中央公論新社の検索結果

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  • 探訪 名ノンフィクション

    探訪 名ノンフィクション

    柳田邦男『空白の天気図』、立花隆『田中角栄研究』、沢木耕太郎『一瞬の夏』……。十八の名作はいかにして生まれたのか。「ノンフィクション冬の時代」の今こそ読んでおきたい作品を厳選。巻末に沢木耕太郎氏との対談「鋭角と鈍角――ノンフィクションの方法論について」を収録。 (本書で紹介する作品) 柳田邦男『空白の天気図』/本田靖春『不当逮捕』/澤地久枝『妻たちの二・二六事件』/鎌田慧『逃げる民』/ジョージ・オウエル『カタロニア讃歌』/立石泰則『覇者の誤算』/沢木耕太郎『一瞬の夏』/野村進『日本領サイパン島の一万日』/田崎史郎『梶山六 死に顔に笑みをたたえて』/小関智弘『春は鉄までが匂った』/佐野眞一『カリスマ』/デイヴィッド・ハルバースタム『ベスト&ブライテスト』/柳原和子『百万回の永訣』/保阪正康『昭和陸軍の研究』/最相葉月『星新一』/大崎善生『聖の青春』/河原理子『フランクル『夜と霧』への旅』/立花隆『田中角栄研究』
  • 新・帝国主義の時代 右巻 日本の針路篇

    新・帝国主義の時代 右巻 日本の針路篇

    国際社会は弱肉強食の「新・帝国主義」の時代に入った――。右巻では、大震災で弱体化した日本に中露韓など各国が牙をむく情勢下、日本人と日本国家が生き残るための戦略を示す。
  • 新・帝国主義の時代 左巻 情勢分析篇

    新・帝国主義の時代 左巻 情勢分析篇

    国際社会は弱肉強食の「新・帝国主義」の時代に入った――。左巻では、自国の利益極大化をはかる米中露など各国の動きを分析し、日本人と日本国家が生き残るための戦略を示す。
  • 日本の花を愛おしむ 令和の四季の楽しみ方

    日本の花を愛おしむ 令和の四季の楽しみ方

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    古来日本人は、植物たちや花々の姿を愛で、歌に詠み、絵画に描いてきた。慌ただしい日常の中で、草花を見るために出かけたり、自ら育てている人も少なくない。 本書では、日本の草花を四季に応じて紹介する。植物に関して興味深い事実を紹介することに加え、日本人との関わりにも筆を伸ばし、自然をより身近なものにするよう工夫が凝らされている。 紹介する草花には大きく美しいカラーのイラストを添えた。
  • 受験生をふりまわすな! 入試大混乱

    受験生をふりまわすな! 入試大混乱

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2021年1月から実施される大学入学共通テスト。この新試験で予定されていた英語民間試験の活用と、国語・数学の記述式問題の導入が、それぞれ見送られることとなった。実施まで一年を切る間際での決定に、受験生や教育現場は大混乱をきたしている。なぜこんな事態になってしまったのか――(『中央公論』2020年2月号特集の電子化) (目次より) ●対談 迷走する大学改革 今必要なのは、撤退と決算だ 竹内 洋×佐藤郁哉 ●エセ演繹型思考による政策決定を駁す 教育改革神話を解体する 苅谷剛彦 ●頓挫した韓国、多面的な中国、長期的選抜のデンマーク 各国も試行錯誤 「話す」「書く」英語試験事情 天野一哉 【激突】推進派、反対派に問う ●それでも入試改革が必要な理由 鈴木 寛 ●現場を惑わす曖昧な改変は止めよ 南風原朝和 ●対談を終えて 今井むつみ ●受験生保護の大原則に従った入試制度改革を 英語民間試験利用を見送った東北大学の入試設計思想 倉元直樹 ●対談 二大受験マンガ『ドラゴン桜』vs.『二月の勝者』 国が投資(インベスト)すべきはトップ層か 中間層か恵まれない層か? 三田紀房×高瀬志帆×司会:おおたとしまさ 【コラム 私と受験】 ●制度が変わっても、「マドンナ古文」が貫いてきたもの 荻野文子 ●小説家への夢、インドとの因縁、呪われた執拗さは入試で養われた 石井遊佳 ●雑書ノートの頃 千葉雅也
  • 血

    血

    小説・文芸
    4.7
    1巻968円 (税込)
    死んだほうがいい人って、こんなにいるんだよ。 15年を経て漆黒の闇から這い出る赤い悪魔……。 高校1年生の少女の行く先々で起こる不審死と殺人事件!! 新堂冬樹の真骨頂! 長編ハード・サスペンス 15歳の女子高生・本庄沙耶の父は自己中心で小狡く、母はまるで父の奴隷だ。その両親が突然家に侵入してきた男に刃物で惨殺された。さらに、一人になった沙耶が身を寄せた親戚――10年前に幼い弟を不注意で溺死させた祖父母、沙耶をレイプしようとした従兄、それを見て見ぬふりする叔父も次々と死亡する。ネット上では沙耶を励ますスレッドも立つが次第に「疫病神」「死神」と揶揄する声も囁かれる。不可解な死の連鎖の中心に身を置く沙耶。果たして彼女は〈悲劇の天使〉か〈美しき死神〉か? それとも……。わたしは、この体に流れる血を赦さない。
  • 愛して生きて 宇野千代伝

    愛して生きて 宇野千代伝

    小説・文芸
    3.0
    1巻990円 (税込)
    数多の文豪たちと恋した作家の宇野千代。女性の憧れとして輝く、千代の奔放人生。大正、昭和、平成をまたにかけて活躍し、すぐれた作品を残したほか、尾﨑士郎、東郷青児、北原武夫ほか、梶井基次郎、青山二郎など数多の文豪・文化人たちと恋し、奔放に生きた女としても知られる。今も憧れの女性として輝く宇野千代の人生とは何かを探る。『婦人公論』連載中から話題を呼んだ人物ノンフィクションの待望の文庫化。
  • 愛の色いろ

    愛の色いろ

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    このシェアハウスで暮らす条件はただ一つ。 複数愛者(ポリアモリスト)であること。 ポリアモリーとは、性別を問わず、複数の人を同時に、誠実に愛するライフスタイルのこと。 一つ屋根の下で暮らす四人の男女。彼らが選択する生き方の先に見つけた新しい愛の形。愛とはなにかを問う書き下ろし小説。
  • 統計分布を知れば世界が分かる 身長・体重から格差問題まで

    統計分布を知れば世界が分かる 身長・体重から格差問題まで

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻880円 (税込)
    一見バラバラに見えるデータでもグラフにすれば特徴が浮かび上がる。身長やテストの点数は真ん中が一番多い釣鐘型のカーブ(正規分布)に、地震の頻度やウェブの被リンク数は右肩下がりの曲線(べき乗分布)になる。そして体重や町村の人口は、釣鐘型だが左側が縮み右側が伸びたカーブになる(対数正規分布)。なぜ世界のほとんどの物事はこの3種類になるのか。仕組みを説明し、データに潜む真理から何が読み取れるかを明かす。
  • ロラン・バルト 言語を愛し恐れつづけた批評家

    ロラン・バルト 言語を愛し恐れつづけた批評家

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻880円 (税込)
    『恋愛のディスクール・断章』『記号の国』で知られる批評家ロラン・バルト(一九一五―八〇)。「テクスト」「エクリチュール」など彼が新たに定義し生み出した概念は、二十世紀の文学・思想シーンを次々と塗り替えた。デビュー以来、文学言語のみならず、モードから写真、日本論に至るまで華麗な批評活動を展開。晩年には「小説の準備」へと向かった、この多彩な思考の全体像を端正な文体によって浮き彫りにする。
  • 人種とスポーツ 黒人は本当に「速く」「強い」のか

    人種とスポーツ 黒人は本当に「速く」「強い」のか

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻924円 (税込)
    オリンピックの陸上男子100m決勝で、スタートラインに立った選手56人は、ここ30年すべて黒人である。陸上以外の競技でも、彼らの活躍は圧倒的に見える。だが、かつて彼らは劣った「人種」と規定され、スポーツの記録からは遠い所にあった。彼らは他の「人種」に比べ、本当に身体能力が優れているのか――。本書は、人種とスポーツの関係を歴史的に辿り、最新の科学的知見を交え、能力の先天性の問題について明らかにする。
  • シベリア出兵 近代日本の忘れられた七年戦争

    シベリア出兵 近代日本の忘れられた七年戦争

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻946円 (税込)
    1917年11月に勃発したロシア革命。共産主義勢力の拡大に対して翌年8月、反革命軍救出を名目に、日本は極東ロシアへ派兵、シベリア中部のバイカル湖畔まで占領する。だがロシア人の傀儡政権は機能せず、パルチザンや赤軍に敗退を重ねる。日本人虐殺事件の代償を求め、北サハリンを占領するなど、単独で出兵を続行するが……。本書は、増派と撤兵に揺れる内政、酷寒の地での7年間にわたる戦争の全貌を描く。
  • 菅原道真 学者政治家の栄光と没落

