中国の論理 歴史から解き明かす

中国の論理 歴史から解き明かす

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作品内容

同じ「漢字・儒教文化圏」に属すイメージが強いためか、私たちは中国や中国人を理解していると考えがちだ。だが「反日」なのに日本で「爆買い」、「一つの中国」「社会主義市場経済」など、中国では矛盾がそのまま現実となる。それはなぜか――。本書は、歴史をひもときつつ、目の前の現象を追うだけでは見えない中国人の思考回路をさぐり、切っても切れない隣人とつきあうためのヒントを示す。

ジャンル
出版社
中央公論新社
掲載誌・レーベル
中公新書
ページ数
256ページ
電子版発売日
2019年07月12日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
8MB

中国の論理 歴史から解き明かす のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2017年01月22日

    隣国中国の「論理」を理解するためには、歴史に学ばなければならないが、日本人の中国に対する歴史認識には心許ない部分がある。本書は中国の「論理」を、謎の国・中国の「史学」(儒教と史書という大枠)、社会と政治(士と庶の分別)、世界観と世界秩序(天下と華夷)という視角から定位を試み、そして「近代の到来」、「...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月12日

    歴史的アプローチから、一筋縄ではいかない中国の「論理」、すなわち理屈のこね方を考察。
    本書の中で特に、中国が西洋化を受け入れる過程においてみられた「附会」という「論理」の指摘が、初めて知ったことで、非常に興味深かった。「附会」とはひらたくいえば「こじつけ」の意味であり、西洋が中国と「異なる」とすれば...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月19日

    単なる嫌中本とは一線を画す労作。中国近代化の過程で伝統的な中国の観念がどのように変容したか、あるいはしなかったか、という点が類書にはない点と思います。中国と付き合う上では必読。

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    Posted by ブクログ 2017年02月19日

    予想外に面白かったな。
    中国という国のようで国でなはい文明を理解するのに、歴史を辿るのは正しい視点だろう。中国の歴史を勉強してきた人には当たり前のことかもしれないが、なるほど感がある。
    なぜ中華思想なんてものが生まれて、社会主義市場経済なんてものが成立するのか。

    日本て、本当に怖いところにあるよ。

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    Posted by ブクログ 2017年02月03日

    非常にわかりやすい。

    中国の立場から歴史をひもといてみれば、現在の中国の有りようがよくわかる。

    西洋的尺度で見ると、中国は巨大なガラパゴスであって、現在でもそれは色濃く残っている。

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    Posted by ブクログ 2016年09月11日

    著者の岡本隆司氏は、中国近代史を専門とする歴史学者。
    我々日本人にとって一見不可解な中国(人)の思考・発言・行動に通底している論理について、「いわゆる理屈のこね方・論理のパターンは、一朝一夕にはできあがらない。時間をかけて身に染みついた、いわば歴史的な所産である。目前にあらわれる言動から観察するより...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月06日

    世が「嫌中」一色となる中、中国研究者である著者は、自身も中国・中国人が好きか嫌いかと問われれば「嫌い」と答えると言う。
    その一方で、こんなにおもしろくて興味をかき立てられる国はないとも言う。
    そして、そのおもしろさの源泉を歴史からのアプローチで紐解いていく。

    中国的な史書のあり方は「紀伝体」、人物...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月05日

    「儒教」、「史書」、「士」「庶」、「華」「夷」といったキーワードを設定して、中国古来から存在する概念を通史的に紹介したのち、これらの一大転換期となった近代へと繋げていく。「近代の到来」の章では、康有為に師事した梁啓超という人物の活動を例に挙げ、これらの概念を克服しようとし、中国に「国民」「国民国家」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月10日

    ・儒教は個人主義。儒教を軸にしていくと、紀伝体(天子の記録と個人の伝記を中心に編むもの)になるのは自然な流れのように思えるが、それが「歴史」として正しいかは疑問が残る。日本人が思う正しい史実と、中国にとっての「正史」は昔から違うものなのだ。
    中国を統一するものこそが天子、それこそが正統とする中国。あ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年12月12日

    中国人が何を考えているのか、本書は長い歴史から教えてくれる。いかに中国人(主に漢民族)が儒教に従って行動しているのかが分かる。これは王朝が代わっても、現在の中華人民共和国になっても行動の指針は変わっていない。ということは、中国人が持っている中華思想のもとに世界の中心であることを目指している。昨今の東...続きを読む

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