木内昇の作品一覧

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作品一覧

2023/08/04更新

ユーザーレビュー

  • かたばみ
    ひさびさに木内昇ワールド満喫しました。チェックしている作家なので読みたいリストには入れていたのですが去年の年末の新聞書評欄の今年の3冊に複数選ばれていて、選書の人々にも木内昇ファンがいるんだなとうれしくなりました。本作は「笑い三年、泣き三月」の家族形成ものと、「球道恋々」の野球沼ものとのミックスで、...続きを読む
  • かたばみ
    教員となった悌子の下宿先の家族とやむ終えない事情で引き取った子と、血は繋がっていない家族が泣いたり笑ったりしながら共に生きていくなんとも清々しく小説でした。
    とても分厚い本だったので、読み切れるか?と思いましたがそんな心配は必要ありませんでした。
    いい家族です。
    どうして『かたばみ』なのかもよくわか...続きを読む
  • かたばみ
    長編を感じさせないほどにのめり込み夢中になってしまった。
    読み終わったあとは、この家族と同じように青空を見上げて微笑みたい…一緒にそんな気持ちに浸りたいと感じた。

    太平洋戦争直前、故郷の岐阜から上京した山岡悌子は国民学校の代用教員として働き始め、幼馴染の早稲田大学野球部の神代清一と結婚するつもりで...続きを読む
  • 櫛挽道守
    akikobbさんにおすすめいただき、木内昇さん初読み。
    派手ではないが滋味溢れる作品で、読み終わった後よかった…と深い余韻を感じた。
    結構辛い出来事も多く、全てがハッピーエンドなわけではないのに、それも人生、と静かに肯定する強さのある作品だと思った。
    普段あまり読まない時代小説ではあるものの読みや...続きを読む
  • かたばみ
    槍投げにうちこむ真面目でひたむきな女学生が、戦争に巻き込まれて代用教員になり、子どもたちの指導に生き甲斐を見出しつつ、様々な困難に直面し生き抜いていく。
    主人公の悌子をはじめ、下宿先の家族のキャラが皆愛おしい。女性の自立が難しかった時代に、疑似家族に支えられ成長していく姿は羨ましくもある。

    最初は...続きを読む

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