    菅原道真 学者政治家の栄光と没落

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻946円 (税込)
    学者ながら右大臣に昇進するが、無実の罪で大宰府に左遷された菅原道真(845~903)。藤原氏の専横が目立ち始めたこの時期、学問を家業とした道真は、英邁で名高く、宇多天皇に見出され異例の出世を果たす。天皇による過大な評価・重用に苦悩しつつも、遣唐使派遣など重大な国政に関与。だが藤原氏の策謀により失脚する。本書は、学者、官僚、政治家、漢詩人として、多才がゆえに悲劇の道を辿った平安貴族を描き出す。
  • 織田信忠―天下人の嫡男

    織田信忠―天下人の嫡男

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻946円 (税込)
    織田信忠は、父信長から才覚を認められ、十九歳の若さで家督を継承した。大軍の指揮を任され、紀伊雑賀攻めに続き、謀叛した松永久秀の討伐に成功。さらには先鋒の大将として信濃・甲斐に攻め入り、宿敵武田氏を滅ぼして信長から称賛される。だが凱旋からほどなく、京都で本能寺の変に遭遇。明智光秀の軍勢に包囲され、衆寡敵せず自害した。実績を積み重ね、将来を嘱望されながらも、悲運に斃れた二十六年の生涯をたどる。
  • 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言

    高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻946円 (税込)
    一九六〇年代後半から七〇年代初め、高校生が学校や社会に激しく異を唱えた。集会やデモを行うのみならず、卒業式を妨害し、学校をバリケード封鎖し、機動隊に火炎ビンを投じた。高校生は何を要求し、いかに闘ったのか。資料を渉猟し、多くの関係者の証言を集めることで浮かび上がる、紛争の実像。北海道から沖縄まで、紛争の源流から活動家たちのその後の人生までを一望する、高校紛争史の決定版。
  • 太閤検地 秀吉が目指した国のかたち

    太閤検地 秀吉が目指した国のかたち

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻968円 (税込)
    豊臣(羽柴)秀吉が実施した政策、太閤検地。その革新性はどこにあるのか――。秀吉は、各地を征服するたび奉行を派遣し、検地を断行。全国の石高を数値で把握し、加増や減封、国替えを容易にすることで、統治権力を天下人に集約した。中央集権の成果は、のちに江戸幕府の支配基盤ともなる。本書は、太閤検地の実態を描き、単なる土地制度上の政策にとどまらず、日本の社会構造を大きく変えた意義を示す。
  • 魏志倭人伝の謎を解く 三国志から見る邪馬台国

    魏志倭人伝の謎を解く 三国志から見る邪馬台国

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻990円 (税込)
    考古学調査と並び、邪馬台国論争の鍵を握るのが、「魏志倭人伝」(『三国志』東夷伝倭人の条)である。だが、『三国志』の世界観を理解せずに読み進めても、実像は遠のくばかりだ。なぜ倭人は入れ墨をしているのか、なぜ邪馬台国は中国の東南海上に描かれたのか、畿内と九州どちらにあったのか。『三国志』研究の第一人者が当時の国際情勢を踏まえて検証し、真の邪馬台国像に迫る。「魏志倭人伝」の全文と詳細な訳注を収録。
  • 伝説の特捜検事が語る 平成重大事件の深層

    伝説の特捜検事が語る 平成重大事件の深層

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    東京地検特捜部。日本の「聖域」、政治と経済の中枢に切り込む「ドブさらい」集団。「巨悪を眠らせない」を使命とする特捜検察が摘発に乗り出した、平成時代の「巨悪」とは何だったのか? バブルに酔いしれた「カネ余り日本」の贈収賄事件、金融・建設業界と政官との構造的癒着。「最強官庁」の汚職に切り込み、日本の市場構造を塗り替えたと言われる大蔵省汚職事件。特捜部長としてこの空前絶後の事件捜査を指揮したキーパーソンが、政官財を巻き込んだ重大事件と激動の平成30年史を検証する。
  • 真珠の世界史 富と野望の五千年

    真珠の世界史 富と野望の五千年

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    古来、真珠は高価な宝石で、貴重な交易品だった。『魏志倭人伝』は邪馬台国の大量の真珠について記し、マルコ・ポーロやコロンブスは日本の真珠に憧れた。新大陸で新たな産地が発見されると、一大ブームが巻き起こる。そして二十世紀初め、価格を吊り上げていたカルティエやティファニーに衝撃を与えたのが、日本の養殖真珠だった。こうして真珠王国日本が誕生する。本書は誰も書かなかった交易品としての真珠史である。
  • 海底の支配者 底生生物 世界は「巣穴」で満ちている

    海底の支配者 底生生物 世界は「巣穴」で満ちている

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻902円 (税込)
    地球の2/3を占める海の底に広がる世界――海底。そこに穴を掘って暮らすのがゴカイやユムシ、シャコなどの底生生物だ。彼らは常に海底下に潜って隠れているうえ、多くは体が柔らかく、化石として残りにくいため、近年までその生態は謎につつまれてきた。そこで生痕、つまり「巣穴」を解析するアプローチで彼らの“隠された行動”を明らかにしてきたのが、産業技術総合研究所地質調査総合センターの清家研究員だ。サーフィンのごとく波乗りして移動する底生生物とは? 水深1000mを超える海底の巣穴に樹脂を流し込んで判明した事実とは? 東日本大震災前後で三陸沖海底の生態系に起きた激変とは? 世界初となる発見を重ね、文部科学大臣表彰・若手科学者賞を受賞した氏が驚くべき、そしてどこかユーモラスな底生生物の生態と海底の神秘を綴る。この世界は、彼らの巣穴で満ちている!
  • 新装版 学術的に「正しい」若い体のつくり方 なぜあの人だけが老けないのか?

    新装版 学術的に「正しい」若い体のつくり方 なぜあの人だけが老けないのか?

    ビジネス・実用
    3.3
    1巻924円 (税込)
    同級生なのに老けないあの人には理由があった! 国民総肥満、定年延長が叫ばれる昨今、スリムで70歳まで働けるカラダづくりはもはや必須科目。そこで今すぐ始められる筋トレと食事術を、あの人気TV番組出演の谷本先生が徹底解説。学術的に「正しい」若返り法を伝授します。階段は使わないと大損? 今日の10分筋トレがあなたの人生を決める? メタボ、ロコモ対策まで網羅したロングセラーが新装版にて登場。筋肉こそ、生涯の友である!
  • 歴史に残る外交三賢人 ビスマルク、タレーラン、ドゴール

    歴史に残る外交三賢人 ビスマルク、タレーラン、ドゴール

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,155円 (税込)
    冷戦後のアメリカ政府の一極覇権戦略は破綻した。日本周囲の三独裁国(中国・ロシア・北朝鮮)は核ミサイルを増産し、インド、イラン、サウジアラビア、トルコが勢力を拡大している。歴史上、多極構造の世界を安定させるため、諸国はバランス・オブ・パワーの維持に努めてきた。19世紀後半の欧州外交を支配したビスマルク、俊英外相タレーラン、哲人政治家ドゴール。聡明な頭脳とパワーをもち合わせた三賢人が実践した「リアリズム外交」は、国際政治学で最も賢明な戦略論であり、日本が冷酷な世界を生き抜く鍵となる。
  • 忍者学講義

    忍者学講義

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,760円 (税込)
    忍者食、狼煙、動きの秘密……。日本史から食品科学まで、三重大学のさまざまな分野の研究者が、忍者・忍術を大真面目に研究!
  • この色を閉じ込める

    この色を閉じ込める

    小説・文芸
    3.4
    1巻748円 (税込)
    恐怖度&驚愕度No.1 『ため息に溺れる』大幅超えのラストがあなたを待ち受ける。 立川署の刑事である薫と赤川は、管轄内で死亡した神田歩美の日記を見つける。そこに記されていたのは我が子の成長記録。歩美の息子・春樹は、日記が書かれる十年前に死んだはずなのに――。不審に思った二人は、歩美が暮らしていた二荘村を訪れる。だが滞在中、村内で殺人事件が発生。住人たちからは「犯人は春樹だ」という声が……。
  • 愛のうた

    愛のうた

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    謎だから知りたい。分かりたい。人の心があたため続けている「愛」を――。近代短歌から、生まれたばかりの新鮮な現代短歌まで、五七五七七のリズムで詠まれる愛のうた。人間のいとなみのなかで生まれた古今の短歌三〇〇首が、名手の読みときで鮮やかに輝く。 『鼓動のうた 愛と命の名歌集』を改題。 〈巻末対談〉西加奈子
  • 芝浜謎噺 神田紅梅亭寄席物帳

    芝浜謎噺 神田紅梅亭寄席物帳

    小説・文芸
    4.4
    1巻1,056円 (税込)
    二つ目・寿笑亭福の助のかつての弟弟子が、故郷で初めての独演会を開くにあたり、『芝浜』の稽古をつけてほしいと泣きついてきた。有名な演目ながら、ついに高座にかけずに終わった大家もいるほど口演が難しい人情噺に、弟弟子がこだわるのには深い事情があった……。弟子のために一肌脱ぐ覚悟を決めた福の助だったが……。 落語を通じて謎を解く! 表題作を含む痛快落語ミステリー三篇。〈刊行によせて〉加藤 浩 【目次】 野ざらし死体遺棄事件/芝浜謎噺/試酒試(ためしざけためし)
  • 戦後と私・神話の克服

