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時の人々を迎え、躊躇することなく旬の話題ついての本音を引き出し、予測不能の展開が視聴者を惹き付けた伝説的なディベート番組「サンデープロジェクト」。2010年3月末は番組終了した。
世の風潮に流されることなく、話題の当事者に鋭く斬り込んでいく番組姿勢から一部の政治家たちは「番組に出ると政治生命が終わる」とまで恐怖し、「日本で一番危険な番組」とまで評された『サンデープロジェクト』の総括が本書。海部をはじめ、宮澤、橋本首相は番組がきっかけで退陣に追い込まれ、日本政府がひた隠す北朝鮮拉致被害者の安否につ...続きを読む
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Posted by ブクログ 2012年10月13日
日本政治のタブー、というほどのものかは置いといて、90年台の日本の政治史を生々しく学べる本だと思う。そして政治家に限らず、「嫌なことにも逃げずに立ち向かうこと」ということは非常に大事だと思わされる。おうおうにして、立ち向かいたくない件に関して放置しておけば置くほどさらに状態は悪くなるので、しっかり向...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年06月27日
現役が多いせいか、昭和後期や平成に入ってからの政治上の事件については事実が書かれた書籍が少ないと思う。田原氏が当事者として立ち会った事件の事実/裏側を書いている。加えて、ジャーナリズムの本質も書かれている。
しかし、「サンデープロジェクト」を中心に書かれているので、正直そこがくどい。いい番組だったと...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月03日
本書は政治の裏話について書かれた本というよりも、ジャーナリズムとは何かについて考えさせられる本です。
真実は、報道の仕方によっていかようにも曲げられてしまいます。しかし、田原さんは当事者双方から話を聞くというスタイルを徹底してつらぬきます。そのジャーナリストとしての姿勢を他のマスコミにも見習ってほし...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月17日
著者もこの番組と共に随分と人生が変わったのだろう。イデオロギーや政治家への見方、考え方も。
ずっとサンプロファンだったので、この本で思い出す場面が多々あり、懐かしさが出てくるから不思議だ。
サンプロが何故放送終了となってしまったのかについては、釈然としないが、それは本文で自らの功績ばかりを書いている...続きを読む