は制定されましたが、この数年来、その法の精神を裏切るように、皇室会議の議事録未作成、自衛隊日報の隠蔽、統計偽装問題が起き、森友・加計問題等、公文書が意図的に記録されず、隠蔽、改竄される事態が続発しています。情報公開法と公文書管理法があるにも関わらず政府が公文書を恣意的に作成せず、破棄したり、隠したりする理由は何なのでしょうか。本書はこの問題を概観し、あるべき公文書管理体制を展望します。◆主なトピック◆◎政府の統計がおかしい◎金融庁報告書問題◎新自由主義時代の情報公開と公文書管理制度◎公文書管理法はなぜ骨抜きにされるのか◎森友学園問題の再燃◎文書「改竄」と民主主義の危機◎文書主義と公文書管理法◎イラク日報問題に見る公文書管理の歪み◎加計問題に見る公文書公開のあり方◎皇室会議の議事録未作成◎電子メールは行政文書か◎対談 情報公開と公文書管理の制度をどう機能させるか 三木由希子氏(特定非営利活動法人情報公開クリアリングハウス理事長) -
読書論
人生は短く、書物は多い。一生のうちに読みうる書物の数は知れている。それを思えば、いつまでも手当り次第に読んでいるわけにはいかない。どうしても良書の選択が必要になる。何をいかに読むべきか。著者多年の豊かな読書体験と、東西古今のすぐれた知性が残した教えにもとづいて、さまざまな角度から読書を語る。 -
何のための「教養」か
「教養とは何か」「教養を身につけるとはどういうことか」古今東西繰り返されてきた問いに、教養の力で人々の合意形成を図ってきた“地を這う哲学者”が真正面から取り組む。すぐれた選択を導く知、思慮深さとは何か、考えてみよう。 -
暴走するネット広告 1兆8000億円市場の落とし穴
急成長を遂げ、年間売上1兆8000億円に迫ろうとするネット広告市場。近いうちに、地上波テレビを追い抜き、「広告の王者」になると目されている。 しかしその巨大市場の奥底で、ネット広告特有の複雑な仕組みを逆手に取って、不正に金儲けを行う者が存在する。広告費はいったいどこに消え、儲けは誰の手にどれだけ渡っているのか―――。 「クローズアップ現代+」取材班が、現在のネットビジネスが抱える問題点をあぶり出す! NHKクローズアップ現代+「追跡! 脅威の“海賊版”漫画サイト」「追跡! ネット広告の“闇”」「追跡! “フェイク”ネット広告の闇」、ネット広告の“闇”を探るシリーズが待望の出版化! -
ベストセラー伝説(新潮新書)
「科学」と「学習」はなぜ校内で販売されていたのか。「平凡パンチ」で素人を脱がせていたのは誰だったのか。世間を震撼させた「ノストラダムスの大予言」の著者は今何を考えているのか……。60年代から70年代にかけて、青少年を熱中させた雑誌や書籍には、前代未聞の企画力や一発逆転の販売アイディアが溢れていた。その舞台裏を当時の関係者たちから丹念に聞き出した秘話満載のノンフィクション。 -
輝天炎上【電子特典付き】
桜宮市の終末医療を担っていた碧翠院桜宮病院の炎上事件から1年後。東城大学の落第医学生・天馬大吉は課題で「日本の死因究明制度」を調べることに。同級生の冷泉と取材を重ねるうち、制度の矛盾に気づき始める。同じ頃、桜宮一族の生き残りが活動を始めていた。東城大への復讐を果たすために――。天馬は東城大の危機を救えるか。シリーズ史上最大の因縁がいま、解き明かされる。メディカル・エンタテインメント、驚愕の到達点! ★豪華電子版特典付き! 【電子書籍・共通あとがき】 【著作解説】電子版あとがき『輝天炎上』 付録1【海堂尊・全著作リスト】 付録2【作品相関図】 付録3【桜宮年表】 付録4【「桜宮サーガ」年代順リスト】 付録5【「桜宮サーガ」構造】 付録6【「海堂ラボ」登場人物リスト】 付録7【関連小文索引】 -
令和を生きる 平成の失敗を越えて
平成元年、ベルリンの壁とともに世界秩序も崩壊したことに気づかず、バブルに浮かれていた日本人。バブル崩壊後も、相次ぐ大災害と長きデフレにより、目先の生活を守ることに追われて、志向はさらに内向きに。そして日本は、理念を持たない「戦争ができる国」となり、「デマと差別が溢れる国」となった。その姿は、国際社会から取り残され、無謀な戦争に突き進んだ戦前の日本とあまりに重なる。過たずに済む分岐点はどこだったのか。昭和史研究の泰斗と現代を代表するジャーナリストが、平成の失敗を徹底的に検証した白熱対談。 -
年齢は捨てなさい