    戦後と私・神話の克服

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    戦後の「正義」に抗い、自身の「私情」に忠実であることを表明した「戦後と私」、三島由紀夫、石原慎太郎、大江健三郎を論じた卓越した批評「神話の克服」。「私」三部作ほか、癒えることのない敗戦による喪失感と悲しみを文学へと昇華した批評・随想集。自作回想「批評家のノート」初収録。 〈解説〉「江藤淳と『私』」平山周吉 【目次】 Ⅰ 文学と私/戦後と私/場所と私/文反古と分別ざかり/批評家のノート  Ⅱ 伊東静雄『反響』/三島由紀夫の家/大江健三郎の問題/神話の克服  Ⅲ 現代と漱石と私/小林秀雄と私 解説 江藤淳と「私」(平山周吉)
  • 建国神話の社会史 史実と虚偽の境界

    建国神話の社会史 史実と虚偽の境界

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    天照大神の孫が高天原から降臨し、その孫である神武天皇がヤマトに東征、橿原宮で天皇の位に就く――『古事記』『日本書紀』に記されたこれらの神話が歴史的事実ではないことは、戦前の普通の々にとっても当たり前のことであった。史実ではないが、史実として扱い、そう振る舞っていたのである(こうした「建前と本音」的なものは、現代の私たちにも心当たりがある)。 神話の「史実」化には、天皇による統治を正当化するという明治政府の政治的目的があったのはもちろんだが、一方で民主化(神々の話合いは「万機公論」の根拠とされた)や経済振興の手段でもあったことは、今ではあまり知られていない。もっとも、「神話」を「史実」として受け止めることには、さまざまに無理も生じる。とくに教育現場における混乱は、いくつもの「笑えない」笑い話を残した。 本書は、幕末水戸学の尊王攘夷思想という建国神話重視の発端から、昭和天皇が「人間宣言」によって事実上、建国神話を否定するまで(そもそも、昭和天皇は科学者でもあった)、日本社会に起きた悲喜劇をエピソードたっぷりで描き出し、近代とは何か、歴史とは何か、国家とは何かを問い直す。 目次より 序 章 虚偽と史実の境界 第一章 神話が事実となるまで 一 日本の建国神話とは 二 なぜ「事実」になったのか? 三 教科書で「事実」とされたのはなぜか?   第二章 「事実」化の波紋 一 学校の外ではどうだったのか? 二 学校の中ではどうだったのか? 第三章 建国祭と万国博覧会 一 政治にどう利用されたか? 二 経済にどう利用されたか? 第四章 満州事変の影響は? 一 教室外でも始まる建国神話の「事実化」    二 建国神話教育への影響は? 第五章 日中戦争期の社会と建国神話 一 紀元二千六百年をめぐって    二 社会はどう受け止めたか? 第六章 太平洋戦争期とその後 一 国史教育のその後 二 効き目はあったか? 三 その後   終章 「建国神話の社会史」の旅を終えて
  • 新版 戦時下の経済学者 経済学と総力戦

    新版 戦時下の経済学者 経済学と総力戦

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    二つの世界大戦は社会のすべてを動員する総力戦であり、そこで重要だったのが経済だった。本書では総力戦下の経済学者たちの言説がどんな役割を果たしたか、戦後にどう影響したかを追う。英米独日の経済抗戦力を経済学者はどのように判断したのか。経済学はイデオロギー対立のなかにどのように巻き込まれたのか。マルクス経済学、さらには西洋思想への対抗手段とされた日本経済学とは。第32回石橋湛山賞受賞作に最新の研究成果を加筆。 目次 まえがき 第一章 河上肇――戦時下の経済思想の「先駆け」 第二章 陸海軍と経済学者 第三章 経済新体制をめぐって 第四章 思想戦のなかの経済学 第五章 「近代経済学」とは何だったのか あとがき 新版のあとがき 人名索引
  • ポストモダンの「近代」 米中「新冷戦」を読み解く

    ポストモダンの「近代」 米中「新冷戦」を読み解く

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,650円 (税込)
    アメリカと中国の対立は世界をどう変えるのか。中国の台頭は新たな戦争を招くのか。 経済発展と民主化が同時に進行しない中国・ロシアを「ポストモダンの『近代』」という視点で捉え、今後の世界情勢を見通し、そのなかでの日本の指針を指し示す。 目次より    Ⅱ    Ⅲ    「欧米中心」時代の終焉    リーダーシップの欠如     アフリカ――日本にとっての課題     インド・パシフィック    「福田ドクトリン」40周年    「自由で開かれたインド太平洋戦略」の射程     TICAD7 「開発協力が生み出す国力と国益」 日本の平和貢献 ミンダナオ和平 「ソフトパワーと芸術」 アジア外交の季節 三つの不安定要因 サミット外交と三圏域 首脳外交の効用 激動する世界と民主平和論 トランプとマディソン的民主主義 ジャパン・ファーストの懸念 自由主義的秩序の先導役として 北朝鮮の核兵器開発問題 米国ファーストの一年 完全な非核化とは 持続可能な開発目標(SDGs) 気候変動の深刻な被害 SDGsと日本の課題 米中通商交渉 貿易戦争から「新しい冷戦」へ 米中「新冷戦」の構図 長期経済変動の底流 大戦後の歴史的位相と米中新冷戦
  • 「週刊コウロン」波乱・短命顛末記

    「週刊コウロン」波乱・短命顛末記

    60年安保、ストの頻発、高度成長と、戦後日本の大きなターニングポイントとなった昭和30年代。週刊誌市場は空前の活況を呈し、「出版社の将来は、週刊誌を持つか持たないかにかかっている」とまで言われた。先行して成功を収めつつあった『週刊新潮』『朝日ジャーナル』『週刊文春』等につづけと、老舗出版社である中央公論社も、昭和34年秋に新雑誌を創刊。社長が編集長を兼任し、定価は他誌よりも安い20円。「スキャンダルは扱わない」という独自の編集方針を掲げてスタートしたが――。週刊誌要員として入社し、若き日の野坂昭如氏や小田実氏らを担当した著者が、痛恨の念とともに当時を振り返る「55年目の敗戦記」。
  • ドローンの世紀 空撮・宅配から武装無人機まで

    ドローンの世紀 空撮・宅配から武装無人機まで

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    手軽に空撮ができる、無人宅配のツールになる、災害現場の調査に使えると、人気のドローンだが、一方で軍事用の無人機(UAV)も進化を続け、テロ掃討作戦などに用いられている。新しいビジネスを生み出す「空の産業革命」か? 恐ろしい「無人暗殺兵器」か? その全貌を明らかにする
  • 人口学に訊け! 2050年の世界地図

    人口学に訊け! 2050年の世界地図

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 令和生まれの子供たちが大人になる頃、 そんな近未来予測に役立つのが、人口動態だ。 ◆世界は人口爆発が収まり、高齢化が進む ◆人口が大きく増えるのはインド、ナイジェリア、インドネシア等 ◆先進国では、アメリカだけが人口を維持 上記のような変化により、各国のパワーバランスはどう変わるのか? 少子高齢化著しい「課題先進国・日本」の対応策は? 地政学的・歴史的な視点をまじえて、徹底検証する。 (『中央公論』2020年1月号特集の電子化) (目次より) ●【プロローグ】 地球の「未来年表」 河合雅司 (聞き手・漫画)辛酸なめ子 ●【世界編】 対談 米国が中国を再逆転、ネクスト大国が台頭 新たなる「大国の興亡」は人口動態から展望できる 宮家邦彦×神保 謙 ●【日本編】 対談 このままでは女性の海外流出が始まる! イノベーションの力で地方消滅の危機を救え 増田寛也×吉川 洋 ●近代日本人口政策の失敗学 牧野邦昭 ●元官房副長官が振り返る「一・五七ショック」 日本はなぜ少子化問題で後手に回ってしまったのか 古川貞二郎 ●【ブックガイド】 少子化という「人災」を乗り越えるための10冊 出口治明
  • おいしい給食

    おいしい給食

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    映画化決定! 市原隼人主演で人気の笑って泣ける学園グルメエンタメ! ハンサムだが無愛想な数学教師・甘利田幸男。彼の唯一の楽しみは「給食」だ。鯨の竜田揚げ、ミルメーク、冷凍ミカン、ソフトメン――。構成を見極めバランス良く味わう甘利田に対し、彼を挑発するように斬新な方法で給食を食す生徒が現れた。甘利田はその生徒・神野をライバル視し勝手に勝負を仕掛けるが……。
  • 呉漢(上)
    完結

    呉漢

    小説・文芸
    3.7
    全2巻814円 (税込)
    三国志よりさかのぼること二百年。王莽の圧政に倦んだ人々は、新たな「天子」を求めていた。貧家に生まれ、一生土を耕して暮らしていくと思われていた呉漢は、食客の犯した罪により、生まれ故郷をあとにすることになる。劉秀の軍に合流した呉漢は、たちまち武将として頭角をあらわし、十四年にもわたる戦いに身を投じることになる。光武帝劉秀が最も信頼し、最も愛した武将の生涯を、鮮烈に描く。
  • 養生訓

    養生訓

    ビジネス・実用
    3.2
    1巻968円 (税込)
    八十すぎまで長年実践してきた健康法を万人のために丹念に書きとめた「養生訓」は、益軒の身体的自叙伝ともいうべきものである。東洋医学の叡智を結集し、自然治療の思想を基本とした、この自主的健康管理法は、現在でもなお実践的価値が高い。 〈解説〉松田道雄/〈巻末エッセイ〉玄侑宗久
  • 呉漢(合本)

