シン読解力―学力と人生を決めるもうひとつの読み方

シン読解力―学力と人生を決めるもうひとつの読み方

ビジネス・実用
1,980円 (税込)

9pt

東ロボくんの開発責任者で、読解力を調査・研究し、受検者数50万人のRSTを開発・普及させてきた『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の著者による待望の続編!

ここで言う「読解力」とは、国語や読書の際に用いられる一般的にイメージされる読解力ではなく、「教科書を正確に読み解く力」を指す。そこで著者はこれを「シン読解力」と名づけた。
シン読解力を測るリーディングスキルテスト(RST)の受検者は50万人を超え、そのデータから様々な事実がわかってきた。

・誰もが読めるはずの教科書が読めていない子どもたちがいかに多いか。
・子どもだけでなく、実は大人も教科書や新聞が読めていない。
・シン読解力と学力には強い相関がある。
・シン読解力が低いとビジネスにも支障をきたす。
・シン読解力は学校では教えてくれない。
・シン読解力は国語や読書では身につかない。
・シン読解力はスキルであり、トレーニングによって年齢を問わず身につけることができる。

RST受検者50万人のデータを元に、
シン読解力とはなにか、教科書が読めないのはなぜかを明らかにし、
RSTの成績向上に成功した事例を紹介しながら、シン読解力習得の処方箋を示す。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    東洋経済新報社
  • タイトル
    :
    シン読解力―学力と人生を決めるもうひとつの読み方
  • タイトルID
    :
    1786661
  • ページ数
    :
    296ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年02月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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シン読解力―学力と人生を決めるもうひとつの読み方 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    AI vs.教科書が読めない子どもたち の著者が
    また実験から突き付けてくれた実態。

    「教科書を正確に読み解く力」が皆案外ない、ということだ。
    教科書が読めなければ授業についていけず成績も落ちる。
    ここを何とかすれば世の中変わる、ってこと。
    シン読解力を測るリーディングスキルテスト(RST)の50万人の受検データから、
    シン読解力の実態を教えてくれている。


    ・誰もが読めるはずの教科書が読めていない子どもたちがいかに多いか。
    ・子どもだけでなく、実は大人も教科書や新聞が読めていない。
    ・シン読解力と学力には強い相関がある。
    ・シン読解力が低いとビジネスにも支障をきたす。
    ・シン読解力は学校では教えてくれない。
    ・シン読解力は国語や読書では身につかない。
    ・シン読解力はスキルであり、トレーニングによって年齢を問わず身につけることができる。


    そう、我々大人も読めていないのだ。
    いくつもRSTの問題が出ているが、
    じっくり読んでいない、というエクスキューズはあるにせよ、
    私も何問も間違えた。
    月に20冊読書をしようが関係ないのだ。
    読書とは違う読み方。
    そう、むしろ20冊も読むような流し読みでは誤解も多くなりそう。
    全体としてとらえて何とか矛盾なくとらえているつもりだが、
    一文一文となると相当怪しい、ということだ。おそろし。

    HPはこれ

    シン読解力で2つ思い出すことが。
    ひとつは50年以上前の中学入試、国語。
    「スカンクカンクプー」ではじまる詩だか物語を転記せよ、
    という問題。
    中学受験をする子ならだれでもできそうなものだが、
    結構間違いがあったらしい。
    幸い私は素直に書けた。問題を素直に読んだ。
    これがシン読解力だったかどうかは知らんけど。

    もう一つは税理士試験の所得税。
    必死に勉強していて、模試でも手ごたえがあって、
    本番も書き進めて、手ごたえがあったのだが、
    見直しをして、問題の読み間違いに気づく。
    もう手遅れだった、、、
    同じくこれもシンかどうかわからないけど、
    読解力の問題。

    正しく読み取れなければ正解はあり得ないから。
    特に子供は読解力だけの問題で、
    「成績が悪い」てことになったらかわいそうだ。
    学校が楽しくなくなり、ドロップアウトしかねない。

    あ、それでまた思い出すのは「宙わたる教室」
    定時制中学に通う生徒の一人はディスレクシアだった。
    数学には天才的な能力があっても、
    その問題が読めなければ答えようがなかった。

    これは大事な問題だ。
    ここでつまずいている子はたくさんいるだろう。
    救いたい。

    まえがき

    第1章 チャットGPTの衝撃
      チャットGPTは東大に入れるか?
      「新三種の神器」を研究者はもう手放せない
      チャットGPTは平気でウソをつく
      AIはなぜ「完璧」になれないか?
      AIに潜む「外れ値の罠」
      「外れ値」とは何か?
      AIの上手な使い方
      チャットGPTは何をどう学習しているのか?
      チャットGPTが「そこそこ」本当のことを言える理由
      やっぱりシンギュラリティは来ない!
      AIを使いこなせる人材になる

