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Posted by ブクログ 2021年03月01日
1960年発行の本なので古い情報もあるが、赤ちゃんとそれを取り巻く家族や社会の姿はそんなに変わっていないと思わされる。良くも悪くもであるが。また文章が軽快で読みやすく、時代の感じられる風景も楽しい。
Posted by ブクログ 2020年08月16日
赤ちゃん目線で描かれる痛快なエッセイ風の読み物。肩の力を抜いて子育てできそう。思わずクスッと笑ってしまう短編集。育児の合間にストレスなく読める。
古本でプレゼントして頂いた。
Posted by ブクログ 2017年05月23日
「えっ こんな時 どうしたらいいの?」
「あーっ もう どうしよう」
初めて母になる若いお母さん
その横にいらっしゃる若いお父さん
その他
赤ちゃんを初めて身近にされる人たちに
ぜひ 手に取っていただきたい
一冊
どんな時代でも
どんな国でも
赤ちゃんは産まれてきた
そして
そこで育っていく
そ...続きを読むこに発生する さまざまな悩み、質問は
インターナショナルでありますね
私たち日本には
松田道雄さんがいらっしゃった
続編の「私は二歳」もお薦めです
Posted by ブクログ 2014年05月27日
赤ちゃんを一人称とする斬新な視点の育児書。1960年初版とは思えない切り口で楽しく読むことができた。会社通勤の行き帰りに読んでいたが、早く帰って我が子に会いたくなった。。
Posted by ブクログ 2011年09月12日
新生児〜乳児の目線で両親との生活を描いた、エッセイ風にまとまった実用書。著者はベテラン小児科医で、全体的に安定感があります。
初版が1960年という事で、今読むと当時の生活自体が興味深く感じられました。子供からの苦痛や不快感の訴えには細心の注意を払い、でもあまり干渉し過ぎないように、というスタンスに...続きを読むは普遍性があるのではないでしょうか。
Posted by ブクログ 2010年02月02日
赤ちゃんの立場から、書かれた育児書のような本です。
「私はおととい生まれた」という始まりだけでも、面白いので買ってみました。
挿絵は、いわさきちひろさんの線画で、とっても上品です。
Posted by ブクログ 2009年12月23日
最近出版された本ではないけれど、内容は新鮮。赤ちゃんの視線に立った子育て論を簡易な表現と短い分量でテーマごとにまとめてある。いわさきちひろの挿絵もいい。
私は2歳、も読んでみた。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
古い本ですが、乳児を育てている全ての人に
プレゼントしたいくらいの良本。
育児に行き詰っている人には特におすすめします。
私が今まで読んだ育児本の中で
一番手元に置いておきたいと思える本です。
時代は変わっても親と赤ちゃんの本質は変わらないのですね。
Posted by ブクログ 2022年02月15日
赤ちゃん視点で綴られる日常、1960年に書かれたとは思えないほど進歩的で社会問題にも言及している
赤ちゃんは意思疎通できないだけで本当は色々理解しているのかもなんて思った
親が過剰に心配する描写なんかはいつの時代も普遍的
今は育児に関してもネットがあるから昔よりは色々調べられるし便利になったけれど、...続きを読むかえって情報が溢れて錯綜してるのでそれも良し悪しだと思う
Posted by ブクログ 2018年09月02日
まもなく次女に子どもが生まれるので読んでみた。私が生まれた1960年に書かれた本だか、赤ちゃんからの視点というのが面白く、勉強にもなった。医療情報としては古いものもあるのだろうが、赤ちゃんファーストの視点は今も子育ての基本として有効だろう。
Posted by ブクログ 2017年12月11日
自分が父親とてどのようにならなければならないのか、どうように考えていけばいいのか、という参考になればと思って手にした本の一冊。
この初版は1960年、今から57年も前に出版された本でありながらも、現在でも読まれ続けている本であることから興味をひかれた。
「吾輩は猫である」と同じく「私は赤ちゃん」は...続きを読むタイトルが指し示すとおり、主人公が生まれたばかりの赤ちゃんである。
それは赤ちゃんにもちゃんと自覚があり、個性がある。育児書が全てではない。と伝えたかったのだと思う。
うちの娘も言葉には出来ないが、そういった意思があるんだよな、と改めて考えるようにあった。
作者の松田道雄先生は、この本を赤ちゃんを病気と考えたいきさつ、その親の心配の起こる状況をはっきりさせれば、親の心配も減るだろうとということで、親の心配の症状論として綴ったらしい。
正直、今のわたしにはよく変わる。娘が大声でなくと、どこか痛いんじゃないのか、熱があるんじゃないのか、とすぐに考えてしまう。
