ユーザーレビュー 外資の流儀 生き残る会社の秘密 中澤一雄 【日本企業は、社長にも従業員にも危機感がありません。そこが最大の問題です】(文中より引用) マクドナルドやディズニーといった外資系企業を渡り歩いた著者が、日本の経営に足りないとする外資の流儀を紹介する一冊。著者は、現在複数の会社で社外取締役を務める中澤一雄。 いわゆる日本型の雇用・経営システムが...続きを読む根付くにあたってはそれなりの理由や合理性があったのだと思いますが、もはや時代がそのシステムを許さないところに(とっくの昔に)来ているんだなと再確認させてくれる作品。ノウハウ本としても高評価をあげたくなる内容でした。 藤田田社長のエピソードが印象的でした☆5つ Posted by ブクログ 外資の流儀 生き残る会社の秘密 中澤一雄 文化、意識、捉え方の違い たまたまラジオでこの本のことを知り読みました。もともと、外資(アメリカ)は契約社会である、働き方も契約が基本になっていると認識していましたが、それにはあらゆる面で効率が絡んでいると知りました。そうですね、美徳っていえばそう(例えばおもてなし)かもしれないですけど、日本には無駄がたくさんありますね。文...続きを読む化的な点でもあるが、それが商売となり不要なコスト、マンパワーとなっています。 私はヤマトに務めていますが、置いていくニーズに会社は拒否しています。でも、コープさんを始め今現在の大多数のニーズって置き配なのでは? けど、大企業のプライドがムダなコストとそこでの差別化によるセールスポイントを醸成し、利益を蝕み社員への還元を疎外しているのではないか?、と当社の管理部門にいる人間として考えます。 シリウス 外資の流儀 生き残る会社の秘密 中澤一雄 190521外資の流儀 中澤一雄☆☆☆ 日本経営もグローバルスタンダードへの脱皮が必要 特殊と言われるうちにガラパゴス化して退歩の一途 謙虚に世界レベルの経営を学ぶべき 日本企業の生産性は米国の半分 要因は何か 何故誰も分析・提言しないのか 職務ベースではなく属人的 ①新卒採用②年功序列③終身雇用...続きを読む 完璧主義より効率性 銀行の現金不突合 人事戦略 ジョブサイズで引き上げていく 年4回の人事評価とフィードバック 外資 職務ベース 空きができたら求人 ライン主導 生産性優先 レイヤー半分 スペシャリスト 日本 人ベース 人事部主導 処遇ありき ポストを作る ジョブサイズ無視 レイヤー過剰 ゼネラリスト 生産性を引き上げるインセンティブが働いていない 非効率の企業も延命されている 競争より共同体 新陳代謝を忌避する 円滑化法 中小企業支援 赤字企業比率 ゼロ金利 →非効率企業の存続を支援 当事者には住みやすい環境がマクロの国際比較では世界の半分の生産性 これを問題視すると市場原理主義者として攻撃される 竹中平蔵氏 企業の目的を見失ってる日本 今頃「生産性向上」 やっていることは真逆 米国企業は愚直に正攻法で磨き上げている 経営と業務が一体 経営者は嫌な役割から逃げない 「本人のため」という信念 ①タイトル別職務内容・サイズ ②個人目標 ③成果重視の人事評価 ④業務改善と退職勧奨 ⑤後継者育成計画Succession Plan 候補人材の発掘・訓練・登用 モチベーション ⑥リストラクチャリング ⑦5年戦略計画 2桁成長10%✕5年=60% オーガニックグロース+戦略新規事業M&A ⑧年間遂行計画 戦術・戦略 第1四半期をピーク 第二以降でカバー 決算期選定は大事 Posted by ブクログ 外資の流儀 生き残る会社の秘密 中澤一雄 外資の流儀というか「アメリカの生産性の裏にある考え方と仕組み」とでも言った方がしっくりくる本。 著者はマクドナルド黎明期に入社し、米国勤務等を経て業務オペ改善等を手がけるポジションまで上り詰めた後、ディズニーストアやKFCにて活躍した。 アメリカという国自体や、米国の生産性の高い企業であるマ...続きを読むクドナルドやディズニーにおける考え方や日本企業・国家が乗り越えなくてはいけない課題が纏まっている。 企業変革のための効率的な仕組みについては第6章を読めば学べてしまいますが、筆者の経験談や転職戦略等々もきになる場合は全ページ読む価値がある一冊だと思います。 外資の流儀なんて言うからドライな本かと思いきや、非常に本質を突いた非常に良い本でした。 Posted by ブクログ 外資の流儀 生き残る会社の秘密 中澤一雄 この本は私には非常に役に立った。 著者は、マクドナルドやディズニーなどに勤めておられた方、従って、題名の「外資」は米国企業のことだ。 日本企業は、米国企業に比べると生産性が低く、その理由の一つに、日本的雇用慣行があげられることが、結構ある。 ことの真偽は置いておくとして、そういった議論が、実証的にな...続きを読むされないことは問題だと思っていた。実証的な議論がない大きな理由が、米国の実際の雇用慣行や人事制度を紹介した資料、書籍が少ないこと。 本書は、筆者の勤務経験のある企業に限られるが、米国企業の実例を示してくれている。 Posted by ブクログ 中澤一雄のレビューをもっと見る