    第2章 「シン読解力」の発見
      「読める」は才能でなくスキルである
      リーディングスキルテストとは何か?
      「シン読解力」が学力を左右する

    第3章 学校教育で「シン読解力」は伸びるのか?
      「シン読解力」で進学できる高校が決まる
      能力値1.5の壁
      大人になっても残る「シン読解力」の影響
      倍率が高校のRST平均値を左右する
      平均能力値1.5を超える子って、どんな子?
      「もっと、ちゃんと、しっかり読みなさい」
      
    第4章 「学習言語」を解剖する
      摩訶不思議な「数学語」の世界
      「社会科語」はちょっとずるい
      物理と生物は言いたいことが違う
      学習言語の「マルチリンガル」になる

    第5章 「シン読解力」の土台を作る
      バックキャスティングで教育すべき内容を決める
      土台となる語彙と経験
      「2Bの鉛筆」が教えてくれたこと
      脳のワーキングメモリには限界がある
      認知負荷を科学的な「地道トレーニング」で下げる
      国語と英語の教育方法に学ぶ/資料を読み解く

    第6章 「シン読解力」トレーニング法
      RSノート初級編の意図
      相馬市のキセキ
      トレーニングで個性も伸びる

    第7章 新聞が読めない大人たち
      驚くほど大人が読めなかった新聞記事
      「今どきの若い社員は読解力が低い」という嘆きの原因
      RSTを使った採用戦略

    あとがき

    トレーニング&コラム
      大人のためのトレーニング
       初級編①/初級編②/中級編①/中級編②/上級編
      子どものためのトレーニング
       紙上講座①/紙上講座②
      コラム

    0
    2026年10月20日

    Posted by ブクログ

     大好きな新井紀子先生の著書。やはり、頭がいいなあと感心する。新井先生は、高校までは、数学が苦手で、大学生になってから必要に迫られて数学を学び、そして数学者になってしまったと言う変わった経歴の持ち主である。新井先生曰く、読解力と数学の問題を解く力は別であると言う。この本の中でシン読解力を調べる例文は、私にとっても大変難しかった。図で整理しながら読むと良いのかな?

    0
    2026年10月18日

    Posted by ブクログ

    著者自身の経験のみでなく、得られた膨大なデータから導かれた考えが客観的に示されていて、納得しながら読み進められた。

    文章を正しく読み、意図されている内容を理解する能力(=シン読解力)は、教科書を学習のベースとしている学校教育の根幹であり、そこに差がある=学力にも差があることは、当然といえば当然なのだろう。しかし、今まではそれが明らかになっていなかっただけ。その関係性を提唱した著者の着眼点には感心した。

    既刊の「AI vs 教科書を読めない子どもたち」と合わせて読むと、より一層理解が進むと思う。

    0
    2026年10月15日

    Posted by ブクログ

    (オーディブルで聴了)

    本を読まないから読解力もなく、勉強への理解も広がらない。
    集中力が足りない。

    幼い頃、そんなことをよく言われたもの。

    本を読むのは苦手。
    私は本が嫌い。
    そう思っていた。

    でも心のどこかでは、
    「本を好きになりたい。もっと知りたい」
    とも思っていた。

    大人になってから、
    「まず目次をじっくり読んで、読みたいところから読んでみる」
    ということを始めたら、意外にも読むことが好きになっていた。

    先に自分の中でたくさん想像を広げてから、じっくり読む。
    それが今の私の、本の楽しみ方。

    でも、この本を聴いて気づいた。
    「本を楽しんで読むこと」と「文章を正確に読むこと」は、同じ“読む”でも別の力なのかもしれない。

    たくさん本を読めば、読解力が自ずとついてくるわけではない。
    「読み方」はスキルであり、トレーニングによって磨くことができるという。

    だとしたら、自分にはどれくらい「正確に読む力」があるんだろう。

    本の最後の方には、実際に読解力をトレーニングできるページもついている。
    これがまた、ちょっと楽しい。

    本を読む量ではなく、「どう読むか」。
    今までとは少し違う角度から、自分の読む力を考えるきっかけになった。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    新井先生の文章は読みやすくて、ユーモラスかつ刺激的だ。RSTを開発してしまう知性が生み出す文章だから、そりゃそうか。

    【主な感想】
    チャットGPTは平気でウソをつく(ハルシネーション)。これはチャットGPTの欠点ではあるが、欠陥ではない。チャットGPTが目指しているのは自然な言語生成であって、正確な情報提供ではない。
    2023年5月、米ニューヨーク州の弁護士が審理中の民事訴訟で資料作成にチャット
    GPTを利用した結果、存在しない架空の判例を引用してしまい、罰金の支払いを命じられた。チャットGPTのハルシネーションと人間の流暢性バイアスの組み合わせは、非常に危険だ。

