田原総一朗の作品一覧
「田原総一朗」の「起業家のように考える。―ゼロからはじめるビジネス成功の方程式」「愛国論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「田原総一朗」の「起業家のように考える。―ゼロからはじめるビジネス成功の方程式」「愛国論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学第一文学部史学科卒。ジャーナリスト。『日本の戦争』、『塀の上を走れ 田原総一朗自伝』、『誰もが書かなかった日本の戦争』など数多くの著書がある。
Posted by ブクログ
日本はなぜ負ける戦争をしてしまったのか、そのような疑問を子供の頃から抱いた著者が、大学教授との対談や調査を通じて1冊にまとめたのが本書である。
まず大日本帝国の誕生まで遡る必要がある。ペリーの黒船来航をきっかけに、江戸幕府の権威が揺らぎ始め、そこから明治維新が起きるのが大まかな流れであるが、黒船来航以前から国防の重要性を説いた人物がいくつかいた。そのうちの一人が島津斉彬であった。島津は清国のアヘン戦争より、日本にも同様の危機が迫ると警告を鳴らす。そのために、「富国強兵」が必要といい、それに関連する洋学を学ぶべきだと主張した。ちなみに、富国強兵そのものはほかにも会沢正志斎も唱えたが、島津は開