作品一覧

  • 虚妄のAI神話 「シンギュラリティ」を葬り去る

    Posted by ブクログ

    SFで題材にされることの多いAIの反乱。映画でも「ターミネーター」などで使われてきた。その中ではAIが人類を超える時、特異点・シンギュラリティが必ず語られており、ホーキング博士もAIが人類を超える日を恐れていた。
    本書ではAIとシンギュラリティの可能性について検証している。
    ムーアの法則などを検証してていく過程などが非常に面白い。専門的な話が多いが概要は理解出来たと思う。
    何故シンギュラリティがこんなに語られるようになったかの視点は無かったのでその検証は興味深かった。

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    2019年12月08日
  • そろそろ、人工知能の真実を話そう

    Posted by ブクログ

    目次は以下のとおり。
    ・状況は切迫している(らしい)
    ・シンギュラリティ
    ・指数関数的な爆発
    ・コンピュータは自律できるか?
    ・現代のグノーシス
    ・来たるべき未来
    ・シンギュラリティと終末論
    ・偽りの人類愛

    原題のフランス語をグーグル翻訳にかけると、「特異性の神話 人工知能を恐れるべきか?」なので、邦題とはおもむきが異なるイメージ。

    読んでみると、この本には、マシンラーニングやディープラーニングなどの技術的、学術的、事例の類は書かれていないので、邦題からのイメージだけで買った人はなんじゃこりゃ?と思うかもしれない。

    本の流れとしては、シンギュラリティブームの火付け役のレイカーツァイルが言

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    2018年11月11日
  • そろそろ、人工知能の真実を話そう

    Posted by ブクログ

    著者の伝えたい事は第八章に見事に要約されていると分かった。
    最初は専門用語も多く、少し難解だと感じたが読み進めるにつれて、著者の哲学的思考とデータを生かして過去の偉人の意見を引用したりとか、GAFAの政治的な進入について警告を出したりとかしてるところが割りと読んでいて面白いと感じました。
    そして、この本を読んで、今後の科学や政治といった情報を鵜呑みではなく背景にシンギュラリティの仮説があるんだろうなという前提で判断できるいいきっかけになったと思いました。

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    2022年11月28日
  • 虚妄のAI神話 「シンギュラリティ」を葬り去る

    Posted by ブクログ

    シビュラシステムの様な世界がすぐそこまでという印象は確かに強く不可避なイメージがある。
    そういうSF的、大企業、既得権益層的発信に疑義を挟む。前提がそもそも過大に語られていることへの警鐘として受け取れたかな。
    可能かもしれないがかなり難しいのでは?
    という冷静な感じがする。

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    2021年04月15日
  • そろそろ、人工知能の真実を話そう

    Posted by ブクログ

    シンギュラリティとは神話であり、説得性に欠ける代物。

    GAFAMにより喧伝されているが、裏には巨大IT企業の陰謀を見ざるを得ない、との主張。

    技術論より主に哲学の視点から述べており、邦題はミスリーディングかもしれない。

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    2020年12月03日

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