無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
小中学校のデジタル教科書化についてまとめられた本。
コスト面、性能面、学習の質等。あくまでも現実的で冷静な目で調査されている。
現時点では最もわかりやすいハードルはコストである。
義務教育の教科書予算は一人当たり4000円ほどだそうで、
コンテンツ代としては同等もしくは印刷コストを抑えて安くなるかもしれないが、
デバイスはそれほど安くないし耐久性にも課題がある。
学習効果についても、単純に今以上の効果を期待するのは難しい。
一枚に収まってしまえば並べて俯瞰的に使用することはできなくなるし、
ハイパーリンクが便利とはいっても、闇雲に適用すれば情報量増加により、課題によっては理解度・効率は悪くなる。
デジタルのメリットもいくつも挙げられていたが、
技術的にもコスト的にも即座に導入できるような要素は少ない。
デジタルツールは今後も発展を続けるだろうし、小学生を含めた一人ひとりに普及するのも遠くないかもしれない、しかしそれは紙ではない、あくまで別のツールなのである。
何より大事なのは学習である。デジタル/アナログの相互に偏見を持つこと無く、冷静な判断をし続けたい。
Posted by ブクログ
私にしてみれば珍しい岩波である。
会社の同僚に「読んでみますか?」と薦められた本。
ブログで仕事の事は書かないようにしているが、実は教育関係の仕事をしており、とあるデジタル教科書も手伝ったりしているのだ。
もう3年前、当時の総務大臣であった原口氏が、原口ビジョンの中で、2015年までにデジタル教科書を全ての小中学校全生徒に配備するなどとブチあげたものだから、一気に「デジタル教科書」に注目が集まった。
この本は、というか新井紀子氏はどちらかというと懐疑的なスタンスで、この本をまとめている。
デジタル教科書って一口に言っても、子供たちが使う「児童生徒用」と、教師が使う「指導者用」が有ります。
「指導者用」は、すでに全ての教室に配備されたデジタルテレビや、プロジェクター、電子黒板などを利用し、教科書を大写しにして使うもの。
現在の一斉授業形態の中でも比較的すんなり利用できるものですが、「児童生徒用」となると個人持ちハードウェアやネットワークの事もあり、そう簡単にはいきませんし、そもそも現在の教科書がデジタルになる必要があるのかと、私自身も懐疑的ではあります。
原口ビジョンのような総務省が掲げる経済活性化のための材料として「教育」をそんな場に出して欲しくないですもんね。
でも、「デジタル教科書」と言えば一般的には、「児童生徒用」を指すようですが、この本も「児童生徒用」の事を中心に書かれています。
ま、興味がございましたらお勧めです。
60ページ程度の本なので二時間もあれば、読み終わっちゃいますし、すごく読みやすく書かれています。
さて、岩波書店。
私は、岩波系の本をほとんど読みませんが、実は先日、仕事の関係で岩波の論壇誌『世界』から取材がありました。
小中の情報教育についてページを設けるんだそうで。
どんな取材だろうと期待してたんですが、単に会社の沿革や雑談で終わってしまいました。
もっと本質に突っ込んでくるかと構えてたんだけど、ちょっと肩すかしを食らってしまったな。。。
個人的な意見ならいくらでも言えるけど、公の立場を思うと何にも言えなくなっちゃうんだけどね。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
試し読み
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
試し読み
ビジネス・実用