戦争・天皇・国家 近代化150年を問いなおす

戦争・天皇・国家 近代化150年を問いなおす

880円 (税込)

4pt

4.0

なぜ日本は変わらないのか? 戦後論だけでは語りえない国家の本質とは? ノンフィクション作品を通じ様々な角度から日本国の骨格を明らかにしてきた猪瀬直樹に、戦争を体験したジャーナリスト・田原総一朗が問う。

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戦争・天皇・国家 近代化150年を問いなおす のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年01月11日

    明治以降の近現代史を俯瞰できる。明治14年の政変、大正デモクラシーの挫折、1940年体制といった節目が現代につながっていることがわかる。

    明治14年の政変では、薩長藩閥の伊藤博文や井上馨がプロシャ風の専制君主国家をつくると主張し、佐賀藩出身の大隈重信が中津藩出身の福沢諭吉と共にイギリス風の立憲君主...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月08日

    黒船来航からの150年の視点で日本を考えるという猪瀬直樹独自の歴史観が大変勉強になった。
    強調されるのは、150年間ずっと対米関係が日本外交の中心的課題であったこと、日本が第一次世界大戦をほとんど間接的にしか経験しなかったことの影響の大きさ、そしてこれからの日本にも対米協調路線しか現実的な選択肢はな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月06日

    近現代を見るのに、太平洋戦争後だけを見るのでは視野が狭く、黒船来航から通して見るべきと主張する。
    国家の意思を統合する制度がなく、当初は元老がそこを補っていたが、元老がいなくなって欠陥が露呈し、開戦に至った経緯がわかる。
    60 年安保が元の不平等条約を多少なりとも改善する方向の改定であったにも関らず...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月04日

    黒船から始まった近代日本の姿が分かりやすく書かれています。また、決してマスコミが取り上げない考え方が取り上げられてます。
    なぜこの様な事実は学校で習わないのか?
    縄文や弥生の時代より大事な近代をないがしろにしてる事が残念です。
    この本を読む事で、欠落させられてる事実を掴みましょう。

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