大量廃棄社会~アパレルとコンビニの不都合な真実~

大量廃棄社会~アパレルとコンビニの不都合な真実~

968円 (税込)

4pt

「このままじゃだめだよな」。ふと思うことはありませんか? たとえば、一回も袖を通すことなく、洋服を捨てる時。イベントだからと買った恵方巻きやケーキを食べ切れなかった時。新品の服が1年間に何億枚も廃棄されていることを知った時。たくさん作って、たくさん買って、たくさん捨てる。それが当たり前の時代だが、「無駄」のウラには必ず「無駄」が隠れている。朝日新聞記者が、その実情と解決策を徹底リポート。

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大量廃棄社会~アパレルとコンビニの不都合な真実~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月14日

    筆者の思考や取材の時系列に沿った流れが面白い。まず昨今のデジタル化やシェアという概念が定着した今物を所有する優越感が薄れている。加えてデフレが続く日本では特に服にかけるお金の優先度は下がり、昔のようにブランド物の服で自分を大きく見せたいと思わなくなった。それから違法な低賃金・長時間労働や建物の崩壊の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月26日

    薄々は感じていたことを具体的に突きつけられた感じ。

    ファストファッションは海外の労働者を安い賃金で働かせた結果なのは知っていたが、日本国内でも技能実習生を利用して最低賃金以下で働かせていることに衝撃を受けた。

    消費者ひとりひとりの問題だけではなく、アパレルやコンビニ側も大量に在庫をつくって大量に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月17日

    なんとなく感じてはいたことの数字を具体的に見ていろいろ衝撃を受けた。まずは自分の消費を見直すところから。
    日本人みんなが少しずつでも意識できれば大きな動きになるはず

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    Posted by ブクログ 2021年08月16日

    購入し、使用する、もしくは食す。
    その一連の中で、生産者から消費までの一人一人の努力と闇と社会のあり方を考えさせられた一冊。
    2015年の調査では食品ロス:646万トンとなっている。

    これは、売れないから、期限が過ぎたから、まだ食べれるのにも関わらず社会の需要にマッチしないというだけで捨てられる物...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    4枚に1枚の服が捨てられている──衝撃的な数字から始まる本書。調査とインタビューで赤裸々に暴かれるアパレル生産現場の残酷な物語。安い服が売れる。だから、安く作る必要がある。でも、服は機械が自動で作っているのではなく、生身の人間が作っているのだ。ハイブランドのシャツも、ファストファッションのシャツも、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月28日

    今の仕事で循環型社会を考える機会があり、本屋で見つけた本。偶然出会った本だがかなりの当たり本で、アパレルとコンビニの製造現場がリアルに描写されていた。

    「リサイクルすればいいってもんじゃない(できないものも増えているしするのにもお金がかかる)」という点と「自社商品と、その製造のために費やされた厳し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月11日

    最近特に注目を浴びるようになりました
    恵方巻きの大量廃棄。

    2019年以降はさすがにメーカーも何と
    なく製造数を調整するなどの兆しは見え
    ています。

    そしてファストファッションです。

    こちらは何年も前から安い人件費で大量
    の服が作られることによって「服は使い
    捨て」と言う考えを加速させている、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月23日

    ぜひ読んで欲しいです!!

    全ては「当たり前になる」ことから始まると思った。
    当たり前って興味の損失なんだね。
    1人1人が一消費者として、自分の買う、利用するという行為が、当たり前ではないのかもしれないと、一度考える事が、これから必要だなと感じた。
    なんで、恵方巻って食べるの??
    なんで、ファストフ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月18日

    アパレル、食料からコンビニ店長問題まで。大量廃棄社会を概観できる本。自分服がどうやってできているのか、それを知るところから始まる、のは同意。化繊の入った服は高機能だが、ウェスなどとして再利用するのは難しい。結局、燃やすしかない。

    メルカリ社長のインタビューはちょっと無理が…

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    Posted by ブクログ 2022年10月31日

    食べ物の生産者さんのことを考えたことはあったけれど、今着ている洋服を誰が作っているのかは考えたことがなかった。

    そこを辿ると、ものすごく安い時給で働かさせられている人がいて、でも流行が過ぎたら、その人たちが作った洋服が着られることなくゴミになっているという現実があって。

    無意識のうちに自分はそこ...続きを読む

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