    呉漢

    小説・文芸
    -
    1巻1,628円 (税込)
    貧家に生まれ、土を耕して一生を終えると思っていた呉漢は、思わぬ出来事から、生まれ故郷を逃亡することになる。王莽の圧政に叛旗をひるがえす武将が覇を競う群雄割拠の時代、漢王朝復活のため挙兵した劉秀との出会いが、呉漢の運命を大きく変転させてゆく……。『草原の風』で描かれた光武帝・劉秀が最も信頼した武将・呉漢の生涯を描く波瀾万丈の物語。
  • 会議を制する心理学

    会議を制する心理学

    ビジネス・実用
    3.3
    1巻858円 (税込)
    会議室で正論を述べているのに孤立無援だと感じたこと、あるいはそんな状態に置かれた人を見た経験はないだろうか。「悪人」が一人もいなくても、時に不正までも承認してしまうのが、集団心理の恐ろしいところである。しかし会議は、個人の力ではできないことを成し遂げるための関門でもあり、逃げてばかりはいられない。会議の場で味方を増やし、自分の意志を貫くための知識とテクニックを社会心理学の専門家が伝授する。 【目次】 序章 会議は「戦場」だった 第1章 会議への不満はなぜ生じるか 第2章 会議のクセを知る 第3章 「ロバートルール」を知る 第4章 オカモトルールをマスターする 第5章 集団討議と多数決の罠 第6章 意外に大きい議長の力 第7章 傍観者、日和見主義者の見えざる罪 第8章 傍観者になるな 第9章 属人主義から属事主義へ 第10章 責任ある立場となったとき 終章 会議は飛躍のチャンスでもある
  • 老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの

    老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻858円 (税込)
    加齢によって、記憶は衰える――。それが一般的なイメージだろう。だが、人間のメカニズムはもっと複雑だ。本書は、高齢者心理学の立場から、若年者と高齢者の記憶の違いや、認知能力の変化など、老化の実態を解説。気分や運動、コミュニケーションなどが記憶に与える影響にも触れ、人間の生涯で記憶が持つ意味をも問う。加齢をネガティブに捉えず、老いを前向きに受け入れるヒントも見えてくる。
  • 漢字再入門 楽しく学ぶために

    漢字再入門 楽しく学ぶために

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻858円 (税込)
    漢字の宿題が苦痛だった人も多いでしょう。小中学校では約二千字の漢字一つひとつについて、筆順、とめ・はねなどの字形、音読みや訓読み、部首などを習います。しかし、漢字を学び、楽しむために本当に大事なものとはなんでしょう。漢字学の第一人者が、漢字の意外な成り立ちや読み方の歴史、部首のふしぎなど、学生時代に知っておけばよかった知識を伝授し、真に必要な知識を解説、さらに望ましい漢字教育を提言します。
  • 月はすごい 資源・開発・移住

    月はすごい 資源・開発・移住

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻902円 (税込)
    一番身近な天体、月。約38万㎞上空を回る地球唯一の衛星だ。アポロ計画から約半世紀を経て、中国やインド、民間ベンチャーも参入し、開発競争が過熱している。本書では、大きさや成り立ちといった基礎、探査で新たに確認された地下空間などの新発見を解説。人類は月に住めるか、水や鉱物資源は採掘できるか、エネルギーや食糧をどう確保するかなども詳述する。最前線の月探査プロジェクトに携わる著者が月面へと誘う。
  • 日本の地方議会 都市のジレンマ、消滅危機の町村

    日本の地方議会 都市のジレンマ、消滅危機の町村

    ビジネス・実用
    4.6
    1巻946円 (税込)
    最も身近な政治の舞台である地方議会。だが、平成の大合併により議員数は半減、政務活動費などをめぐる不祥事も続き、住民との距離は広がるばかりだ。都市部では、首長と対立すると「抵抗勢力」と批判され、反対に支持すれば単に「追認機関」とされる。一方、過疎地では議員のなり手さえ不足している。本書は地方議会の仕組みやカネ、選挙の実態、そして実は重い職責までを丁寧に描き、いま必要な改革を示す。
  • キリスト教と死 最後の審判から無名戦士の墓まで

    キリスト教と死 最後の審判から無名戦士の墓まで

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻946円 (税込)
    人は死んだらどこへ行くのか――。古来、人々は死後の世界をさまざまにイメージしてきた。本書では天国と地獄、「最後の審判」、幽霊など、キリスト教の世界観を紹介し、とりわけイギリス社会に大きな影響を与えることになったカトリックとプロテスタントの違いを指摘。キリスト教の死生観が生み出してきた墓やモニュメント、シェイクスピアらの文学や映画、芸術作品など、「死の文化」の豊かな世界をめぐる。
  • スマホの中身も「遺品」です デジタル相続入門

    スマホの中身も「遺品」です デジタル相続入門

    ビジネス・実用
    4.7
    1巻968円 (税込)
    文字通りパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器のなかに遺された、故人の情報を意味する「デジタル遺品」。そこには個人情報が満載されているほか、実際に金銭的価値を持つものが増えた一方で、IDやパスワードが分からないと詳細が判明しないものが多いため、相続の場などを通じて問題化し始めた。その現状や対応策について長年調査しているのが筆者だ。銀行・証券のネット化や各種Payサービスによるキャッシュレス、定額サブスクリプションサービスの浸透などを前に、問題は急速に多様化・複雑化していくと警鐘を鳴らす。いざというとき、私たちはデジタル遺品にどう対応すべき? 契約者以外がログインするのは違法? 隠したい情報はどう扱えばいい? 最新事情と具体的なエピソードを絡めつつ、相続する・される側の視点に立って解説していく。あなたはそのスマホを放置したままで、死ねますか?
  • 幸福とは何か ソクラテスからアラン、ラッセルまで

    幸福とは何か ソクラテスからアラン、ラッセルまで

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻968円 (税込)
    幸福とは何か――。この問いに哲学者たちはどう向き合ってきたのか。共同体の秩序と個人の衝突に直面した古代ギリシャのソクラテス、アリストテレスに始まり、道徳と幸福の対立を見据えたイギリス経験論のヒューム、アダム・スミス。さらに人類が世界大戦へと行きついた二〇世紀のアラン、ラッセルまで。ヘーゲル研究で知られる在野の哲学者が、日常の地平から西洋哲学史を捉えなおし、幸福のかたちを描き出す。
  • 富士日記を読む

    富士日記を読む

    小説・文芸
    3.8
    1巻990円 (税込)
    『富士日記』はどのように読まれてきたか。小川洋子、平松洋子、苅部直、村松友視の書き下ろしエッセイと、書評で読み解くロングセラーの魅力。
  • 海を渡ったスキヤキ アメリカを虜にした和食

    海を渡ったスキヤキ アメリカを虜にした和食

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    1963年、坂本九の『上を向いて歩こう』はアメリカで『SUKIYAKI』とタイトルを付けられ、大ヒットを記録した。歌詞と関係なくスキヤキと名付けられたのは、ひとえに当時、アメリカでスキヤキが大流行中だったからだ。なぜ、スキヤキはそれほどまでにアメリカ人を夢中にさせたのか。  19世紀に最初に和食が注目されたわけや、いまやハワイ名物となったスパムむすびの発祥、スシ流行前夜の関係者の努力など、アメリカでの和食の歴史を、知られざるエピソード満載でたどる。
  • 赤星鉄馬 消えた富豪

    赤星鉄馬 消えた富豪

    小説・文芸
    4.5
    1巻2,750円 (税込)
    武器商人として活躍した父から受け継いだ莫大な資産を惜しみなくつぎこみ、日本初の学術財団「啓明会」を設立し、柳田国男ら錚々たる学者の研究を支援。アメリカからブラックバスを移入し釣りの世界で名を馳せ、弟たちと日本のゴルフ草創期を牽引。樺山愛輔や吉田茂をはじめとする華麗なる人脈を持ちながら、ほとんど何も残さずに世を去った実業家、赤星鉄馬。評伝に書かれることを注意深く避けたかのようにさえ見える、その謎に満ちた一生を追った本格ノンフィクション。
  • 日韓クライシス

    日韓クライシス

    ビジネス・実用
    -
    1巻220円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こじれた日韓関係に解決策はあるのか? 政治、経済、歴史の各方面の専門家による分析と今後の展望。(『中央公論』2019年12月号より) (目次より) ●対談 韓国・国立外交院教授と語る歴史、経済、安全保障 日韓関係を遮る「三重の葛藤」 曺良鉉×西野純也 ●文政権の選択は「狙撃」か「ワンチーム」か 韓国財閥はいま? 安倍誠 ●悪化する日韓関係 今こそ読みたい『「歴史認識」とは何か』 故・大沼保昭先生に教えられた歴史と向き合う「俗人」目線 江川紹子
  • さよなら獣

    さよなら獣

    小説・文芸
    4.0
    1巻704円 (税込)
    美しく野性的な野々花、聡明でプライドの高い阿佐、繊細ゆえに孤絶しがちな咲。 小学5年生の春、三人はそれぞれの理由でクラスで浮いてしまう。 共通点も一切ない彼女たちだったが、二十歳になり、 それぞれモデル、大学生、ショップ店員と大きくなり、ふしぎな交流をもつ。 三人は少女時代の獣道をくぐりぬけながら、 野々花は〝ヤリマン〟とメディアで叩かれ、 阿佐は恋愛経験ゼロの自分を恥じ、性と生をこじらせていく。 そこで、不器用な咲が意外な行動を起こし…… 『少女は花の肌をむく』より改題。
  • 日韓激突 「トランプ・ドミノ」が誘発する世界危機

