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50代をどうすごすかで、今後の人生は大きく変わる! 一度立ち止まって働き方、人間関係、家族、お金について整理することで、残り時間で最大限の成果を上げるための“自分らしい生き方”が見えてきます。知の巨人が教える、まだまだ頑張り続けたい人への実践的アドバイス。
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Posted by ブクログ
最後は宗教の話が多かった キリスト教と仏教では考え方が違う 頑張れば報われる世界 仏教 もう結論は決まっていると言う考え キリスト教
人生の道標
キリスト教ではありませんが、共感できる本でした。 50過ぎたおばさんでも、仕事に真面目に取り組み過ぎていた毎日を見つめ直すきっかけを貰えました。 あっとゆう間に読み終えて、読み終わった後元気をもらいました。
本書は、人生の折り返しを過ぎた世代に向けて、残された時間をいかに使い、自らの経験や知識をどう活かしていくかを考えるための指針を提示する書物である。著者は、50代に差しかかったとき、人は若いころのように時間が無限であるとは思えず、残りの人生を戦略的に構築する必要があると説く。重要なのは、過去に培ってき...続きを読むた「武器」、すなわちスキル、人脈、蓄積された経験を整理し、それを最大限に発揮できる場を選び取ることである。 本書は六つの観点、すなわち「残された時間」「仕事の向き合い方」「職場での人間関係」「お金」「家族や人間関係」「自己研鑽」に分けて論じられている。最初のテーマである「時間」では、人生の残りが限られていることを前提に、漫然と新しい学びに取り組むのではなく、目的や実際の活用を念頭に置いた選択を行うことが求められる。たとえば新しい語学の習得など、労力の割に実用性が見えにくいものには慎重であるべきだとし、自分が「やりたいこと」と「やるべきこと」を書き出し、その交差点にあるものを優先して行動すべきだと述べる。こうした手法は、行動に明確な軸を与え、残り時間を有効に使うための思考整理につながる。 次に「働き方」では、若いころのように全力で走り続けるのではなく、50代以降は選択と集中が鍵になるとされる。無理に転職や独立を急ぐのではなく、むしろ会社員という安定基盤を維持しつつ、自分の次のステップに必要な準備を重ねることが賢明だという考えが提示される。頑張りすぎるのではなく、自分の体力や知力に応じてペースを調整し、効率的に成果をあげることが推奨されている。 「職場の人間関係」においては、50代が直面する世代間のギャップや組織内での立場の変化が取り上げられる。若手社員との価値観の違いや、自らの言動が時代錯誤と見なされてしまう危険性もある。こうした中で重要なのは、関係を広く浅く広げるよりも、信頼できる人と深く結びつきを築くことだとされる。また、強引に自己主張するより、時には「待つ力」を発揮して状況を見極めることが有効な戦略になるとも述べられる。ラインから外れた人に対する周囲の見方はシビアであり、自分は以前とは違う立場で再スタートするわけですから、新人になった気持ちで、周りに迷惑をかけないよう、与えられた仕事を黙々と地道にこなすことに集中するよう読者を諭す。そして、役職定年で給与が下がったとはいえ、比較的自分は恵まれているのであり、それまでのキャリアや肩書きなんて、どうでも良くなるともいっている。また、自分がいくら部署をうまく回していたとしても、部下の一人がふとしたときに大失敗や不祥事を起こしてしまったときは、一旦リセットして、ゼロからスタートしたほうがよいとしている。 「お金」の章では、健康の維持と収入の確保が不可分であることが強調される。病気や体調不良は直接的に収入を減らし、医療費増大という経済的負担ももたらす。したがって、健康管理は経済的安定の基盤であると位置づけられる。また、定年後の生活を「蓄えた資産で暮らす」か「働き続けて収入を得る」かという二つの選択肢を早めに検討しておくべきだと説かれる。 家族や人間関係については、50代で顕在化する夫婦関係や親子関係の変化、あるいは独身で高齢期を迎える場合のリスクなどが論じられる。特に、関係を壊す大きな要因として「性」と「お金」が挙げられ、これらの問題に誠実に向き合う必要があるとされる。人とのつながりを保ちつつ、価値観のずれを調整し、将来を見据えて備える姿勢が求められるのである。 最後に「自分磨き」では、外面的な若さの維持よりも、知性や内面を豊かにする取り組みが強調される。