腸重積、麻疹(はしか)、喘息、小児マヒなどが病気が出てくる度、我が子がかかったらどうしよう、と心配事がふえた気もする。
小児マヒなんてしならなかった。いや、知っていたし、テレビなどでは見ていたはずだ。でも、自分には関係無と素通りしていたんだろう。本書のなかでは好きな小児マヒになる子を産んだわけではない、台風にあたってしまうのと同じで不運なだけ、でも不運だからといって投げ出すわけにはいかない、そうだと思う。
育児書などのマニュアルだけでなく、ちゃんと我が子を親の目で日々見守っていかなければならない、と思わえてくれる本だった。
最後に、要所々々に赤ちゃんのイラストがあるのだが、無機質に見えたそのイラストが読み進めるにつれて、とても愛らしくみえてきた。
Posted by ブクログ 2017年04月24日
赤ちゃん目線で書かれた育児本。本書から伝わってくることは、ケアは必要最低限で十分だということ。赤ちゃんも嫌だったら泣くし、嫌じゃなければほっといて良いのかもしれない。1960年初版と少し情報が古い気もしますが、始めての我が子に対面する前に読んでおきました。
BCG→結核の予防注射
Posted by ブクログ 2014年11月06日
50年くらい前に書かれた本なので、現代の子育て論とは食い違う部分はありますが、それを差し引いてもかなり面白い作品でした。生まれたばかりの赤ちゃんが妙に達観していたり、大人たちを馬鹿にしていたり、なのに身体機能が未熟なせいですぐに泣いてしまったり。
自分のことを思い出すと、さすがに「赤ちゃん」期のこと...続きを読むは覚えていませんが、3歳くらいで「子供扱いするな」と本気で憤った記憶はいくつかあります。
赤ちゃんもちゃんとした人間です。大人が思うより早く頭脳は大人になるんだよな、と思い出させてくれました。
Posted by ブクログ 2013年11月13日
さすがに時代を感じますわな~。特に医療に関する記載は、今と比べると隔世の感がある。でもいわゆる“育て方”の部分に関しては納得できることが多く、社会は変わっても、親の気持ちは変わらんなぁ、としみじみ思ったりして。しょーもないことで騒ぎたくなる親の気持ち、いつの時代も一緒なのですね。気を付けないと。
Posted by ブクログ 2013年07月10日
子供が生まれて最初に手に取ったのがこの本で良かった。
病気に関することだけでなく、育児への心持ちに余裕が出るようなアドバイスもあり、それが赤ちゃん目線で書かれているのでなんとも笑いながらすんなり入ってくる。
いわさきちひろさんの挿絵がまた物語をあたたかくしている。
Posted by ブクログ 2011年11月30日
母親に勧められて、実家の本棚を30年以上暖めていたこの本を読んだ。子育てに古いも新しいもないなと思った。人の営みは脈々と受け継がれていくんだ。
Posted by ブクログ 2011年09月13日
団地住まいの夫妻の元に生まれた赤ちゃんが一人称で語る育児のいろいろ。無理やり寝かしつけようとする父に「子どもにだって人権はあるんです。」なんて言ってておもしろい。ちょっと異変があれば、大病か!?と診療所に駆け込む姿は50年経っても変わらない(なんと初版が1960年!)一方、寝ない赤ちゃんに睡眠薬を投...続きを読む与するなど、ギョッとする描写もまたあって興味深いです。
Posted by ブクログ 2011年05月15日
[ 内容 ]
はじめての赤ちゃん。
待ちに待った誕生。
しかし、新米の母親父親にとって子育ては不安の連続でもある。
授乳のしかた、衣服の調節、夜泣き、離乳、加えて下痢や発熱、ひきつけなど赤ちゃんの病気も多い。
ゆったりした楽しい気持ですこやかな赤ちゃんを育てるために、家庭は、社会はどうあってほしいか...続きを読むを、赤ちゃんの目を通して考える。
[ 目次 ]
1 生まれて半年(産院―やかましいのが一ばんきらい;乳がでない―あせっちゃだめです;わが家―ダンチ住宅 ほか)
2 誕生前後(腸重積(急におこる腹痛;規則的な痛み;早ければ手術せずに)
目方が足りない―さかんな生活力
健康優良児―デブは人生の目的でない ほか)
3 一歳半まで(歩行器―ありがためいわく;動物園―あわれな動物;急に元気がない―エキリかもしれない ほか)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ 2009年10月04日
お母さんと子供は別人で、赤んぼの成長や発育が早いからといって親がえらいわけでも子供がえらいわけでもないっていう当たり前のことを赤ちゃんからの視点という形で書いてある本。40年くらい前の本で情報は古いけど、母親が子供にもつ心配や不安は変わらないんだなーという感じ。
Posted by ブクログ 2018年12月30日
赤ちゃん視点で育児を語った本です。
各家庭の状況を見ない育児書通りの育児を皮肉っています。
また、赤ちゃん用施設のない遊園地を批判したりしています。
1960年代に書かれた本なので多少現代にそぐわない内容もあります。