作品一覧 2019/08/06更新 音もなく少女は 試し読み フォロー 神は銃弾 試し読み フォロー その犬の歩むところ 試し読み フォロー ひとり旅立つ少年よ 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> ボストンテランの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 音もなく少女は ボストンテラン / 田口俊樹 原題はWOMAN 邦題がいまひとつなのはよくあることだけど、これはなぁ。 でもでも肝心の小説は素晴らしかったです。 Posted by ブクログ その犬の歩むところ ボストンテラン / 田口俊樹 戦争や貧困で傷ついたアメリカ人の再生の物語なので、アメリカ人の愛国心や反骨精神は興味深く読めたけど、復活のアイテムに犬を使わないで欲しい。 最後には犬がヒーローみたいな感じでハッピーエンドにしても、犬はそんなもの求めてないと思う。 と、辛口で評価しても面白かったことは否めない。ミステリーと言うほど...続きを読むの謎はない。どちらかと言えばロードムービー的。 作者のボストンテランは覆面作家で性別すら謎だけど、最後に書評の人が「おそらく60代の女性」と推測してて、私は絶対男性だと思ったので、この人の他の本も読んでみようと思った。 Posted by ブクログ その犬の歩むところ ボストンテラン / 田口俊樹 原題「Giv: The Story of a Dog and America」が示すとおり、ある犬-Givが人から人へと旅するのを追うことでアメリカという国、そこで起こった悲劇の歴史、そこに住む人々の魂を描いたロードムービーのような物語です。 プロローグに「この物語は伝統的なやり方では語られない」と...続きを読むあるように、初めて読む構成でした。とは言っても難解ではなく心にすっと入ってくる。最後には全て回収されるので途中でやめずに読んでほしいと思います。 ディーンとギブが出会うシーンや登場人物の大半は作者の実体験や実在の人物がヒントになっているそうです。帰還兵が身近にいる国、アメリカを知ることができる作品です。 Posted by ブクログ 神は銃弾 ボストンテラン / 田口俊樹 異常な暴力性と猟奇性を持つカルト教団に拉致された娘を救い出すべく、デスクワーク組の警察官の父親と、元教団の麻薬中毒者の女がタッグを組み、彼等の足取りを追い、復讐を挑む。 プロットはシンプルながら、文体が簡潔かつ切れ味良く、独特の魅力がある。強烈な暴力・性描写の洪水で、その点パルプ小説的ではあるが、前...続きを読む述した文体や、主人公二人の間の精神的な交流を描くことによる叙情性が、下品になりすぎないバランス感がある。 作中の登場人物の女性の多くに、非情ともいえる過酷な仕打ちが何度となく降りかかるのだが、主人公のケイスを含む多くの人物の精神的な強さが救いとなって、悲壮感はあれどなんとか読み進めることができた。 ただただ女性が蹂躙(執拗なレイプ描写など)されるのは読んでいて本当に辛いので。 Posted by ブクログ ひとり旅立つ少年よ ボストンテラン / 田口俊樹 「視線を交わしたその燃え上がるような一瞬、ふたりは一生分の思いを語り合った」 「その犬の歩むところ」に続き二冊目のボストン・テラン。奴隷制度に立ち向かう内容それ自体も感動的なのですが、それを表現する著者(と訳者)の文章が深く心に入り込んできます。要所要所で出会う心打たれる文章を二度読みして味わいなが...続きを読むら読みました。 「眼にしたすべてのものが少年の一部となり、少年もそのすべてのものの一部になる」 奇しくもこの本を読んだのは7月3日4日でした。 Posted by ブクログ ボストンテランのレビューをもっと見る