作品一覧 2021/07/23更新 世界の歴史 試し読み フォロー 定本 育児の百科 試し読み フォロー 松田道雄 子どものものさし 試し読み フォロー 養生訓 試し読み フォロー 私は赤ちゃん 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 松田道雄の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 世界の歴史〈21〉帝国主義の開幕 中山治一 18世紀後半のビスマルク体制から第一次世界大戦後のヴェルサイユ・ワシントン体制までの国際情勢を中心に書かれた概説書。 ドイツ帝国の宰相ビスマルクは、宿敵フランスを孤立させるとともにヨーロッパにおける戦争を防止するため、ドイツを中心とする一元的で複雑な外交関係の蜘蛛の巣を作り上げた。 しかし、ビス...続きを読むマルクに引導を渡した若き新皇帝ヴィルヘルム2世は大英帝国への挑戦を決意し、独英関係の対立関係が深刻化したことが第一次大戦の要因となった。 第一次世界大戦は、ロシア革命を引き起こし、初の社会主義国であるソビエト連邦を誕生させた。 大戦の主戦場になったヨーロッパ諸国は、新たな戦争の形態である総力戦を戦い、長期持久戦を耐え凌ぐ中で、大きく疲弊していった。 戦局の行方に決定的な影響を与えたのはアメリカの参戦だった。理想主義的な新国際秩序を提唱するウィルソン大統領の判断により大軍を欧州戦線に派遣したアメリカは、国際経済の面でも英仏をはじめとする連合側諸国を支援し、前世紀の覇権国であったイギリスの地位ととって変わることになった。 パリ講和会議で自らの描いた理想主義を実現しようと意気込んだウィルソンであったが、その構想は英仏日などの列強が画策した旧時代の秘密外交によって否定され、強硬的な対独包囲網の性格を持つヴェルサイユ体制が形成された。 「民族自決」のスローガンに期待を込め、列強に奪われた諸権益の奪還をねらった中国の目論見も、列強からはまんまと黙殺された。 パリ講和会議で大きな不満を残した米・中は、その穴を埋めるためにワシントンで国際協調路線に沿ったアジア太平洋方面の新秩序を作るために、軍縮会議を開催した。 ワシントン体制は、第一次世界大戦で中国・太平洋方面で著しく勢力を強めた日本を抑止するための対日封じ込め戦略に基づいて形成され、のちにアジア太平洋方面の覇権をめぐって勃発する日米戦争の序曲ともなったのであった。 Posted by ブクログ 定本 育児の百科 (下) 1歳6カ月から 松田道雄 改訂を重ねているとはいえ、かなり前に書かれた本なのに、母親に寄り添ったアドバイス、男らしく女らしくではなく一人の人間としての育て方(その上で、性については父が息子を、母が娘を教育する)の提唱、今の幼稚園は先生の数が足りないので環境が良くない、共働きも肯定的等、現代的な考え方をしていて驚いた。 不登校...続きを読むの子を否定しないところが良い。 子に寄り添った育児方法、そしてお母さんにも寄り添ったアドバイス。 Posted by ブクログ 松田道雄 子どものものさし 松田道雄 子どものこと、教育のこと、子どもを育てるということ、病気のことなどについて。元小児科医でありお孫さんを持つおじいちゃんでもあった松田道雄さんの目で書かれたもの。 教育は人対人。教育者は誇りと大きな愛をもって子どもと向き合うもの。 結局、人間は子孫を残して育てることが使命。それだけ。それ以外は付加価値...続きを読む。なるほど。本業をおろそかに付加の方だけ必死になるのは違うんじゃないかと。まずは本業を。本業以外の部分はある意味おまけ。気楽に力を抜いて好きに生きればいい。 何にせよバトンを繋ぐように未来の子どもたちのために働きかけていくのが大きい人たちの務めなんだろうね。 Posted by ブクログ 定本 育児の百科 (上) 5カ月まで 松田道雄 月齢ごとに読み進めていくと、安心感があります。 古い内容もあるかもしれないけど、私はとても信頼できる内容に感じました。中・下も子供の成長と合わせて読むつもりです。 Posted by ブクログ 定本 育児の百科 (上) 5カ月まで 松田道雄 とても良書だと思いました。少し古い部分もあるけれど、母親に寄り添う語り口でとにかくおおらか。「赤ちゃんの個性」と言う考え方に助けられました。 月齢毎の赤ちゃんの様子、発達、困りごとがまとめてあり、困ったときに辞典、参考書のような感覚で使っていました。 「赤ちゃんをそだてているので、便をそだてている...続きを読むのではないことを忘れてはならない。」など、吹き出してしまうようなところも。 著者によれば該当する月齢のことさえ覚えていればよいとのことで、もっと内容に触れて感想を書こうと思っていたのですが大半を忘れてしまいました笑 Posted by ブクログ 松田道雄のレビューをもっと見る