教養とは単に知識を積むことではなく、相手の立場に立って考える思考力や言語化の力を養うことであるとし、さらに自己の中に潜む弱さや負の側面を直視し、それを乗り越えることの大切さが語られる。著者はまた、再学習の方法として高校教科書の活用を挙げ、基礎から知識を整理することの意義を指摘している。表面的な若返りよりも「頭の若さ」を保つことが優先されるという主張は、本書の刺激的な提言の一つである。 全体を通して佐藤は、50代は劇的な転換を求める年代ではなく、むしろ自分がすでに持っている資源を最大限に活かすことで、安定と充実を両立できると説く。過去に経験した挫折や逆境も、振り返れば新たな武器となり得るとし、自分の立場を冷静に見極めたうえでの行動こそが「人生後半戦」の戦略になるのだと強調している。 ・・・・・ 新共同訳聖書(日本聖書協会, 1987/2003) コヘレトの言葉 3章1〜11節 何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。 生まれる時、死ぬ時 植える時、植えたものを抜く時 殺す時、癒す時 壊す時、建てる時 泣く時、笑う時 嘆く時、踊る時 石を放つ時、石を集める時 抱く時、抱くことをやめる時 求める時、失う時 保つ時、投げ捨てる時 裂く時、縫う時 黙する時、語る時 愛する時、憎む時 戦いの時、平和の時。 人が労苦してみたところで何になろう。 神がなさることはすべて時にかなって美しい。 神はまた、人の心に永遠を与えられた。 しかし人は、神のなさる業を始めから終わりまで見きわめることはできない。 出典:日本聖書協会『聖書 新共同訳』(1987年初版, 2003年改訂)
2024.10.16 自分の罪を棚に上げていないか という章がある。 私なりの理解としては、人間、自分も含めて弱い存在であることを考えたら他人を非難するだけなんて安易な解決はないんじゃないの? 自分はどうなのかをまず問うことが冷静な判断につながるということだと思いながら読んだ。
著者の佐藤さんは五木寛之との対談本で知り興味を持ってこの本を手にしました。広い知識と経験に裏付けされた内容で、苦労人でおられたからこその現実的な対処法もあり今後の人生の糧になるアドバイスが豊富にありました。60歳に近い自分にとってはもっと早く読めば良かったです。佐藤さんの著書の「還暦からの人生戦略」...続きを読むを直ぐに読み始めようと思います。
50代からの仕事、お金、人間関係などの考え方。仕事、お金などの話が中心の前半は、現実的、効率的な生き方についてのヒントについて。これはこれで参考になる。 最後の部分の、死に向き合うこと、宗教的な考え方の部分は、他の箇所と趣が異なり、新しい見方を教わることができた。さすが、佐藤氏の専門分野ですね。
残り時間は折り返し地点をもう過ぎている。とあったが確かに。と実感してしまった。その上でしたいこと。やりたいこと。を整理しないといけないという意識ができた。 働き方、人間関係、お金について改めて考え直すきっかけとなる一冊。
敬愛している佐藤優による50代からの生き方について。50代の私には読むのにちょうどよいタイミング。納得できるところも多くとても参考になった。
重要なポイントは、全てをいったんリセットすること。 「これまで自分は実績を積み上げてきた」「会社に貢献してきた」と自負しているかもしれませんが、それをすっかり捨ててしまえるかどうか。一度まっさらな状態にして、ゼロから再スタートするわけです。 ラインから外れた人に対する周囲の見方はシビアです。昔とは違...続きを読むう立場で再スタートするわけですから、新人になった気持ちで、周りに迷惑をかけないよう、与えられた仕事を黙々と地道にこなすことに集中しましょう。 卑屈になる必要はありませんが、かつての上司の立場だった自分のまま、ついつい横柄な発言になりがちです。定期的に振り返りましょう。 役職定年で給与が下がってしまうとは言え、まだまだ自分は恵まれていると思えるはず。それまでのキャリアや肩書きなんて、どうでも良くなるはずです。 上記に加え、教養の章が参考になった。
私もついに50歳、これからの人生を考えるとき、先人の知恵を学ぶことでさまざまな問題に遭遇した時に対応力がつくのではないかと思い、佐藤氏の著書を手にしました。 官僚時代に波乱の人生を歩まれた佐藤優氏、説得力があります。 お金、友人、会社、家族、学び、考えさせられました。
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