安倍晋三の作品一覧
「安倍晋三」の「安倍晋三 回顧録」「新しい国へ 美しい国へ 完全版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「安倍晋三」の「安倍晋三 回顧録」「新しい国へ 美しい国へ 完全版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
成蹊大学法学部卒。 第90代、第96代内閣総理大臣。著書に『新しい国へ 』、『日本の決意』などがある。
Posted by ブクログ
安倍元首相が、最初に首相の座に就いたのは、ご本人が52歳の時であった。政治家一家に生まれたエリート政治家は、史上最年少で首相の座に就くことになったが、しかし、第1次安倍政権はうまくいかず、ご本人の病気もあり、わずか1年で退陣することとなる。エリート政治家が初めて味わう挫折だった。しかし、ご本人がインタビューの中で応えているように、この経験が、政治家・安倍晋三を成長させ、第2次安倍政権をつくり、そして、その第2次安倍政権も成長させ、史上最長の政権にしたのである。
本書のインタビューでは、その間の出来事について、安倍元首相が忌憚なく話しておられる。私自身は、「アベノミクス」を始めとした安倍元首相の
Posted by ブクログ
『安倍晋三回顧録』──「国家とは何か」を問い続けた男の記録
『安倍晋三回顧録』は、単なる元首相の回想録という枠を超え、「日本のかたち」を根源から問い直すような、強い力を持つ一冊だと感じた。政治の舞台裏、外交の緻密な駆け引き、そして一人の人間としての覚悟と苦悩が、飾らない率直な言葉で綴られている。
本書は、生前に36時間にわたる綿密なインタビューに基づいて構成された。安倍氏は、自身の功績も課題も、ありのままに語る。政策の失敗、誤解されたことへの悔しさ――それら全てが、「いかに国を守るか」という強い信念によって貫かれている。読んでいると、こちらも自然と襟を正すような気持ちになる。
「戦後レジー
Posted by ブクログ
総理大臣は、そんな事を考えて仕事をしているのか、ということを端的に知ることができた。
数多の決断の中にはミスや失敗もあったのではないか、それでも話の辻褄が合うように上手に誤魔化して話している部分もあるのだろうと想像した。
それでも、一部には発言のミスなどについて正直に謝罪を述べる箇所もあり、総じて正直な内容をお話しされたのだろうと感じた。
いわゆる保守派が何を大切にしているのか。理想を語るだけでいい野党と、現実とのすり合わせをして政策に落とし込まなければならない与党・政府との立場の違いも描かれていたように思う。
最後に掲載されている野田元総理の追悼演説は、よく言われているように非常に良い文章で