物語 フランス革命 バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで

物語 フランス革命 バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

5pt

一七八九年、市民によるバスチーユ襲撃によって始まったフランス革命は、「自由と平等」という光り輝く理想を掲げ、近代市民社会の出発点となった。しかし、希望とともに始まった革命は、やがて恐怖政治へと突入、ナポレオンを登場させ、彼の皇帝即位をもって幕を下ろす。本書は、ドラマに満ちた革命の有為転変をたどりつつ、当時を生きた人々の息づかいや社会の雰囲気を丁寧に追い、革命の時代を鮮やかに描き出す。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    物語 フランス革命 バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで
  • タイトルID
    :
    241618
  • ページ数
    :
    342ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB

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物語 フランス革命 バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。

    歴史の物語シリーズを初めて読んだけど、こんなに面白いものなのかと思った。実際にあった出来事のドラマや、偉人の具体的なエピソードを知ることによってその時代の風景が鮮明に入ってくるような気がした。

    そして、フランス革命自体もかなり興味深い。読む前にはルイ16世、マリー=アントワネット、ナポレオンがいつの時代の人かも分からなかった自分にとっては、その著名な人の像が徐々に形成されていく気持ちよさがあった。ルイ16世やアントワネットの生涯は、悲劇的な結末を迎えるだけにとても魅力を感じる。

    0
    2026年08月17日

    Posted by ブクログ

    フランス革命の勃発前夜からナポレオンの戴冠までを記述した良書。フランス革命と言うとバスティーユ監獄襲撃、ルイ16世の処刑、ロベスピエールの恐怖政治くらいしか知らなかったのでとても勉強になった。ルイ16世やマリーアントワネットの庶民を顧みない政治体制に嫌気がさした庶民の起こした革命とばかり単純に思っていたが、実際にはルイ16世はむしろ開明的な国王であり、またフランス革命後もむしろ王権はそのままにしようと考えてい革命家が多かったなど、知らない事が多いが、どんな歴史でもそうだが、ささいな行き違いや抗えない流れみたいなものに翻弄されて、人の運命が決まっていくという事をつくづく思わされる。その後は結果からみて演繹的に歴史的な解釈がなされていくので、ルイ16世やマリーアントワネットが極めて暗愚で革命を起こされても仕方がなかったという通説ができあがったのだと思う。まあ、アントワネットが暗愚であったのは確かなようだが、しかしながらハプスブルグ家の血統を引いた極めて気高い人物であったらしいし、そういう家に生まれた以上はその当時では庶民とかけ離れているのは仕方ないことなので生まれた時代が悪かったという事だろう。いずれにしても、フランス革命自体も庶民が起こし人権宣言を高らかに謳っている割には、実際には王権や貴族に牛耳られている権利を奪いたいブルジョワの思惑や、なんだかんだ言って女性の権利の拡大には消極的な革命家たちなど、そんなに威張れたものでもない。逆にロベスピエールはむしろその革命の精神を純粋なまでに守り抜こうとして不器用にも結果的に恐怖政治となってしまいテルミドールのクーデターで処刑されることになり、革命というものの難しさを改めて思う。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

     これぞ中公新書の物語シリーズの真骨頂。一つのテーマに沿って歴史を学びつつ、取り上げられる人物の人間臭い部分も同時に知る。歴史を読むこと、物語を楽しむことが共存している感覚がとてもいい。それでいて筆者は歴史の仔細について全く妥協していず、自分の立場や意見もはっきり述べる。その態度がかっこいい。コラムを挟んで無名の人々に対して言及するスタンスについても冒頭で自ら立てた旗をしっかり見据えている行為で感心させられる。
     フランス革命って偉大だな。いまの自分があるのはこれのおかげかも?と思いながら読んだ。「フランス革命」という字面をみただけでお腹いっぱいという感覚がするくらいにはその出来事の自体の偉大さはよく知っているつもりだったが、実際に何が起きたか、誰が関わったか、いつも勝手に想起されてくるルイ16世やマリーアントワネットらとの関わりは?という点がわかった。この年末もしっかり良書に出会えた。

    良いお年を!

