無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2024年01月31日
シンクタンクとは何か
政策起業力の時代
著:船橋 洋一
中公新書2532
今日本に必要なのは、私企業を支援し、私利暴利を得るのに加担するコンサルティングファームではなく、複雑な社会全体の問題・課題に取り組み、それを解決に導く、シンクタンク、ドゥタンクである
■シンクタンクとは
政策立案者と一般...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月11日
シンクタンクという漠然とした存在に関し、欧米などの事例を示しながら本来の日本におけるあり方を考える1冊。霞ヶ関や大手企業が暗黙のうちに支えてきた世界(例えば役所における「調査課」や金融機関の精度調査機能の位置付け)を再構築すべきタイミングに来ていることを感じた。最大の懸案は著者の指摘通り「財源」か。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月17日
2019.4に読んだが、日本の営利型シンクタンクが「政策起業」にどのように関与していくべきかを考えなくてはと思い、再読。
営利型シンクタンクの一番わかりやすい強みは、アイディアをDo(実装)に繋げていきやすいことだと思われるが、その前提となるアジェンダ設定を泥臭く企画することがより重要かと感じた。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月17日
シンクタンクがどのような役目を担っているのかや歴史的背景まで欧米のシンクタンクの解説を中心に詳細に書かれている。シンクタンクは政策を受け身ではなく新たな社会を描き課題を解決していく姿勢で作っていくことが大切なことや、日本はもっと民間からの人が政策立案に関わるべきという主張が印象に残った。霞ヶ関は日本...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月28日
シンクタンクでも働き、日本でもシンクタンク立ち上げに携わった著者。そもそもシンクタンクというものはどうやってできてきたのか、どんなシンクタンクがあるのかというのを時代毎の特色(第二次大戦後、ポピュリズムだとか)、地域毎の特色(アメリカ、欧州、中露だとか)に分けて説明する他、日本はなぜシンクタンク小国...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月07日
自身、シンクタンクを率いる筆者が、米国(対外政策、安全保障に的を絞っている)と日本のシンクタンクの現状を伝え、日本での課題を提言する。
よく耳にはする言葉だったが、そういえば「シンクタンクって何だ?」と改めて思った。国によっても成り立ちや位置付けが異なる。国の政策に対して各種分析をして提言を行う機...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月22日
提案なくして敬意無し。
現在の政策を否定的に精査し、
オリジナルな代案を追求。
ワシントンの入り口と出口の”回転ドア”。
政治任命で4000人規模で参画。
大学より現実主義的。
逆風
トランプ政権、ポピュリスト的極論では支配者側とみなされる。
グローバルな組織内部にシンクタンク的機能...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。