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あの「3・11」から間もなく1年(平成23年12月下旬現在)。この間、マスメディアは連日のように放射能被害の恐ろしさを煽り立ててきたが、放射能濃度がどのレベルになると人体に影響が出るのか、その基準値はなぜか定まっていない。そして、風評被害ばかりが広がっている。その結果、新聞各紙の世論調査でも70%以上が「脱原発」。文化人、アーティスト、ジャーナリストたちの「脱原発」の比率は、それよりもはるかに高い。「脱原発」を唱えなければ、あたかも東京電力や経済産業省に取り込まれているかのように捉える風潮が強い。こうした風潮に危うさと無責任さを感じた著者は、原発事故の“戦犯”である東京電力幹部、経産省幹部、担当大臣、識者などへの取材を敢行し、問題の核心に斬り込む。原発事故の本当の原因は何か。「放射能汚染」の実態とは。日本にエネルギー戦略はあるのか――。いまこそ日本国民が知っておくべき真実を提示する。
...続きを読むPosted by ブクログ 2012年02月12日
福島第二原子力発電所の事故以来、反原子力や脱原子力という言葉が独り歩きしてしまっている。
大事故が起こり、人々は原子力の恐ろしさを改めて知ることとなったが、もう一度我が国が置かれている状況を多角的な視点で眺めてる。
本書の著者である田原総一朗氏は過去に原子力戦争やドキュメント東京電力等の原子力発電所...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月21日
田原氏は昔,オイルショックの後に『原子力戦争』っていう反原発本を書いたらしい。でも今回の原発事故を受けた本書では,知識人たちの野放図な反原発言動とは一線を画して,冷静な議論を呼びかけている。
東電や政府関係者,原子力関係者ら,原発推進とみられる人たちとの対談を通して,雑誌『Voice』に発表され...続きを読む
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