    日韓激突 「トランプ・ドミノ」が誘発する世界危機

    これは、日本が韓国に仕掛けた「罠」か!? 不気味な地殻変動を見逃すな GSOMIAをめぐり揺れに揺れた日韓。両国はついに全面衝突の様相に。「安倍政権が韓国を巧妙に追い詰め破棄させたのだ。この手法は、日本を開戦に踏み切らせたハル・ノートを思わせる。短期的には〝完勝〟」(佐藤優氏)だが、「長期の視点に立てば極めて危うい一手」(手嶋龍一氏)だ。北東アジアに生じた日米韓の安保体制の綻びを、中露北が衝こうとしている。果たしてニッポンに苛烈な国際政局を生き抜く秘策はあるか。
  • 日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

    日本の選挙 何を変えれば政治が変わるのか

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻880円 (税込)
    選挙制度が政治全般に及ぼす影響力はきわめて大きい。「選挙制度が適切なら何もかもうまくいく」という哲学者オルテガの言をまつまでもなく、選挙は民主主義をいかなる形態にも変えうる力を秘めている。本書は、小選挙区制や比例代表制の思想的バックボーンをわかりやすく紹介し、「選挙制度のデパート」とも揶揄される日本的システムを改善する道筋を示すものである。巻末に、近年の議論をふまえた補足解説を付す。
  • 戦国大名の正体 家中粛清と権威志向

    戦国大名の正体 家中粛清と権威志向

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻902円 (税込)
    応仁・文明の大乱を経て、群雄割拠の時代が幕を開ける。戦国大名たちは、家中粛清を断行して権力基盤を固め、分国法の制定や城下町の整備により自らの領国を発展させた。やがて北条・毛利・島津らのように、版図を拡大し、地域に覇を唱える大大名も現れる。生き残りをかけて戦い続けた彼らは、ただ力のみを信奉し、伝統的権威を否定する専制君主だったのか。大名たちの行動規範を探究し、戦国時代への新たな視座を提示する。
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

    日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻968円 (税込)
    鎌倉時代は「いい国つくろう」の1192年に始まる、という時代区分はもはや主流ではない。日本史の研究は日々蓄積され、塗り替えられている。今注目されている日本史の論点は何か、どこまで解明されたのか。「邪馬台国はどこにあったか」「応仁の乱は画期なのか」「江戸時代は「鎖国」だったのか」「明治維新は革命なのか」「田中角栄は名宰相か」など、古代・中世・近世・近代・現代の29の謎に豪華執筆陣が迫る。
  • 日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実

    日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻990円 (税込)
    「円朝の落語通りに書いて見たらどうか」と助言された二葉亭四迷は日本初の言文一致小説『浮雲』を生んだ。初の女流作家田辺花圃と同門だった樋口一葉は、最晩年に「奇跡の14ヵ月」と呼ばれるほどの作品を遺した。翻案を芸術に変えた泉鏡花と尾崎紅葉の師弟。新聞小説で国民的人気を得た黒岩涙香と夏目漱石。自然主義の田山花袋と反自然主義の森鴎外。「生活か芸術か」を巡る菊池寛と芥川龍之介。12人でたどる近代文学史。
  • 高坂正堯―戦後日本と現実主義

    高坂正堯―戦後日本と現実主義

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,100円 (税込)
    日本における国際政治学の最大の巨人・高坂正堯(1934~96)。中立志向の理想主義が世を覆う60年代初頭、28歳で論壇デビューした高坂は、日米安保体制を容認、勢力均衡という現実主義から日本のあり方を説く。その後の国際政治の動向は彼の主張を裏付け、確固たる地位を築いた。本書は、高坂の主著、歴代首相のブレーンとしての活動を中心に生涯を辿り、戦後日本の知的潮流、政治とアカデミズムとの関係を明らかにする。
  • 戦略的思考とは何か 改版

    戦略的思考とは何か 改版

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,122円 (税込)
    先進国の大学で、戦略や軍事と題した講義を聴けない国は日本だけだ。しかし、日本が自らの意思にかかわらず戦争に直面せざるをえない場合を考えておくのは、平和を望む者にとって、ごくふつうの教養の一部ではないだろうか――。国家戦略の欠如を憂えた著者は、歴史と地政学を入り口に日本の戦略的環境を解明、その歩むべき道を示した。情報の役割を重視し、冷静かつ現実的な分析に徹した国家戦略論の名著。
  • わが愛する土佐くろしお鉄道

    わが愛する土佐くろしお鉄道

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    東京で働く原田と同郷の恋人・早川ゆきの二人が高知県へ帰省する当日、ゆきはマンション自室で刺殺され、乗車予定のJR切符が消えていたのだ! 十津川と亀井は高知へ向かい、土佐藩家老の血筋であるゆきの父・秀典は地元の権力者であり、四国を一周する鉄道網を完成し新幹線を開通させることが夢だと知るが、翌朝早川家に3発の銃弾が撃ち込まれる。坂本龍馬嫌いを公言する秀典は、過去にも家を放火されたことがあるという。また秀典は土佐くろしお鉄道〈ごめん・なはり線〉が走る安芸をなぜか嫌悪しているようだ。かつて市内に所有していたホテルも邸も手放していた。一方で傷心旅行をする原田の前に現れる謎の女、5年前失踪した原田の友人……。十津川は、南国土佐の鉄道沿線で何を見るのか!?
  • 絶海にあらず(上)

    絶海にあらず

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻712円 (税込)
    京都・勧学院別曹の主、藤原純友。坂東への旅で若き日の平将門との邂逅を経て、伊予の地に赴任する。かの地で待っていたのは、藤原北家の私欲のために生活の手段を奪われ、海賊とされた海の民であった。「藤原一族のはぐれ者」は己の生きる場所を海と定め、律令の世に牙を剥く! 渾身の歴史巨篇。
  • 愛しいひとにさよならを言う

    愛しいひとにさよならを言う

    小説・文芸
    3.9
    1巻814円 (税込)
    生まれたときから父親はいない。絵画修復家の母と、近所に住む母の年上の友人・ユキさんに育てられた。幼い日のわたしは、わたしたち3人が家族だと知っていた。家族という言葉は知らなかったのに。わたしは愛に飢えることもなく、3人のしあわせな日々がいつまでも続くと信じて疑わなかった。あの日がくるまでは―――。18歳の少女が辿ってきた様々な出会いと別れを描く、切なくも瑞々しく心ふるえる長篇小説。日本経済新聞〈目利きが選ぶ今週の3冊〉で☆☆☆☆☆の名作、待望の電子書籍化。
  • 会津孤剣 - 幕末京都守護職始末

    幕末京都守護職始末

    小説・文芸
    3.0
    1~3巻814~990円 (税込)
    会津藩藩校日新館で学ぶ孝太郎は、親友・真之介の剣の指導に打ち込む父に自分を認めさせたいと願っていた。ある日、朋輩を目の前で謎の剣士に斬り殺された孝太郎は復讐を誓って京へ向かう。豪商の娘彩(あや)、男装の麗人直(なお)との出会いもあり、孝太郎の人生は大きく変化していく。会津・京都に展開する剣と情のシリーズ第一弾。(『天狗の剣』を改題)
  • 天使が見たもの 少年小景集

    天使が見たもの 少年小景集

    小説・文芸
    4.0
    1巻946円 (税込)
    病死した母親の後を追う少年の姿を端正な文体で描いた表題作ほか、デビュー作「子供部屋」、教科書の定番作品「あこがれ」「自転車」など全十四編を収める。短篇小説の名手による〈少年〉を主題としたオリジナル・アンソロジー。 【目次】(*=高校国語教科書掲載作品) 子供部屋/幼年詩篇(I馬糞ひろい II父の考え IIIあこがれ*)/ 子供の墓*/自転車*/言葉*/天使が見たもの/海の子/家族の一員/ 三月の風*/みぞれふる空/水にうつる雲/あの夏あの海* 〈巻末エッセイ〉父の視線(沢木耕太郎)
  • 葛飾土産

    葛飾土産

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    麻布・偏奇館から終の棲家となる市川へ。「戦後はただこの一篇」と石川淳が評した表題作ほか、「東京風俗ばなし」などの随筆、短篇小説「にぎり飯」「畦道」、戯曲「停電の夜の出来事」など十九編を収めた戦後最初の作品集。巻末に久保田万太郎翻案による戯曲「葛飾土産」、石川淳「敗荷落日」を併録する。〈巻末エッセイ〉石川美子 【目次】 にぎり飯/心づくし/秋の女/買出し/人妻/羊羹/腕時計/或夜/噂ばなし/ ■付録 葛飾土産(久保田万太郎)/敗荷落日(石川淳)
  • 合本版 絶海にあらず(上・下)

    合本版 絶海にあらず(上・下)

    小説・文芸
    -
    1巻1,425円 (税込)
    海を、わが庭のように駈ける。人智の及ぶかぎり、海とともに 海の民を率い、ついに朝廷の水軍との対決が! 夢を追い、心のままに生きた男の生涯を描く歴史巨篇。
  • 子どもに勉強は教えるな 東大合格者数日本一 開成の校長先生が教える教育論