    0
    2026年01月01日

    Posted by ブクログ

    フランス革命について人物を中心に、題名通り「物語」のように書かれており、あまりヨーロッパの歴史に詳しくない自分にも非常に分かりやすく面白く読むことができた。
    フランス革命期の対応のまずさから無能なイメージが付き纏うルイ16世。実際には革命まで優れた治世を行い、優れた啓蒙君主であったからこそ革命が成立した。寧ろ「国王の革命」が端緒であった。三部会も第三身分である民衆の声が無視できなくなって招集されたのではなくルイ16世の発案であったり、革命も当初は王政を否定するものではなかった。革命の象徴のイメージがある三色旗の「白」はブルボン家の色でありパリと王家の和解の象徴であるなど、今まで自分が捉えていたフランス革命と全く違うものだった。歴史を含めてしっかりと事実を学ぶ大切さを感じた。「人間の平等」と「人道的な処刑法」としてギロチンが考案、昔と違って効率的な処刑方法だったため恐怖政治期におぞましい活躍をした。後に恐怖政治で数々の人々をギロチン送りにしたロベスピエールがかつては死刑廃止の強行論者だったのも興味深く、ギロチン一つを取っても様々な学びがあった。
    「人間の自由と平等」を謳いながらも女性の政治的権利を認めない(一方で政治犯として断頭台には送った)事や、この理念と完全衝突する植民地経営を行うなど、理念が自己都合的で一貫していなかった面は否めないが、やはりこの思想が今の私達の世界を作った事は間違いない。その一方、理念や思想、正義感はフランス革命の恐怖政治期に見られるようにしばしば暴走し、簡単に人の命を奪う。ヒトラーですら私心はなく自身が信じる正義感でホロコーストを実行した。正義感は本当に恐ろしく厄介である事を再認識した。それはそれとして、ルイ16世やマリー・アントワネット、ロベスピエール、ナポレオン、その他の多くのフランス革命に関わった人達のお陰で今の民主主義社会がある事を考えると、彼らに感謝の念を覚えた。

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    ベルばらでフランス革命に興味を持ち、より詳しくフランス革命について知りたいと思って読んでみたが、わかりやすくかつテンポが良く、同時にワクワクさせるような文章であっという間に読んでしまった。
    特に印象に残ったのは、革命時に活躍した女性のについての話。フランス革命では明治維新と違い、沢山の女性が公の場で活躍する。男社会で活躍する女性の存在は、男性社会で働く200年後の私にも勇気をくれた。是非、この後ロラン夫人の回顧録も読みたい。
    ルイ16世もベルばらでの印象を覆えされた。優柔不断で内向的であまり印象よく描かれてなかったが、思慮深く聡明で教養があり、技術者としてのセンスも優れる。さらには革命派の一面があったとは!

    あとはなんと言ってもナポレオン!こちらももっと詳しくその生涯を知りたいので、漫画や関連小説を探してみたい。

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    フランス革命をはじめた人たちは、フランスだけでなくて地球全体、極東の日本などにまで「自由・平等・友愛」の精神を広めたかったということです。
    また、女性も革命に大きな役割を担っていたということも印象的でした。

    0
    2024年07月01日

    Posted by ブクログ

    フランス革命は小学校や中学校で歴史で習ったり、ベルばらの記憶。
    改めて、フランス革命ってなんだったんだろう?を知りたかった私にはこれ以上ない一冊だった。ルイ16世やマリーアントワネットの人柄についてであったり、著者の見方が随所に出てくるのも興味深かった。

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    高校の世界史の先生がフランス革命を抒情的に語った神授業を今でも覚えているが、まさにこの本のように人間ドラマとして歴史を追う魅力はどの世代にも共感してもらえるだろう。本書によりルイ16世の人物像がパラダイムシフトした。国民思いで暴力や弾圧を避けたかった人格者で革命に肯定的な優れた王様だった。民衆を武力で鎮めていればまた歴史は違っていたかもしれない。フランス留学の経験もある鄧小平はフランス革命の事例をよく知っていたこともあって、天安門での決断を下したのではないかと思ってしまった。バスティーユは襲撃時に7人しか収監されておらず、しかも政治犯がいなかったとは…象徴が人に及ぼす力はすごい。ルイ16世の7/14日記Rienも有名だが、趣味の狩猟の獲物がRienだったとは・・  ロベスピエールも恐怖政治のイメージが怪物のような人物を思わせるが、死刑廃止を唱えるなど、人道的な偉人だったのだなぁと感心した。国民主権の自由で平等な国家を目指して、専制君主から世界を救って人類の発展に寄与するんだという、「国民・国王・国法」をスローガンにした古き良き革命の時代は何と夢とロマンに溢れる時代だったのだろうか。フランス革命が時代を超えて人々を魅了するのもよく分かる。チャールズ・ディケンズの二都物語を読み返したくなった。

    0
    2024年01月26日

    Posted by ブクログ

    本当に物語を読むように、フランス革命の流れや、当時の人々が何を望み夢見て、どのような事情や制約の中でどう行動したのかが理解できる。

    0
    2023年04月25日

    Posted by ブクログ

    世界史に詳しくない人でもどっぷりとフランス革命の世界観につかれます。元々のきっかけは、トルストイの戦争と平和を読み始めて、時代背景が全く分からなかったので、フランス革命から手をつけてみたって感じ。「ローマ人の物語」もそうなんだけど、物語風に歴史上の人物の動きが分かるのは読みやすい。ルイ16世は名君にもなれたであろうほど、実直で有能な国王だったらしい。時代が悪かったですね。。あと、女性の活躍がものすごい。それでも革命から100年以上たたないと女性の参政権が認められないってのは、社会に影響を及ぼす難しさが見て取れる。

    0
    2023年01月14日

物語 フランス革命 バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    物語 フランス革命 バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで
  • タイトルID
    :
    241618
  • ページ数
    :
    342ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB

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