安達正勝の作品一覧
「安達正勝」の「死刑執行人サンソン――国王ルイ十六世の首を刎ねた男」「小学館版 学習まんが人物館 ジャンヌ・ダルク」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「安達正勝」の「死刑執行人サンソン――国王ルイ十六世の首を刎ねた男」「小学館版 学習まんが人物館 ジャンヌ・ダルク」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
フランス革命について人物を中心に、題名通り「物語」のように書かれており、あまりヨーロッパの歴史に詳しくない自分にも非常に分かりやすく面白く読むことができた。
フランス革命期の対応のまずさから無能なイメージが付き纏うルイ16世。実際には革命まで優れた治世を行い、優れた啓蒙君主であったからこそ革命が成立した。寧ろ「国王の革命」が端緒であった。三部会も第三身分である民衆の声が無視できなくなって招集されたのではなくルイ16世の発案であったり、革命も当初は王政を否定するものではなかった。革命の象徴のイメージがある三色旗の「白」はブルボン家の色でありパリと王家の和解の象徴であるなど、今まで自分が捉えていた
Posted by ブクログ
ベルばらでフランス革命に興味を持ち、より詳しくフランス革命について知りたいと思って読んでみたが、わかりやすくかつテンポが良く、同時にワクワクさせるような文章であっという間に読んでしまった。
特に印象に残ったのは、革命時に活躍した女性のについての話。フランス革命では明治維新と違い、沢山の女性が公の場で活躍する。男社会で活躍する女性の存在は、男性社会で働く200年後の私にも勇気をくれた。是非、この後ロラン夫人の回顧録も読みたい。
ルイ16世もベルばらでの印象を覆えされた。優柔不断で内向的であまり印象よく描かれてなかったが、思慮深く聡明で教養があり、技術者としてのセンスも優れる。さらには革命派の一面