    子どもに勉強は教えるな 東大合格者数日本一 開成の校長先生が教える教育論

    東大合格者数日本一を誇る開成学園の校長先生が教える子どもの能力を伸ばすための秘訣を公開します。ハーバード、東大教員を経て、東大の院生時代には学習塾を経営した経歴を持つ著者は、多くの子どもたちと接し、また、自身も息子2人の子育てに積極的に関わってきました。子どもとの関係ですべての土台となる一番大切なことは「子どもにしゃべらせること」。開成学園の教育方針は生徒の自主性・自律性を重んじ、手取り足取りの受験指導や進路指導はしない議論重視の教育です。教育は、子どもを自立した人生を歩める大人にする「見守る勇気」が大切です。本書では、正しい子育ての方法をやさしく解説します。食卓では勉強の話をしない、子どもの前で父親の悪口は避ける、子どものやる気スイッチを入れるコツなど、今日から家庭でできる子育ての法則が満載の一冊です。
  • 奔る男 小説 金栗四三

    奔る男 小説 金栗四三

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    1912(明治45)年7月14日、ストックホルム五輪のマラソン競技スタート直前から、物語は始まる。日本初のオリンピック代表選手である金栗四三は、以後、1920(大正9)年アントワープ大会、1924(大正13)年パリ大会にも出場する一方、1920年の第1回箱根駅伝開催にも尽力。その他、現在のマラソンシューズの源流ともいえる「金栗足袋」を開発し、初めての女子連合競技大会を開催する。「日本初のオリンピック代表選手」にして「箱根駅伝の父」――進取の気性に富んだ「伝説のアスリート」が三度のオリンピックで刻んだ、不屈の軌跡。読売新聞人気連載、待望の電子書籍化。
  • パピヨンルージュと嵐の星 海賊と女王の航宙記

    海賊と女王の航宙記

    ジャスミンに遠方から連絡してきたのは、惑星ブラケリマで整備士をしているガストーネだった。渓谷競走に参加した時、世話になった相手だ。この男の依頼を受けて、エルナト宙域にある飛翔機の開発工場《テンペスタ》に出向いたジャスミン・ケリー・ダイアナたち。ここでジャスミンが試験飛行を務めるのである。 しかしたとえ試験とはいえこの3人がかかわって、すんなり終わるはずがない。ブラケリマの大統領が絡む大事件が彼らの登場を待っていた!? 大人が主役の舞台が開幕――!
  • 政冷文熱のゆくえ 韓国という難問

    政冷文熱のゆくえ 韓国という難問

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 政治関係は冷え込む一方だが、K-POPやK-文学の人気で文化交流は熱い。この「政冷文熱」ゆえか、好き嫌いが分かれがちなだけに韓国問題は難しい。本特集は感情論を排し、互いの論理を確認しながら、日韓関係を展望する。 (『中央公論』2019年11月号特集に、9月号「『韓国という難問』をいかに解くか」、4月号「特異な実務派・文在寅のリーダーシップ研究」を合わせて電子書籍化) (2019年11月号目次より) ●対談 「最も近くて遠い国」の論理と心理 木村 幹×浅羽祐樹 ●「エコノミック・ステイトクラフト」論で斬る 輸出管理とGSOMIA問題の核心にある韓国の「自尊心」  鈴木一人 ●「部品の国産化」は可能? 不買運動で大打撃? 誤解だらけの韓国経済論 高安雄一 ●私が『反日種族主義』を書いた理由 李栄薫 ●韓国現代文学の旗手からのメッセージ 同じシーソーに乗って ピョン・ヘヨン ●鼎談 なぜいまK-文学、K-POP人気なのか 金承福×きむふな×クォン・ヨンソク ●佐々江元外務次官に田原総一朗が迫る 日韓は一九六五年、九八年の取り決めに立ち返れ 佐々江賢一郎 聞き手・田原総一朗 (2019年9月号より) ●「慰安婦問題」の轍を踏まない対応を 「韓国という難問」をいかに解くか 浅羽祐樹 (2019年4月号より) ●なぜ日本を軽視するのか?  特異な実務派・文在寅のリーダーシップ研究  木村 幹
  • 洋菓子店アルセーヌ ケーキ作りは宝石泥棒から

    洋菓子店アルセーヌ

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻748~792円 (税込)
    恋人の浮気発覚でボロボロの陽咲は、その傷を癒してくれたケーキの美味しさに感動し洋菓子店「アルセーヌ」で働くことに。だがこの店、どこか怪しい? ガタイのいい焼き菓子担当、見た目美少女の男子高校生バイト、腕はピカイチだけど口が悪いパティシエの大空と、三人のイケメン店員には、実は《裏稼業》があり……。
  • 出張料亭おりおり堂 月下美人とホイコーロー

    出張料亭おりおり堂 月下美人とホイコーロー

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    「おりおり堂」に仁が戻り、山田澄香はまさかの「喪女」卒業か――と思われたが、今度はおじゃま虫が現れた。仁の弟で橘グループ総帥候補・孝だ。会社へ戻るよう仁を説得するため「料理を教えてほしい」と店に乗り込んできたのだ。しかしこの男、全く料理をしたことがなくて……。 孝&虎之介の料理修業開始!?
  • コミュニケーション技術 実用的文章の書き方

    コミュニケーション技術 実用的文章の書き方

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻726円 (税込)
    “英文ドキュメント作成法”で知られる実用英語の第一人者が、今度は学生、ビジネスマンのために、日本語のわかりやすい文章を苦しまないで、早くまとめるコツを具体的に解説する。ワンワード/ワンミーニング、ワンセンテンス/ワンアイディア、ワンパラグラフ/ワントピックのルールを紹介し、そのルールを駆使した例題文を通じて、論文、レポート、説明書、提案書、カタログなどの実用的な文章の上達法を明快・簡潔に解説する。
  • 夫婦格差社会 二極化する結婚のかたち

    夫婦格差社会 二極化する結婚のかたち

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻836円 (税込)
    格差が拡大しつつある日本。家族の最小単位である「夫婦」もその流れに拍車をかけている。さまざまなデータに基づき、日本の夫婦の今を探ると見えてくるのは、夫の所得と無関係に働くようになった妻の影響力の大きさだ。医師夫婦に代表されるパワーカップルと、対極にある若いウィークカップルなど、興味深い事例を紹介。また、結婚できない人たちから、離婚、そして地域差まで視野を広げ、夫婦をめぐる格差を考える。
  • 見えない戦争 インビジブルウォー

    見えない戦争 インビジブルウォー

    ビジネス・実用
    3.3
    1巻902円 (税込)
    一国・大国主義(トランプ、習近平)、過激な主張外交(金正恩、文在寅)がポピュリズムに乗じて勢いを増す中、戦火を交えるわけではない「見えない戦争」が、世界のそこかしこで起きている。静かに迫り来る「有事」と、牙をむく為政者たちに対し、日本はなすすべがないのか? 日米経済摩擦、日米安保協力・基地返還、北朝鮮外交――交渉によって「不可能」を可能にした、日本外交きっての戦略家が、「見えない戦争」を生き抜くための“正確の眼”とメソッドを伝授する。
  • 2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

    2049年「お金」消滅 貨幣なき世界の歩き方

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻902円 (税込)
    国が推進する電子マネー。企業が覇権争いを繰り広げるキャッシュレスサービス。近年世間を騒がせた仮想通貨。浸透し始めたブロックチェーン。2019年、フィンテックという言葉のもとに、あらゆる場面の根幹にある「お金」のあり方が変わり始めた。インターネットと社会の関係を長年研究してきた著者は、この先「貨幣経済が衰退する可能性は高く、その未来にニューエコノミーが立ち上がる」と主張する。そこでは従来の貨幣文化のみならず、人類が構築してきた専門性や労働、さらに国家までも解体される対象になりうるという。お金が消えるのと同時に消滅する職業や学問とは? 「お金」が消滅した先でも変わらず価値を持つものとは? その先で私たちは何を歓びに生きるのか? この本を手に、混沌たる世界を進め!
  • 折口信夫 日本の保守主義者

    折口信夫 日本の保守主義者

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻902円 (税込)
    民俗学者、国文学者にして釈迢空の号で知られる歌人、そして小説家でもある折口信夫。多方面にわたる業績は「折口学」と総称されるが、全貌をひととおり眺めるのは容易ではない。本書ではその生涯をたどり、関東大震災、二・二六事件、敗戦から占領へという日本崩壊への危機感がこの稀有な思想家を生み出したことを示す。さらに、折口の思想をナショナリズムとの関係性から読み解き、真の保守主義とは何かを問う。
  • 老いのゆくえ

    老いのゆくえ

    小説・文芸
    4.2
    1巻902円 (税込)
    運転免許を返納した。転倒が増えた――。85歳という新たな区切りを超えた作家が描く「老いの日常」。優先席での年齢比べ、一向に進まない本の整理、曲げた腰を伸ばす難しさ、隙を見ては襲ってくる眠気、病気との付き合い方。いずれも70歳代のころとは何かが徐々に変わっている。この先の時間に思いを馳せながら、年齢を重ねるなかで生じる失敗や戸惑い、さらに発見や喜びも余さずつづる、老いの日々のスケッチ。
  • キリスト教と戦争 「愛と平和」を説きつつ戦う論理

