松田道雄のレビュー一覧

  • 松田道雄 子どものものさし

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    子どものこと、教育のこと、子どもを育てるということ、病気のことなどについて。元小児科医でありお孫さんを持つおじいちゃんでもあった松田道雄さんの目で書かれたもの。
    教育は人対人。教育者は誇りと大きな愛をもって子どもと向き合うもの。
    結局、人間は子孫を残して育てることが使命。それだけ。それ以外は付加価値。なるほど。本業をおろそかに付加の方だけ必死になるのは違うんじゃないかと。まずは本業を。本業以外の部分はある意味おまけ。気楽に力を抜いて好きに生きればいい。
    何にせよバトンを繋ぐように未来の子どもたちのために働きかけていくのが大きい人たちの務めなんだろうね。

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    2022年03月05日
  • 私は赤ちゃん

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    1960年発行の本なので古い情報もあるが、赤ちゃんとそれを取り巻く家族や社会の姿はそんなに変わっていないと思わされる。良くも悪くもであるが。また文章が軽快で読みやすく、時代の感じられる風景も楽しい。

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    2021年03月01日
  • 私は赤ちゃん

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    赤ちゃん目線で描かれる痛快なエッセイ風の読み物。肩の力を抜いて子育てできそう。思わずクスッと笑ってしまう短編集。育児の合間にストレスなく読める。

    古本でプレゼントして頂いた。

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    2020年08月16日
  • 私は赤ちゃん

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    「えっ こんな時 どうしたらいいの?」
    「あーっ もう どうしよう」

    初めて母になる若いお母さん
    その横にいらっしゃる若いお父さん
    その他
    赤ちゃんを初めて身近にされる人たちに
    ぜひ 手に取っていただきたい
    一冊

    どんな時代でも
    どんな国でも
    赤ちゃんは産まれてきた
    そして
    そこで育っていく
    そこに発生する さまざまな悩み、質問は
    インターナショナルでありますね

    私たち日本には
    松田道雄さんがいらっしゃった

    続編の「私は二歳」もお薦めです

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    2017年05月23日
  • 私は赤ちゃん

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    赤ちゃんを一人称とする斬新な視点の育児書。1960年初版とは思えない切り口で楽しく読むことができた。会社通勤の行き帰りに読んでいたが、早く帰って我が子に会いたくなった。。

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    2014年05月27日
  • 私は赤ちゃん

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    1960年発売でも、新米ママには共感、助け、勉強になりました。育児の普遍的な部分を書いてあるのかも。

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    2011年09月21日
  • 私は赤ちゃん

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    新生児〜乳児の目線で両親との生活を描いた、エッセイ風にまとまった実用書。著者はベテラン小児科医で、全体的に安定感があります。
    初版が1960年という事で、今読むと当時の生活自体が興味深く感じられました。子供からの苦痛や不快感の訴えには細心の注意を払い、でもあまり干渉し過ぎないように、というスタンスには普遍性があるのではないでしょうか。

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    2011年09月12日
  • 私は赤ちゃん

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    赤ちゃんの立場から、書かれた育児書のような本です。
    「私はおととい生まれた」という始まりだけでも、面白いので買ってみました。
    挿絵は、いわさきちひろさんの線画で、とっても上品です。

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    2010年02月02日
  • 私は赤ちゃん

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    最近出版された本ではないけれど、内容は新鮮。赤ちゃんの視線に立った子育て論を簡易な表現と短い分量でテーマごとにまとめてある。いわさきちひろの挿絵もいい。
    私は2歳、も読んでみた。

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    2009年12月23日
  • 私は赤ちゃん

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    古い本ですが、乳児を育てている全ての人に
    プレゼントしたいくらいの良本。
    育児に行き詰っている人には特におすすめします。
    私が今まで読んだ育児本の中で
    一番手元に置いておきたいと思える本です。

    時代は変わっても親と赤ちゃんの本質は変わらないのですね。

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    2009年10月04日
  • 私は赤ちゃん

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    50年前も今も子どもの育ち方に違いはないということが分かる。
    変わったのは,大人たちの生活と環境。

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    2010年08月07日
  • 松田道雄 子どものものさし

