仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか

仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか

作者名 :
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作品内容

明治百五十年でも語られない闇の部分、それが廃仏毀釈だ。実は、興福寺阿修羅像、五重塔も消滅の危機にあったのだ。神社と寺院を分離する政策が、なぜ史上稀な宗教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか? 鹿児島、松本、伊勢、東京、奈良、京都など日本各地に足を運び、埋もれた歴史を掘り起こす近代史ルポルタージュ。

【目次】
はじめに

第1章 廃仏毀釈のはじまり ──比叡山、水戸

第2章 維新リーダー藩の明暗 ──薩摩、長州

第3章 忖度による廃仏 ──宮崎

第4章 新政府への必死のアピール ──松本、苗木

第5章 閉鎖された島での狂乱 ──隠岐、佐渡

第6章 伊勢神宮と仏教の関係 ──伊勢

第7章 新首都の神仏分離 ──東京

第8章 破壊された古都 ──奈良、京都

結びにかえて

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春新書
ページ数
256ページ
電子版発売日
2018年12月20日
紙の本の発売
2018年12月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
12MB

仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2019年05月02日

    知りたくなかった史実ってこういうことを言うのかな。日本はよく「宗教を差別しない国」とか「宗教で戦争や殺生が起きない国」と礼賛される声が聞こえるけど、そんなの一瞬にして霞んでしまった。まさか何百年という歴史をもつ仏教をいとも簡単に破壊しつくすとは。しかも政府は単に「神仏分離」と言っただけなのに、どうい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月23日

    人は時々真面目に狂う。その残念な例が廃仏毀釈だったと思う。生き延びた仏像にお会いしに行きたくなった。

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    Posted by ブクログ 2020年08月21日

    廃仏毀釈とは、結局どういった性質のものであったか。

    様々な地域の事例から、廃仏毀釈の実態が見えてきます。松本、水戸、鹿児島、京都等。
    それにしても、奈良の寺院で、寺院廃止後に仏像を薪代わりに使っていたというのは‥なんとも衝撃でした。

    廃仏毀釈は、江戸から明治への時代の移り変わりによる混乱の賜物の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月21日

    梨木香歩の「海うそ」を読んだ後、廃仏毀釈について興味がわき、この本を手に取った。自分の地元にも廃仏毀釈によって衰退した神社(かつては大きな寺であった)があり、その歴史について調べてみたいという思いも以前からあった。
    全て明治政府の横暴によるものであったのだろうという憶測とは少し違い、列強国からの圧力...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月31日

    廃仏毀釈を題材とした書籍等は多々あるが
    大変読み応えがあった。
    実際の現場を直接訪ね、現在の姿と共に
    当時の様子を彷彿とさせられた。
    歴史の真実をらうやむやにせず
    現代の私たちへとの大きな教訓と取れる。
    著者がお坊さんであることも本書の重要な要素か。

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    Posted by ブクログ 2019年03月27日

    明治政府は、人民の統制のため精神的支柱が必要だと考えた。純然たる神道国家のためには、邪魔な仏教を神道と分離すること。神社で祀られていた仏具を排斥、神社にいた僧侶は還俗させ、葬式は神葬祭に切り替えさせた。しかし政府の意向をさらに「忖度」して、仏教を破壊する者も出てきた。この廃仏毀釈の歴史を詳しく解説し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月22日

    資料も少なく、また歴史の汚点という意識もあるのか、実態が語られることも少ない廃仏毀釈ですが、この本は、乏しい史料や関係者から掘り起こした当時の状況が描かれています。
    権勢をふるい堕落した僧への反発、権力者の新政府への過剰な忖度、そして民衆の一時の興奮・熱狂・・・
    日本人だけではないのかもしれませんが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月27日

    首をはねた仏像が探すとゴロゴロ出てくるというのは怖いな。熱しやすく冷めやすい日本人というのがよくわかる。

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