木内昇の作品一覧
「木内昇」の「惣十郎浮世始末」「きみがなきあと」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「木内昇」の「惣十郎浮世始末」「きみがなきあと」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
幕末、勤王の志士たちや新選組藩士たちと、彼らとゆかりのあった女性。そのカップルの物語。
きな臭くて血生臭い、歴史が動いた動乱の時期であっても、男と女の想い想われる恋慕の模様は変わらず(沖田総司は恋愛とはまた違った想いだったかもしれないが)…と書くと「男とか女とか旧態依然の価値観、老害タヒね」と言われるのかもだけど、すまん昭和40年代生まれの表現はどうしてもこうなってしまうんよ。
政治や権力争いは大切な事かも知れないが、大切な人との事をないがしろにしてまで貫くほど価値観があるのかね?生き方としての優先順位的にも大切なこともあると思うで。はき違えるなよ、(現代の)維新の人も新選組の人も
Posted by ブクログ
いい本だったなぁ。しみじみと胸に沁みて読み終わるのが寂しいぐらいに。上手いなぁ木内さん。こんなにも多様な味わいのある言葉を駆使して豊かな物語を編むことができる作家さんなかなかいないんじゃないかな。毎日大した時間も労力もかけられてないようなろくでもない大量の新刊が次々出てすぐに返品されて廃版になるような現代において、これほどまでに誠心誠意、精魂こめて一冊の物語を紡ぎ、版元が確かな目でそれを見極めて社運と財力を賭けて刷って本にしてようやく世の中に出回り、その本を人々が楽しみに待ち、ありがたく手にして、辛いことも少なくないだろう日常の折々に楽しんだ時代に思いを馳せる。江戸時代の識字率や豊かな読書文化
Posted by ブクログ
長編ですがとても読みやすかった。
淡々と書かれた文からこの時代を生きた人々のくらしを知ることができた。
第三章の清太の質問「家族に挫折したら、どうすればいいんですか?」の一言に思わず涙が溢れ止まらなくなった。
岐阜から上京した山岡悌子(ていこ)は、
槍投げ選手として活躍するが肩を壊してしまう。引退後、国民学校の代用教員になり、幼馴染で早稲田大学野球部の元エース、神代清一と結婚するはずだったが…。
「小国民」と呼ばれた戦時下の子どもたちの様子がよくわかる。食糧が足りなく、学校の授業は「修身」中心になり、勝つまでは…と我慢を強いられた日々。B-29から生徒を守れなかった悌子に、朝子の母、富枝の