松田道雄のレビュー一覧

  • 私は赤ちゃん

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    団地住まいの夫妻の元に生まれた赤ちゃんが一人称で語る育児のいろいろ。無理やり寝かしつけようとする父に「子どもにだって人権はあるんです。」なんて言ってておもしろい。ちょっと異変があれば、大病か!?と診療所に駆け込む姿は50年経っても変わらない(なんと初版が1960年!)一方、寝ない赤ちゃんに睡眠薬を投与するなど、ギョッとする描写もまたあって興味深いです。

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    2011年09月13日
  • 私は赤ちゃん

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    [ 内容 ]
    はじめての赤ちゃん。
    待ちに待った誕生。
    しかし、新米の母親父親にとって子育ては不安の連続でもある。
    授乳のしかた、衣服の調節、夜泣き、離乳、加えて下痢や発熱、ひきつけなど赤ちゃんの病気も多い。
    ゆったりした楽しい気持ですこやかな赤ちゃんを育てるために、家庭は、社会はどうあってほしいかを、赤ちゃんの目を通して考える。

    [ 目次 ]
    1 生まれて半年(産院―やかましいのが一ばんきらい;乳がでない―あせっちゃだめです;わが家―ダンチ住宅 ほか)
    2 誕生前後(腸重積(急におこる腹痛;規則的な痛み;早ければ手術せずに)
    目方が足りない―さかんな生活力
    健康優良児―デブは人生の目的でな

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    2011年05月15日
  • 私は赤ちゃん

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    赤ちゃんは、泣いていろんなことを伝えようとするが、親がすべてを察することは困難だ。その中で出てくる不安をこの本は和らげてくれる。

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    2011年04月27日
  • 私は赤ちゃん

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    すごく斬新!!
    すいすい読み進められました。

    自分の子どもを育てる時が来たら参考にしたいです。

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    2011年02月27日
  • 世界の歴史〈22〉ロシアの革命

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    1825年のデカブリストの乱から1940年のトロツキー暗殺まで。
    小見出しと多数の図版や写真を追っていくだけでもおおよその流れが浮かび上がる。
    通読すると、革命は歴史の必然ではなく、起こしたい人間が起こすから起こるのだ(同語反復だが)
    ということがよく分かる、特に当時のロシアのような国においては。
    『革命の主人になるのは、革命を起こしたものだ』(グチュコフ)

    二月革命に至る小見出しをたどると「戦線の膠着」「ブルジョアの奮起」「ブルジョアの革命本部」
    「たたかうブルジョア」「グチュコフのクーデター計画」「革命の商人パルヴス」となる。
    この背後には、第一次大戦に勝利するため、皇帝専制ではなく、

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    2011年02月06日
  • 私は赤ちゃん

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    尊敬する先生からの出産祝いに頂きました。育児で息が詰まったとき読んでいます。表現は古いけど、楽な気持ちになれる素敵な一冊。

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    2009年10月04日
  • 私は赤ちゃん

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    新聞連載をまとめたもの。見開き2ページで1話完結。赤ちゃん視点の小説風育児本。昭和レトロです!いわさきちひろの挿絵も可愛らしい。

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    2009年10月04日
  • 養生訓

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    人間の幸福は晩年に訪れるもの、そもそもそこまで生き続け、身体も心も健康でいられることが大前提であり、それには養生が必要であるということ、その養生に必要なことが様々述べられている本。
    考え方として、自分の身体があるのは天地、父母のおかげであり、自分が健康であることは天地や父母からの感謝の証であるということ、それを心得ることが大切であると学びとなった。今の世の中は便利で人間の欲を満たす多くの事柄に溢れており、ある意味それが当たり前のような生活で心や身体が蝕まれていると言える。身体の番人である心を落ち着け、畏れて欲を抑え養生して生きること、自分の身体、それを作る食物にも感謝の気持ちを持ち、日々生きて

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    2025年12月20日
  • 私は赤ちゃん

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    吾輩は猫である、の赤ちゃんバージョンのような趣向の育児本。普通に面白い。団地あるあるのような時代を感じる話題も多いが、基本的なことは変わらないのかも。岩崎千尋の挿絵が時代を越えている。

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    2024年09月24日
  • 定本 育児の百科 (中) 5カ月から1歳6カ月まで

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    夜泣きは生後5か月から始まることが多い。昼間に興奮したり怖い思いをした時に思い出して泣く。

