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陸軍将校による幻の座談会が蘇る。和平か開戦か。太平洋戦争開戦直前に陸軍は何を考えていたのか。中堅将校たちが明かした本音とは。雑誌『偕行』に掲載された「大東亜戦争の開戦の経緯」が初の書籍化。なぜ無謀といわれるアメリカとの戦争に突入したのか、陸軍中枢にいたエリートが真実を語り尽くす。昭和史の第一人者、半藤一利氏による書き下ろし解説付き。
【戦争の導火線に火をつけたのは陸軍か海軍か? 本書で議論される7つのテーマ】
●ヒトラーと手を組みたがったのは誰か
●陸海軍の戦略観の違い
●想像を超えたアメリカの厳しい経済制裁
●日本の国力のピークは昭和13年だった
●陸軍より強硬だった海軍の将校たち
●東条首相誕生の意味
●アメリカとの戦争をどう終わらせようと考えていたか
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