木内昇の作品一覧
「木内昇」の「光炎の人」「浮世女房洒落日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「木内昇」の「光炎の人」「浮世女房洒落日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
心震わせる生きもの賛歌。
美(う)っついのう。
紀州藩士の息子・十兵衛(後の本草学者・畔田翠山(くろだすいざん))は、幼いころから草花とは自在に語らうことができるのに、人と接するとうまく言葉を交わすことができずに育った。ある日、草花の採取に出かけた山中で天狗(てんぎゃん)と出会ってから、面妖な出来事が身の回りで次々と起こり……。若き本草学者の、生き物や家族、恩師との温かな交感と成長を描く、感動の時代幻想譚。
第53回泉鏡花文学賞受賞
*****
「梨木香歩の『家守綺譚』のような小説を教えて」とAIに尋ねたところ、「こんなのどうでしょう」と推薦されたのが本書。いまだに
Posted by ブクログ
越後塩沢の縮や質屋で生計をたてている鈴木儀三治は、父の跡をとって商業を生業としている。ある時江戸に滞在し、雪の話をしたが江戸者には何の話をしているか伝わらず、嘘をついているとさえ思われてしまう。越後のことを江戸の者に知ってほしいと越後の話を書き溜めた。
せっかく書いたものなので、出版までいかなくとも何かにして欲しいと人を介して山東京伝にお願いしたところ、手直しする形で出版できるかもという話になったが、出版元が見つからない。耕書堂も鶴屋さんも西村屋さんも二代目。板木代50両払うならという出版元を見つけたが、やはりそこまでの額は出せない。次に大阪の方での出版を試みるが、結局こちらもダメ。
山東京
Posted by ブクログ
雪国越後魚沼の生活を記し、江戸時代後期に当時の大ベストセラーとなった『北越雪譜』
本作はその『北越雪譜』に関わった四人の「もの書き」たちの物語である
天賦の人、山東京伝
執念の人、曲亭馬琴
憧憬の人、山東京山
夢中の人、鈴木牧之
それぞれが「もの書き」としての譲れない矜持を持ち、それぞれが木内昇さんの分身だったんじゃないかな〜と思いました
それにしても曲亭馬琴の描かれようが非道いw
まぁ癖のある人だったのは間違いないようですが、なんていうか広げ様がえげつない
小説家ってやっぱすごいな〜
特に時代小説(歴史小説)は、なんとなくある人物像をどかんと覆してきたりして、しかもなんか納得させられた
Posted by ブクログ
本草学を志す十兵衛の成長と、その周りで起こる不思議な出来事が書かれた内容。
薬にするための植物を探して育成したり、あるいは薬にする話などを中心に、その植物に関連した化生の類と遭遇する話が書かれる。
他人との交流が下手な十兵衛が周囲の人々の影響を受けて段々と大人になっていく様や、風情ある野山の描写などが好み。
見たことないジャンルの組み合わせだなと思ったが、どちらも好みなので全然よかった。
個人的には、十兵衛一行がある山に植物採取をしに行った際、遭遇した山伏に山を荒らすのではと勘繰られたシーンで、空気を読まずに植物に関する熱い語りをした結果、ああこいつら本当に植物の事しか頭にないから荒らすわけ