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    ネタバレ

    島田潤一郎さんの「長い読書」を読んで、そこに出てきて気になって読んだ本。
    いくつかの話をまとめた本で、その中でもタイトルになっている「子どものものさし」という話がとても良かった。
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    親や先生のものさしで常に動かされ、自分のものさしを使うことのないまま育つことが、良い子なのか。
    子どもだって、子どもなりに心に自分のものさしを持っている。自分の外に起こってくる事件に対して、どうしたらよいか、自分のものさしを使ったことのない人間は、ものさしを持っていることすら忘れてしまう。
    子どもに自分のものさしを使う機会を与えなくてはならない。
    子どもの心にしかないものを、もっと大事にしなくてはならぬ。

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    2024年06月04日
  • 松田道雄 子どものものさし

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    子どもに対してごまかしはきかない
    ついつい忘れてしまいそうな心掛けが言語化されていて読んでてスッキリした

    子どもについて、生き方について、医学について、かなり前に書かれた文章に関わらず古びたところがなく、現代にも十分通用する内容で全体として面白かった

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    2022年12月21日
  • 私は赤ちゃん

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    赤ちゃん視点で綴られる日常、1960年に書かれたとは思えないほど進歩的で社会問題にも言及している
    赤ちゃんは意思疎通できないだけで本当は色々理解しているのかもなんて思った
    親が過剰に心配する描写なんかはいつの時代も普遍的
    今は育児に関してもネットがあるから昔よりは色々調べられるし便利になったけれど、かえって情報が溢れて錯綜してるのでそれも良し悪しだと思う

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    2022年02月15日
  • 私は赤ちゃん

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    わたしの能力を試したいだけなのだ!

    ショート・ショートみたいな心地よい文章でした。
    親友の出産祝いにあげたい。

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    2021年05月19日
  • 私は赤ちゃん

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    まもなく次女に子どもが生まれるので読んでみた。私が生まれた1960年に書かれた本だか、赤ちゃんからの視点というのが面白く、勉強にもなった。医療情報としては古いものもあるのだろうが、赤ちゃんファーストの視点は今も子育ての基本として有効だろう。

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    2018年09月02日
  • 私は赤ちゃん

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    自分が父親とてどのようにならなければならないのか、どうように考えていけばいいのか、という参考になればと思って手にした本の一冊。
    この初版は1960年、今から57年も前に出版された本でありながらも、現在でも読まれ続けている本であることから興味をひかれた。

    「吾輩は猫である」と同じく「私は赤ちゃん」はタイトルが指し示すとおり、主人公が生まれたばかりの赤ちゃんである。
    それは赤ちゃんにもちゃんと自覚があり、個性がある。育児書が全てではない。と伝えたかったのだと思う。
    うちの娘も言葉には出来ないが、そういった意思があるんだよな、と改めて考えるようにあった。

    作者の松田道雄先生は、この本を赤ちゃんを

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    2017年12月11日
  • 私は赤ちゃん

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    赤ちゃん目線で書かれた育児本。本書から伝わってくることは、ケアは必要最低限で十分だということ。赤ちゃんも嫌だったら泣くし、嫌じゃなければほっといて良いのかもしれない。1960年初版と少し情報が古い気もしますが、始めての我が子に対面する前に読んでおきました。

    BCG→結核の予防注射

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    2017年04月24日
  • 私は赤ちゃん

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    50年くらい前に書かれた本なので、現代の子育て論とは食い違う部分はありますが、それを差し引いてもかなり面白い作品でした。生まれたばかりの赤ちゃんが妙に達観していたり、大人たちを馬鹿にしていたり、なのに身体機能が未熟なせいですぐに泣いてしまったり。
    自分のことを思い出すと、さすがに「赤ちゃん」期のことは覚えていませんが、3歳くらいで「子供扱いするな」と本気で憤った記憶はいくつかあります。
    赤ちゃんもちゃんとした人間です。大人が思うより早く頭脳は大人になるんだよな、と思い出させてくれました。

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    2014年11月06日
  • 私は赤ちゃん

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    さすがに時代を感じますわな~。特に医療に関する記載は、今と比べると隔世の感がある。でもいわゆる“育て方”の部分に関しては納得できることが多く、社会は変わっても、親の気持ちは変わらんなぁ、としみじみ思ったりして。しょーもないことで騒ぎたくなる親の気持ち、いつの時代も一緒なのですね。気を付けないと。

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    2013年11月13日