    キリスト教と戦争 「愛と平和」を説きつつ戦う論理

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻902円 (税込)
    世界最大の宗教、キリスト教の信者は、なぜ「愛と平和」を祈りつつ「戦争」ができるのか? 殺人や暴力は禁止されているのではなかったか? 本書では、聖書の記述や、アウグスティヌス、ルターなど著名な神学者たちの言葉を紹介しながら、キリスト教徒がどのように武力行使を正当化するのかについて見ていく。平和を祈る宗教と戦争との奇妙な関係は、人間が普遍的に抱える痛切な矛盾を私たちに突きつけるであろう。
  • 神社で拍手を打つな! 日本の「しきたり」のウソ・ホント

    神社で拍手を打つな! 日本の「しきたり」のウソ・ホント

    イベント好きな日本人に 商業主義も忍び寄る…… ●神社の「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法なんかじゃない! ●除夜の鐘を全国に広めたのはNHKだった!? ●初詣は鉄道会社の営業戦略だった! ●郊外の墓参りはバブルが生んだ年中行事! ●結婚式のご祝儀もお葬式の半返しも伝統なんかじゃない! ●そもそも、クリスマスはキリスト教と関係がない! 日本人が「しきたり」と思っている行事には、ごく最近生み出されたものが少なくない。私たちは「しきたり」とどう向き合えばいいのか。 神社に掲げられる「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法なんかじゃない! 初詣は鉄道会社の営業戦略だった! 郊外の墓参りはバブルが生んだ年中行事! 結婚式のご祝儀もお葬式の半返しも伝統なんかじゃない! そもそも、クリスマスはキリスト教に関係がない! 日本人が「しきたり」と思っている行事には、ごく最近生み出されたものが少なくない。私たちは「しきたり」とどう向き合えばいいのか。「しきたり」の概念を根底から覆す一冊。
  • 藩とは何か 「江戸の泰平」はいかに誕生したか

    藩とは何か 「江戸の泰平」はいかに誕生したか

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻946円 (税込)
    戦乱の世から泰平の世へ。16世紀後半から17世紀前半にかけて、日本社会は激変した。徳川家康が開いた江戸幕府による藩の創出こそが、戦国時代以来の戦乱で荒廃した地域社会を復興させたためである。地方の王者たる戦国大名が、いかにして「国家の官僚」たる藩主へと変貌したのか。本書は家康の参謀・藤堂高虎が辣腕を振るった幕藩国家の誕生過程をたどり、江戸時代の平和の基盤となった藩の歴史的意義を明らかにする。
  • 中曽根康弘 「大統領的首相」の軌跡

    中曽根康弘 「大統領的首相」の軌跡

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻990円 (税込)
    自主憲法制定を訴えるタカ派、主張を変える「風見鶏」、首相就任時も、田中角栄の影響下「田中曽根内閣」と批判された中曽根康弘。だが「戦後政治の総決算」を掲げた中曽根は「大統領的首相」の手法によって、国鉄などの民営化を推進、中韓と蜜月関係を築き、レーガン米大統領やサミットを通し、日本の国際的な地位を大きく上昇させる。本書は中曽根の生涯を辿り、日本が敗戦から1980年代、戦後の頂点へと向かう軌跡を追う。
  • 保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで

    保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,056円 (税込)
    21世紀以降、保守主義者を自称する人が増えている。フランス革命による急激な進歩主義への違和感から、エドマンド・バークに端を発した保守主義は、今では新自由主義、伝統主義、復古主義など多くのイズムを包み、都合よく使われている感がある。本書は、18世紀から現代日本に至るまでの軌跡を辿り、思想的・歴史的に保守主義を明らかにする。さらには、驕りや迷走が見られる今、再定義を行い、そのあり方を問い直す。
  • 物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生

    物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    十世紀に産声をあげたポーランド王国は、十四~十六世紀に隆盛を極めるが、王朝断絶後、衰退に向かう。十八世紀、ロシア・プロイセン・オーストリアによる分割で国家は消滅。第一次大戦後に束の間の独立を勝ち取るも、第二次大戦中にはドイツとソ連に再び国土を蹂躙された。冷戦下の社会主義時代を経て一九八九年に民主化を達成。潜在力を秘めた地域大国は今、どこへ向かうのか。栄光と悲運に彩られた国と民族の歴史。
  • 宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来

    宇宙はどこまで行けるか ロケットエンジンの実力と未来

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    かつて、宇宙ロケットの打ち上げといえば、国家や国際機関が手がける一大プロジェクトだった。だが、宇宙開発の主役は大学や新興企業に替わりつつある。ロケットの超小型化・量産化が進んだことで、低コスト・高頻度の打ち上げが可能になったからだ。ロケット開発や宇宙探査は現在どこまで進んでいるのか、月や火星まで人を運ぶにはどのような技術が必要なのか、人類は太陽系を飛び出せるか――宇宙の今と未来に迫る。
  • 日本の民俗学

    日本の民俗学

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    民俗学とは何か。表題作ほか「国史と民俗学」「実験の史学」など学問実践の体系化を目指した論考によって「方法としての民俗学」を浮き彫りにする文庫オリジナル論集。折口信夫との対談、生涯と学問について語った「村の信仰」を併せて収める、柳田学入門の決定版。〈解説〉佐藤健二 【目次】 I 日本の民俗学 郷土研究ということ/日本の民俗学/Ethnologyとは何か/日本の民俗学/ 郷土研究の将来 /国史と民俗学/実験の史学/ 現代科学ということ/日本を知るために Ⅱ 柳田国男・折口信夫対談 日本人の神と霊魂の観念そのほか 民俗学から民族学へ――日本民俗学の足跡を顧みて Ⅲ 村の信仰――私の哲学
  • 柳田國男全自序集I

    柳田國男全自序集

    著作活動六〇年、生涯に刊行した一〇一冊の自著に寄せた序跋文と解説を年代順に初集成。全業績を一望のもとにおさめるオリジナル自著解題集。第Ⅰ巻には『最新産業組合通解』(明治三五年)から『居住習俗語彙』(昭和一四年)までを収録する。全二巻。 〈解説〉「柳田國男による柳田國男」佐藤健二
  • 柳田國男全自序集(合本版)

    柳田國男全自序集

    『最新産業組合通解』(明治三五年)から『海上の道』(昭和三六年)まで、著作活動六〇年。生涯に刊行した一〇一冊の自著に寄せた序跋文と解説を年代順に初集成。全業績を一望のもとにおさめるオリジナル自著解題集。 〈解説〉「柳田國男による柳田國男」佐藤健二
  • 賢者の愛

    賢者の愛

    小説・文芸
    3.9
    1巻660円 (税込)
    高中真由子は、編集者の父と医師の母のもとで、何不自由なく育てられてきた。真由子が小学生のころ、隣家に二つ年下の百合の家族が引っ越してきて、二人は急速に仲良くなっていく。しかし、真由子が21歳になった冬、百合は真由子が幼いころからずっと思いを寄せてきた澤村諒一の子どもを妊娠したと告白した。その日から、真由子の復讐が始まる――。  諒一と百合の子どもの名付け親になった真由子は、『痴人の愛』の「ナオミ」から、二人の息子に「直巳」と名付け、彼を「調教」していく。直巳が二十歳の誕生日を迎えた日、真由子は初めて、直巳に体を許す。それが最初で最後となるとも知らず……。  主演・中山美穂のテレビドラマも大きな話題を呼んだ、絢爛豪華な愛憎劇!
  • 魂の沃野(上)

    魂の沃野

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻748~770円 (税込)
    戦国の世に百年にわたり独立国家を形成した日本史上の事件・加賀一向一揆を小説に取り込む ――北方謙三が数十年来抱えていた構想がついに結実し、血潮たぎる物語が誕生! 著者自ら「わが心の記念碑」と語る歴史巨篇。 本願寺蓮如との邂逅から、守護・富樫政親との交流、風谷党の旗揚げまで……かの地に燃え広がった真宗の炎と、複雑に交錯する武士・門徒の思惑の中で、戦い、信じ、己の道を見出していく、ある地侍の熱き青春を描き切る!
  • 諸葛孔明(上)

    諸葛孔明

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻775~796円 (税込)
    後漢衰微後の群雄争覇の乱世に一人の青年が時を待っていた……。透徹した史眼、雄渾の筆致が捉えた孔明の新しい魅力と「三国志」の壮大な世界。史料の徹底的な吟味によってよみがえる孔明の「志」! 後漢の光和四年(一八一)、琅邪の諸葛家に次男が誕生した。名は亮。四歳のとき、黄巾の乱が起こった。宦官と士大夫が抗争を繰り返した後漢王朝は衰微し、中国は未曾有の動乱期に入ったのである。父を亡くした孔明は叔父にひきとられ、襄陽で青年期を迎えた。覇を競いあった群雄の多くは滅び、袁紹を破った曹操が北方の大勢力となった。万民の幸福を希求し、天下の形成を冷静に分析する「臥竜」孔明の草廬を、荊州の劉表に身を寄せる劉備が訪れる……。透徹した史眼、雄渾の筆致がとらえた諸葛孔明の新しい魅力と壮大な「三国志」の世界。
  • アンダスタンド・メイビー(上)

    アンダスタンド・メイビー

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻775~796円 (税込)
    中三の春、少女は切ない初恋と未来への夢と出会った。それは愛と破壊の世界への入り口だった――。恋愛小説の枠を超えた、恋愛小説の最高傑作。著者デビュー10周年を飾る書き下ろし作品。
  • 高座のホームズみたび 昭和稲荷町らくご探偵