    チャットGPTで生産性を上げるには、少なくともチャットGPTと遜色のない読み書きスキルが必要。なにしろ相手は呼吸をするようにウソをつく。自力で正確なファクトチェックができなければならない。チャットGPTをはじめあらゆる生成AIは、使い手の真の能力を超えることはできない。
    チャットGPTを使いこなす人材を育てるために必要なのは、学校でチャットGPTを使わせることではなく、読み書きの能力を向上させることだ。

    というわけで、読解力を上げる具体的な方法と、その実証実験について教えてくれる。
    僕も新井先生と同じで、小中学校の授業にタブレットは必要ないし、プリントも必要ない、教科書とノートで授業するべきだと思う。そして、新井先生の考えた読解力を上げるトレーニング、是非全国でやってほしいと思う。

    【その他の感想1】
    生活言語と学習言語は違う。しかも教科によって学習言語には違いがある。
    たとえば、社会の教科書には連用中止法が多用されていて、
    ①「山形は盆地が多く、夏は暑い」
    ②「山形は盆地が多く、花笠まつりで有名だ」
    この2つの文章は形は同じなのに前後の関係はまるで違う。学生時代どれだけ勉強しても社会が上がらなかったのは、単に記憶力の問題ではなく(それも問題だろうが)この文体に馴染めなかったのだと、48歳にして初めて気付いた。

    【その他の感想2】
    ディープラーニングには2種類ある。
    ひとつは「強化学習」。ある指標を最大化するように自動調整を繰り返させるもので、はっきりとした指標を与えられる場合に有効(チェスや将棋等)。もうひとつは「教師あり学習」。人間を手本として、大量の教師データを元に学習する。
    教師あり学習には大きく2つの問題がある。ひとつめは、教師データをどう設計し、どう集めるか。ふたつめは、外れ値をどう扱うか。AIは統計により答えを選ぶので、外れ値は捨てることになる。
    珍しいことが起きた場合には事故を起こして良い自動運転車を許容できるのか。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

    著者の新井紀子先生の行動力、素晴らしいと思います。読めていると思うことと読めることの違いを受験期に実感しており、今もその能力を鍛えられていないと思うので、巻末のブートキャンプを続けてみようと思いました。
    RSTも定期的に受けて、老化の程度との関係も確認してゆこうと思います。

    0
    2026年09月17日

    Posted by ブクログ

    テストの点が悪かったり、勉強が出来ない人は読解力が低いという内容。確かに問題の意味が分からなかったり、意味をはき違えてたらテストの点悪くなるよな。勉強の教科毎に読み方、書き方があって、それに慣れたり覚える必要が有るみたい。RSTテストやってみて自分がどうか確認してみたいし、芽依ちゃんにも教えていってあげたいと思う。

    0
    2026年09月02日

    Posted by ブクログ

    数学がどうしても苦手な自分が読むと、目から鱗な一冊だった。

    ・生活言語と学習言語は異なる
    ・学習言語にも、数学的な言語、生物学的な言語、社会学的な言語、と、分野ごとに特性が異なる
    ・例えば、数学言語に例外は存在しないが、生物言語では例外が有り得る。社会言語では主語述語の脱字のオンパレードで文脈から仮説する必要がある
    など。

    鍛え方も書かれていたので、子育てにおいて自分が今一度習得しておきたいと思った。

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    国語のセンスや読書量とは全く関係がない
    事実を正確に読み解く「基礎的な読解力」
    これらは才能ではなく純粋なスキル
    若い時にこの考え方を知っておきたかった
    自分は本当に正しく読めているのか
    正しく伝えられているのか
    これからのAI時代を生き抜くために

    0
    2026年07月20日

    Posted by ブクログ

    読み終えたのが、2026年7月。
    私自身も国語が得意ではない体験があった。
    この一冊で、読む「型」が存在する事が客観的に分かった。また、証明する方法としてRSTと呼ばれるテストは空いた時間に受けようと思ったほど。

    現状でもChatGPTから、codexなどのエージェントAIへ「伝える」書き方が重視されている。
    今後、より人間がもつ「伝える」能力を知るには
    非常に良い一冊だと思います。

    なにより
    今、小学高学年の娘に、将来を見据えて、かみ砕いて是非伝えたい一冊でもあります。

    0
    2026年07月18日

シン読解力―学力と人生を決めるもうひとつの読み方 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    東洋経済新報社
  • タイトル
    :
    シン読解力―学力と人生を決めるもうひとつの読み方
  • タイトルID
    :
    1786661
  • ページ数
    :
    296ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年02月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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