年齢を気にせず好きなことに没頭している人は、みな若くてイキイキしている。一方で「もう年だから」が口癖の人は総じて老け込み、わびしい人生を送っている。ことほどさように年齢を意識しすぎることは何の得にもならず、生き方を狭めてしまうだけである。「年齢を聞くことは品のない行為」「『還暦祝い』が嬉しい人はいるのか」「今日という日が人生で一番若い」「外見の若さを求め続けると、いつか破綻する」「年齢を自分で決めると楽になる」等々、年齢を超越し、充実した人生を送るヒントが詰まった一冊。 -
北風のうしろの国
御者の息子ダイヤモンドは、美しい女性の姿をした北風に抱かれ、夜のロンドンの空や、嵐の海をかけめぐる。そして北風のうしろにある不思議な世界へ。もどってきた幼い少年は、そこで聞いた楽しい川の歌を口ずさみながら、貧しい暮らしにあえぐ家族や友人を助け励まし続けるのだった。イギリスファンタジーの名作を新訳で。 -
悲観する力
悲観とは「物事は予測や予定どおりには運ばない」と考えることである。本書で伝えたいのは、この「思わぬこと」に対する考察の重要性だ。重大な過ちを繰り返すことへの歯止めは悲観することしかない。「機械は必ず壊れる」「誤操作は必ず起こる」という工学の設計には当たり前のフェールセーフの思想が、人間の心理や感情には決定的に不足している。エラーの想定が不充分なのだ。もちろん単なる心配そして諦めは悲観ではない。「これでは駄目かもしれない」と思ったら次にどう対策するのか。豊かな社会ゆえの楽観を排し、有効な悲観の技術を伝授する。 -
昆虫は美味い!(新潮新書)
カミキリムシの幼虫はマグロのトロ、バッタはエビ、オオスズメバチの前蛹はフグの白子、ハチの子はウナギ――食材として昆虫を採って、調理して、食べること二十年、昆虫食の第一人者は、その美味しさをこう喩え、こう訴えるのだ。「昆虫が食べ物と認識された瞬間から世界が変わって見えるようになる」と。調理法、注意点、そして食糧難の解決策としての意義まで、人類が知っておくべき昆虫食のすべてがここに。 -
安倍政治 100のファクトチェック
ファクトチェックとは、首相、閣僚、与野党議員、官僚らが国会などで行った発言について、各種資料から事実関係を確認し、正しいかどうかを評価するもの。トランプ政権下の米国メディアで盛んになった、ジャーナリズムの新しい手法である。本書は、朝日新聞でいち早く「ファクトチェック」に取り組んできた南彰と、官房長官会見等で政権を厳しく追及する東京新聞の望月衣塑子がタッグを組んだ、日本の政治を対象にした本格的ファクトチェック本。第二次安倍政権発足後のさまざまな発言を100の項目別に整理し、○、△、×で判定。何が「嘘」で、何がフェイクなのかを明らかにした。平成末期の日本政治を記録する、貴重な資料でもある。【目次】はじめに 望月衣塑子/第一章 森友・加計学園問題/第二章 アベノミクス/第三章 安全保障法制/第四章 憲法・人権・民主主義/第五章 官房長官会見/おわりに 南 彰 -
自転車生活の愉しみ
歩きではちょっと遠いかな、という距離でもラクラク。風をきってこげば気分も爽快! そんな自転車の楽しさ、効用から、メンテナンス法、ヨーロッパや日本の自転車事情まで、その魅力をまるごと伝えてくれる一冊。快適自転車生活のススメ。 -
新版 悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記
クロアチアの準優勝が世界を驚かせた2018年サッカーW杯ロシア大会。スイス対セルビア戦でコソボ移民の二人が見せた「鷲のポーズ」。さかのぼること20年、1999年のNATOによるユーゴ空爆にその端緒を探ることができる。当時、著者が身の危険を顧みず「世界の悪者」とされた旧ユーゴ紛争地を歩き、直に触れたすべてを綴った貴重な記録。執筆当時から現在までの空白を繋ぐ追章を加えた新版。 -
神社崩壊(新潮新書)
2017年末に富岡八幡宮で起きた前代未聞の事件。元宮司の弟が宮司の姉を刺殺するという凶行の背景には、不透明かつ放漫な神社経営、神社本庁との軋轢などがあり、いずれも神社界の危機を象徴するものだった――。そもそも神社とはどのような場所で、何を祀っているのか。さらに、その収入源や経済格差、神社本庁の正体と歪な権力構造、「日本会議」との関係など、御簾(みす)の裏に隠された“暗部”を宗教学者が炙り出す。 -
ツバメ号の伝書バト