    昭和稲荷町らくご探偵

    小説・文芸
    3.8
    1巻792円 (税込)
    真打ち昇進を目前に控えた二つ目・佃家花蔵が、高座で「犬の目」を口演中に、酔客に左眼を殴打され殴打され、廃業の危機に。佃家傳朝と梅蔵は長年の不仲を改め、弟弟子を援助することを誓うが、その直後、夜道で傳朝が命を狙われる。相次ぐ噺家受難の陰には思いもよらぬ真実が……。名探偵・八代目林家正蔵の推理がまたもや冴え渡る、痛快落語ミステリー第三弾! 文庫書き下ろし。
  • 二人の親を見送って

    二人の親を見送って

    小説・文芸
    3.0
    1巻792円 (税込)
    介護がすんで、 看取りも終えて、 気がつけば老いの入口。 これからどう生きていこう。 老いの途上で、親の死は必ず訪れる。介護や看取りの日々を経て、カラダとココロの構えや交友や旅、食事に対する趣も変わる。また、どう見送っても、自分を責める気持ちや後悔を抱えていくのではあるが、親亡き後は、その先の人生に重みと安定を与えるはず。両親を見送った人気エッセイストが、生と死や人と自然のつながりを優しくみつめ直す感動のエッセイ
  • 果てしなき追跡(上)

    果てしなき追跡

    小説・文芸
    5.0
    1~2巻836~858円 (税込)
    「百舌」シリーズの次はこれだ! 逢坂剛が満を持して送るエンタメ超大作。 元新撰組副長・土方歳三は新政府軍の銃弾に斃れた――はずだった。頭部に被弾した土方を救った時枝ゆらは、敵軍の目をかいくぐり、米国へと密航する。だが意識を取り戻した土方は、記憶を失っていたのだった。全てを無くしたサムライは、果たしてどこへ向かうのか? 海を、大地を駆けめぐる、壮大なる旅がここにはじまる。
  • 灰と日本人

    灰と日本人

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻968円 (税込)
    発火、料理、消毒、肥料、発酵、製紙、染料、陶芸のほか香道や茶道にも道具や材料として、灰は日本人の生活を支えてきた。また童話の中には「灰かぶり姫(シンデレラ姫)」に似た話が世界にあることを見出す。食生活、社会、風俗、宗教、芸術に分け入り、身近な生活必需品=灰の科学と神秘性を解き明かす。灰の負のイメージを払拭する画期的な作品。 目次 Ⅰ 灰の生いたち 灰の誕生と埋火(うずみび)のこと 灰の成分と用途、そして灰屋のこと Ⅱ 灰と食 食べものと灰 酒と灰 醤油・味噌と木灰 海藻と灰 料理と灰汁(あく) Ⅲ 灰の恵み 和紙・織物と木灰 染料・染色と木灰 やきものと灰 Ⅳ 灰の効能 薬と灰 「秘術伝書」と灰 Ⅴ 灰の恐怖 火山と灰 死の灰 Ⅵ 灰と高貴 茶道・香道と木灰 習俗・宗教と灰 文学と灰
  • ダイエット物語……ただし猫

    ダイエット物語……ただし猫

    小説・文芸
    4.0
    1巻968円 (税込)
    夫と愛猫が糖尿病予備軍? 何とかダイエットは成功するが、今度はまさかのリバウンド?? 「ダイエット物語……ただし猫」「ダイエット物語……こんどはヒト」に加え、自身の体験を書いた「大腸ポリープ物語」を収録。文庫化にあたり書き下ろした「リバウンド物語」、夫婦対談「素子さんの野望」をプラスした、新井素子ファン必読の一冊。
  • 合本版 魂の沃野(上・下)

    合本版 魂の沃野(上・下)

    小説・文芸
    -
    1巻1,518円 (税込)
    戦国の世に百年にわたり独立国家を形成した日本史上の事件・加賀一向一揆を小説に取り込む――北方謙三が数十年来抱えていた構想がついに結実し、血潮たぎる物語が誕生! 著者自ら「わが心の記念碑」と語る歴史巨篇。 本願寺蓮如との邂逅から、守護・富樫政親との交流、風谷党の旗揚げまで……かの地に燃え広がった真宗の炎と、複雑に交錯する武士・門徒の思惑の中で、戦い、信じ、己の道を見出していく、ある地侍の熱き青春を描き切る!
  • 諸葛孔明(上下合本)

    諸葛孔明(上下合本)

    小説・文芸
    -
    1巻1,571円 (税込)
    名作一気読み。史料の徹底的な吟味によってよみがえる孔明の「志」! 後漢の光和四年(一八一)、琅邪の諸葛家に次男が誕生した。名は亮。四歳のとき、黄巾の乱が起こった。宦官と士大夫が抗争を繰り返した後漢王朝は衰微し、中国は未曾有の動乱期に入ったのである。父を亡くした孔明は叔父にひきとられ、襄陽で青年期を迎えた。覇を競いあった群雄の多くは滅び、袁紹を破った曹操が北方の大勢力となった。万民の幸福を希求し、天下の形成を冷静に分析する「臥竜」孔明の草廬を、荊州の劉表に身を寄せる劉備が訪れる……。透徹した史眼、雄渾の筆致がとらえた諸葛孔明の新しい魅力と壮大な「三国志」の世界。
  • 私の沖縄ノート 戦前・戦中・戦後

    私の沖縄ノート 戦前・戦中・戦後

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,650円 (税込)
    沖縄現代史に関する書物は汗牛充棟の趣があり、これ以上付け加えるべきものは何もないように思われるかもしれないが、二十歳頃まで私の目と心が捉えたものの大半は、人が沖縄現代史の叙述にどれほどひとみを凝らしても見えてこないと思われる。が、見えてこないからといって述べるに値しないということにはならない、と思っている。その見えてこないと思われるものに私は、照明を当て、私なりに若干の考察を行った。  照明の当てられた場所と出来事(あるいは状況)の第一のものは、テニアン島であり、米軍の空襲直後テニアン島から、父を除く家族五人がサイパン島経由で横浜を目指して行った二十日間に及ぶ航行である。  第二に取り上げているのは沖縄、米軍上陸約半年前の沖縄の姿である。  第三に取り上げているのは学童疎開のことである、七百七十五名の学童が海の藻屑となった対馬丸遭難の目撃、私が乗っていた僚船暁空丸の甲板上の状況である。  第四に取り上げているのは、疎開先熊本県種山村、その村で陥った極度の栄養失調状態、そして村人の親切のことである。  第五に取り上げているのは、戦後の沖縄、その沖縄で一九九三年から一九五五年にかけて行われた、米軍による大掛かりな仮借なき土地接収の荒波が、我が家の田畑、旧き家屋敷にまで及んだときの個人的体験である。  第六に取り上げているのは、一九五四年のニューヨーク滞在、一九五四年までの沖縄の米軍が与えていた印象と似通った印象を与えたニューヨークでのいくつかの小さな経験である。 ――「まえがき」より
  • 阪急ブレーブス 勇者たちの記憶

    阪急ブレーブス 勇者たちの記憶

    パ・リーグを10度制し、日本一に3度輝いた名門球団は、1988年、身売りという最後を迎えた。常勝軍団といわれながら、打倒巨人に燃えた反骨の集団は、伝説の彼方へと消えた。盗塁王福本、エース山田をはじめ、個性派集団と言われたガッツの塊のような選手たち。彼らを支えた情熱溢れる球団関係者。勇者たちの語りであの黄金時代がよみがえる。  目次 プロローグ   第1章 世界の盗塁王 福本豊 第2章 球団マネジャー 浅井浄 第3章 マルカーノの「家族」 ダゴと満子 第4章 不屈の右腕 足立光宏  番外編① カワナベ理容院   第5章 応援団長 今坂喜好  番外編② 多田神社 第6章 代打の神様 高井保弘 第7章 スコアラー 金田義倫 第8章 応援のトランペット 松本誠次  番外編③ 久保田運動具店 第9章 いぶし銀のつなぎ役 大熊忠義  番外編④ 梶本憲史 第10章 ブレービー 島野修 第11章 不動の4番打者 長池徳二 第12章 花の管理部  番外編⑤ 喫茶店「ひさご」  第13章 真のエース 山田久志  あとがき  阪急ブレーブスを巡る歴史  阪急ブレーブス 日本シリーズの記録
  • 「未来」の社会を創造する

    「未来」の社会を創造する

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま日本は、そして世界は、気候変動の激化や、政府債務の膨張など、解決に長い時間のかかる問題を抱えている。 将来世代の利益を現役世代が先食いしてしまうことで生じているこれらの問題を、我々は、どのように考え、取り組んでいけばよいのだろうか? 「未来」の社会のあり方について、政治哲学と経済学の見地からアプローチするとともに、いま注目されている「フューチャー・デザイン」という考え方を検討する。 (『中央公論』2019年10月号小特集の電子化) (目次より) ●対談 持続可能社会を引き継ぐために 政治哲学と経済学からのアプローチ 宇野重規×小林慶一郎 ●将来世代を取り込む制度設計 フューチャー・デザインとは何か? 西條辰義 ●対談 40年後の住民と作る岩手県矢巾町の創生戦略 吉岡律司×原圭史郎

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