    離乳食は市販のベビーフードを使うことを強くオススメしてるのが意外だった。
    理由は、衛生面から考えても殺菌されてて安全なこと。何より時間と手間と節約になって母にゆとりができること。特に初期の頃はそんなに量を食べないのだから、ベビーフードはどんどん使うべき。離乳食のために何時間も使うぐらいだったらその時間散歩に連れ出すべき。

    生後10か月を過ぎた頃から赤ちゃんの身体、脳は急速に発達する。できる限りお世話をする人は赤ちゃんに話しかけること。どうせ分からないと思って無言で接するのはよくない。
    また、テレビを

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    2024年07月15日
  • 定本 育児の百科 (上) 5カ月まで

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    50年前の本だから、考え方が古い箇所も多かったが参考になった部分もあった。

    この本では基本的に子育てについて神経質にならないことを推奨している。例えば、生まれてすぐの3時間毎の授乳はそこまで厳格になる必要はない。赤ちゃんがお腹が空いて泣いていたら3時間経ってなくても授乳していいし、逆によく眠っていたら3時間経ったからと言って無理に起こして授乳する必要はない。

    でも、初乳は頑張って飲ませるべきと指摘している。また、母の仕事復帰などの事情があるにしても、少なくても産後3か月は母乳育児を推奨している。

    赤ちゃんのは脚はガニ股が自然。無理に真っ直ぐにしようとしたり固定したりすると股関節脱臼になる

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    2023年12月21日
  • 養生訓

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    江戸時代の教訓書であるが、大事だなことを繰り返し伝えていて、特に総論ではシンプルで現代にも通ずると分かった。

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    2022年11月05日
  • 私は赤ちゃん

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    赤ちゃんが主語なの、新鮮で面白く読みました。ただ、時代はかなり古くて、自分の育児に参考にする、とかではなさそう。

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    2021年08月13日
  • 松田道雄 子どものものさし

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    あまり理系な文章には感じない。
    優しそうな人柄は感じられるが、内容はかなり主張している。
    これだけ断言できてしまうその自信というか、理想というか、強い人だと感心する。
    ためになるとは思うけれど、文章を読む面白さはあまりなかった。

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    2021年06月27日
  • 松田道雄 子どものものさし

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    松田道雄さんという方は立派なお医者さんだと思うが、この本に書かれている内容は、時代が古いものなので、多少考え方が古いなと感じることもあった。

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    2021年05月25日
  • 私は赤ちゃん

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    赤ちゃん視点で育児を語った本です。

    各家庭の状況を見ない育児書通りの育児を皮肉っています。
    また、赤ちゃん用施設のない遊園地を批判したりしています。

    1960年代に書かれた本なので多少現代にそぐわない内容もあります。

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    2018年12月30日
  • 定本 育児の百科 (上) 5カ月まで

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    具体的すぎて、リアルタイムじゃないと読む気しないやつ。リアルタイムだとすごくためになる。時代背景の古さはあるものの、とにかく赤ん坊を見ろ!の主張はいちいちハッとさせられます。育児書じゃなくて赤ん坊見ろっていう育児書、という矛盾。上巻思いの外妊婦編が多いので、また二児の時にしっかり読みます。

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    2015年11月19日
  • 私は赤ちゃん

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    1960年初版の、子供目線の育児本。こと子育てに関しては「昔はよかった」なんてウソだと思う。病院の先生がタバコ燻らせながら診察したり、とりあえず注射を打たれたり、赤ちゃんに睡眠薬を飲ませたり、いま見ると驚くことが多い。

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    2015年12月17日
  • 定本 育児の百科 (中) 5カ月から1歳6カ月まで

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    赤ちゃんは、子どもがあそんでいるのをみるのをよろこぶ。近所で子どものあそび場があったら、つれていって、あぶなくないところに赤ちゃんをおろすか、ベビーカーのなかで見物させる。(p.142)

    偏食をするからやせるのだなどと母親がしかられることも少なくないが、何でも与えられるものを食べてふとるというのは、豚ならいい食肉用豚だろうが、人間では自慢にならない。むしろ、味のわかる人間のほうが、食生活は楽しいだろう。(p.269)

    赤ちゃんが8〜9ヶ月ごろにツイラクを経験せずにそだつということは、まずない。ツイラクして頭を打ってばかになるのだったら、人類の文明は存在しないだろう。いちばんおおいツイラクは

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    2020年07月15日
  • 定本 育児の百科 (中) 5カ月から1歳6カ月まで

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    上巻を読んですっかりファンになって購入しました。

    著者の方の言い回しが、
    ときどきツボにはまり、吹き出します。

    割と繰り返しの内容が多く、途中でちょっと飽きてしまいました。

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    2010年04月05日