新井紀子の作品一覧
「新井紀子」の「edumap公式マニュアル|IT超初心者のためのedumap活用スピードガイド」「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「新井紀子」の「edumap公式マニュアル|IT超初心者のためのedumap活用スピードガイド」「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
初めから、「子供が教科書を読めない」という本題に入るのではなくそもそもAIとは何なのか、本題に入る前に今話題のAIについて簡単に説明されているため本の内容が理解しやすくなっている。
現在、Chat GPTの出現やAIが将棋の名人に勝利するなどAIブームが来ており生活が今以上に豊かになるのではという期待とともに、AIが人間を超え仕事がなくなる、最悪の場合滅ぼされるのでは?と予測するような人もいる。前半部分ではこの推測に対する筆者の考えが述べられている。読んで納得。僕自身もAIが人間社会を侵略するのではと考えるようなときはあったがよくよく考えればコンピュータとはそもそも計算機で初戦確率論での
Posted by ブクログ
2024/06/18
読んでみるとすごい面白かった。学力の経済格差を読んだ時にも思いましたが、主張が一貫していてそのためのデータ提示も分かりやすかったです。
我々が普段AIと呼んでいるもの、AIと聞いてイメージしているものがそもそも違っていてAI決められたことを高速で処理したり人間が作ったフレームの中でならとても人間を助けてくれる補助となるが、シンギュラリティはないし、AIが人間を超えていくこともありえないと著書の中で断言しています。
そもそも、その研究をしようと思ったきっかけが「子どもたちはもしかして教科書が読めていないのではないか?」というところからのスタートだったこと、調査を重ねていくこ
Posted by ブクログ
興味深い内容だった。「AIの得意なこと、不得意なこと(限界点)。そしてAIが苦手な(肩代わりできない)読解力を基盤とする、コミュニケーション能力や理解力(P172)」を私たちは備えているのか。(→否。)AIが労働市場に参入すれば、失業者があふれ、企業が消え、「AI恐慌」とでも呼ぶべき、世界的な大恐慌が訪れるのではないか。これが筆者が予測する「最悪のシナリオ」。ではどうすれば「基礎読解力」が身に付くのか、ということについて、科学的な検証はされてないとしながらも、「多読ではなくて、精読、深読に、なんらかのヒントがあるのかも(P246)」というところが気になった。読解力とは何か、どのように身につける