夏休み、いつもの湖のほとりに集まったツバメ号、アマゾン号の乗組員と、Dきょうだいは、日照りにもめげず、今度は高原で金鉱さがしをすることに。自分たちだけでキャンプをはって、ハトをとばして連絡をとりあい、大活躍の子どもたちでしたが、金をねらっているらしい「つぶれソフト」が行く先々にあらわれて……。 -
人口減少時代の土地問題 「所有者不明化」と相続、空き家、制度のゆくえ
持ち主の居所や生死が判明しない土地の「所有者不明化」。この問題が農村から都市に広がっている。空き家、耕作放棄地問題の本質であり、人口増前提だった日本の土地制度の矛盾の露呈だ。過疎化、面倒な手続き、地価の下落による相続放棄、国・自治体の受け取り拒否などで急増している。本書はその実情から、相続・登記など問題の根源、行政の解決断念の実態までを描く。 はしがき 第1章 「誰の土地かわからない」――なぜいま土地問題なのか 1 空き家問題の根源――森林・農村から都市へ 2 なぜ管理を、権利を放置するのか 3 法の死角――あいまいな管轄、面倒な手続き 4 下落する土地の価値――少子・高齢化、相続の増加 第2章 日本全土への拡大――全国888自治体への調査は何を語るか 1 死亡者課税による“回避”――災害とは無関係の現実 2 相続未登記、相続放棄の増加――土地に対する意識の変化 3 行政の解決断念――費用対効果が見込めない 第3章 なぜ「所有者不明化」が起きるのか 1 地籍調査、不動産登記制度の限界 2 強い所有権と「土地神話」の呪縛――人口増時代の“遺物” 3 先進諸外国から遅れた現実――仏、独、韓国、台湾との比較 第4章 解決の糸口はあるのか――人口減少時代の土地のあり方 1 相続時の拡大を防げるか――難しい法改正と義務化 2 土地希望者を探せるか――管理・権利の放置対策 3 「過少利用」の見直しを――新しい土地継承のあり方 参考文献 あとがき -
日本の醜さについて 都市とエゴイズム
個人主義で自己主張の強い欧米人とくらべ、日本人は集団主義的で協調性があり、「和をもって貴し」とする民族だと言われてきた。しかし、ひとたび街に目をむければ、それはまちがいだと気づく。利権まみれで雑多な東京。くいだおれ太郎やかに道楽など人形だらけで幼稚な大阪。“千年の都”と称されながらスクラップ・アンド・ビルドをくりかえす京都。ローマと東京、ヴェネツィアと大阪、フィレンツェと京都――街並をくらべるかぎり、近代化に成功し、本物の自由を勝ちとったのは欧米ではなく日本なのだ。都市景観と歴史が物語る、真の日本人の精神とは? -
教誨師
半世紀にわたり、死刑囚と対話を重ね、死刑執行に立ち会い続けた教誨師・渡邉普相。「わしが死んでから世に出して下さいの」という約束のもと、初めて語られた死刑の現場とは? 死刑制度が持つ矛盾と苦しみを一身に背負って生きた僧侶の人生を通して、死刑の内実を描いた問題作! 第1回城山三郎賞受賞。 -
葬式格差
札幌市0円、千葉市6000円、名古屋市5000円、大阪市1万円なのに、東京23区民だけが5万9000円のバカ高い火葬代を払っている。これに東京人は気づいていない。なぜか? 他にも東日本では遺族が遺骨をすべて引き取らねばならないが西日本では4分の1から3分の1程度しか引き取らなくてもいい。ゆえに骨壺の大きさがかなり違う。かように葬り方は地域差が大きく大半の日本人は他所を知らない。葬式自体がどんどん減少し、おかしな葬儀、ロボット僧侶、誰も参らない墓が出現する現代、「格差」をキーワードに日本人の葬り方を考察した。 -
「毒親」の正体―精神科医の診察室から―(新潮新書)
ちょっとしたことで母親はAさんを全否定する。身体を引きずり回し、家から閉め出すことも数知れない。なぜ母は私を苦しめるのか。苦しむAさんに精神科医は意外な答えを示した。「お母さんは、発達障害だと思います」――。不適切な育児で、子どもに害をおよぼす「毒親」。その被害を防ぐカギは診察室にあった。臨床例から彼らの抱える四つの精神医学的事情を解説、厄介な親問題を手放す指針を明らかにする。 -
島津家の戦争
鎌倉時代から650年にわたり薩摩の地を治めてきた島津家。その私領である都城島津家は4万石に多数の武士を抱え、藩の中で特殊な地位にあった。その都城島津家が残した日誌をはじめとする多数の史料から、明治維新とその後の日本の近代化を主導した薩摩藩の実像、都城島津家の君主と家臣団の知られざる物語が浮かび上がる。薩摩から見たもう一つの日本史、迫真の歴史ノンフィクション。
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