ほんとうにいいの? デジタル教科書

ほんとうにいいの? デジタル教科書

ビジネス・実用
638円 (税込)

3pt

紙をデジタルで置き換えることは、良いことばかりなのだろうか? デジタルに移行することで失うものはないのか? 教育現場での情報技術活用に早くから取り組んできた著者が、デジタル教科書と呼ばれるのはどのようなものか解説し、紙の教科書と比較したメリット・デメリットを論じたうえで、拙速な導入の危うさを指摘する。

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ほんとうにいいの? デジタル教科書 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    デジタル教科書を議論する上での叩き台として、枠組みをきれいに整理してある。何より、(はっきりとは言わないが)反対派の筆者がデジタルデバイスを使い倒している側の人間であるところに説得力がある。”デジタルの弱みは「面積」”、”ハイパーリンクは理解を助けるか”など、具体的で説得力のある論旨が展開されるのは気持ちがいい。引用文献にもおもしろそうなものが多く、うすいうすい岩波ブックレットの中では、濃密でかなりお買い得の本である。

    1
    2013年10月14日

    Posted by ブクログ

    デジタル教科書について、教育の効果の面から今までの実証的な研究を踏まえたいい本である。さらに教育を経済成長の道具にしてはいけないと主張している。教員養成の学生にとっては必読の本である。

    1
    2013年03月02日

    Posted by ブクログ

    デジタル教科書の導入に対して、否定的な考えをしっかり書いてある本です。
    (否定的な本であるという意味ではありません)
    今後は慎重に、そして積極的に導入を進めたいと思います。

    0
    2022年01月30日

    Posted by ブクログ

     約50年前に通っていた学習塾には、定年後の小学校の先生がいらっしゃった。丁寧に教えて下さった。国語の先生は、主語と述語、修飾語の見分けられるように、また算数の先生は文章題の文が誤解なく読み解けるように、時間をかけて教えて下さった。先生がたの教える技術と時間と根気、それらを支える熱意と愛情を今思い出します。
     新井紀子さんは、そういうことの重要性を、説得力のある文章で語っています。共感するところが多いです。

    0
    2020年11月28日

    Posted by ブクログ

    総務省が、インフラ整備のために進めているデジタル教科書。筆者は、紙の教科書から全面的にデジタル教科書に代わるのなら、効率で経費削減以外にはメリットはないだろうと述べている。知識技能の定着にはある程度効果はあるものの、思考力判断力を身につけるのには工夫が必要であるだろう。

    0
    2013年05月04日

    Posted by ブクログ

    ICT技術を使った公教育がどう変化して、
    そのメリット、デメリットがわかりやすく書いてある。
    印象的なポイントは、
    教育ソフトが消費者用(バナー広告などのため)につくられる傾向があること。

    ネットワークを各地に張り巡らす光の道構想というものがあったこと。

    0
    2013年03月24日

    Posted by ブクログ

    企業視点が如何に多いか、ネットワークの会社として考えなければならない点も多いと感じました。巷でもてはやされているよりも、道具としては効果が限定的なものだと理解しないと危ないですね。

    0
    2013年01月28日

    Posted by ブクログ

    小中学校のデジタル教科書化についてまとめられた本。
    コスト面、性能面、学習の質等。あくまでも現実的で冷静な目で調査されている。

    現時点では最もわかりやすいハードルはコストである。
    義務教育の教科書予算は一人当たり4000円ほどだそうで、
    コンテンツ代としては同等もしくは印刷コストを抑えて安くなるかもしれないが、
    デバイスはそれほど安くないし耐久性にも課題がある。

    学習効果についても、単純に今以上の効果を期待するのは難しい。
    一枚に収まってしまえば並べて俯瞰的に使用することはできなくなるし、
    ハイパーリンクが便利とはいっても、闇雲に適用すれば情報量増加により、課題によっては理解度・効率は悪くなる。

    デジタルのメリットもいくつも挙げられていたが、
    技術的にもコスト的にも即座に導入できるような要素は少ない。

    デジタルツールは今後も発展を続けるだろうし、小学生を含めた一人ひとりに普及するのも遠くないかもしれない、しかしそれは紙ではない、あくまで別のツールなのである。
    何より大事なのは学習である。デジタル/アナログの相互に偏見を持つこと無く、冷静な判断をし続けたい。

    0
    2012年12月16日

    Posted by ブクログ

    デジタル化が教育的に効果があるとは言い難いことを、科学的かつコンパクトに論じている。
    最後の筆者の言葉に、教員としての使命を果たせているかと問われている気がして武者震いする思いだった。
    「人を育てることには常に膨大なコストと予測不可能性が伴う。…不完全で非効率でしかない人間を、手塩にかけて育てることによってイノベーションが起きる可能性を待つ、その寛容さこそが今、社会に問われている。」

    1
    2018年04月28日

    Posted by ブクログ

    私にしてみれば珍しい岩波である。
    会社の同僚に「読んでみますか?」と薦められた本。
    ブログで仕事の事は書かないようにしているが、実は教育関係の仕事をしており、とあるデジタル教科書も手伝ったりしているのだ。

    もう3年前、当時の総務大臣であった原口氏が、原口ビジョンの中で、2015年までにデジタル教科書を全ての小中学校全生徒に配備するなどとブチあげたものだから、一気に「デジタル教科書」に注目が集まった。
    この本は、というか新井紀子氏はどちらかというと懐疑的なスタンスで、この本をまとめている。

    デジタル教科書って一口に言っても、子供たちが使う「児童生徒用」と、教師が使う「指導者用」が有ります。
    「指導者用」は、すでに全ての教室に配備されたデジタルテレビや、プロジェクター、電子黒板などを利用し、教科書を大写しにして使うもの。
    現在の一斉授業形態の中でも比較的すんなり利用できるものですが、「児童生徒用」となると個人持ちハードウェアやネットワークの事もあり、そう簡単にはいきませんし、そもそも現在の教科書がデジタルになる必要があるのかと、私自身も懐疑的ではあります。
    原口ビジョンのような総務省が掲げる経済活性化のための材料として「教育」をそんな場に出して欲しくないですもんね。
    でも、「デジタル教科書」と言えば一般的には、「児童生徒用」を指すようですが、この本も「児童生徒用」の事を中心に書かれています。

    ま、興味がございましたらお勧めです。
    60ページ程度の本なので二時間もあれば、読み終わっちゃいますし、すごく読みやすく書かれています。

    さて、岩波書店。
    私は、岩波系の本をほとんど読みませんが、実は先日、仕事の関係で岩波の論壇誌『世界』から取材がありました。
    小中の情報教育についてページを設けるんだそうで。
    どんな取材だろうと期待してたんですが、単に会社の沿革や雑談で終わってしまいました。
    もっと本質に突っ込んでくるかと構えてたんだけど、ちょっと肩すかしを食らってしまったな。。。
    個人的な意見ならいくらでも言えるけど、公の立場を思うと何にも言えなくなっちゃうんだけどね。

    0
    2023年05月01日

ほんとうにいいの? デジタル教科書 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波ブックレット の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

新井紀子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す