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人口減少、低成長、高齢化……山積する課題を解決し、新しい時代を構想するためには、今の日本を規定する「近代」を見つめ、機能不全の構造をアップデートする必要がある。実践者二人による社会を変えるヒント。
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Posted by ブクログ
落合陽一氏と猪瀬直樹氏との対談、人口・産業、日本の風景(文化)、統治(政治)、人材(教育)について落合氏が発案した内容について猪瀬氏がお得意の近代史や自身の政治経験から歴史やデータで裏付けて補足を行い、とても説得力のある提言になっています。うーん、東京都は惜しい人を失ったような。。。
概ね内容に共感、同意した。 こういう感性と理論と語る力のある方に政治に関わった欲しいと切に願います。
落合氏と猪瀬氏がお互いをリスペクトしながらそれぞれの考える日本の未来と求められる思考法を語るという本です。 落合さんの本を読むと、「日本は決して終わった国じゃない」という希望が持てるから好きです。猪瀬さんの文章は初めてですが、『ミカドの肖像』『昭和16年夏の敗戦』といった過去の作品に興味を持ちまし...続きを読むた。 印象に残ったのは。第二章の「日本の風景」について。 「ドラえもん」の風景が無意識に日本人を縛り付けている。【均一な教育】【年功序列とローン】【マスメディア】という高度経済成長期の遺産を象徴しているのが「ドラえもん」だといいます。 アニメや漫画は日本が誇るカルチャーだと言われていますが、キャラクターばかりのコンテンツが日本の本当に見せたいものなのか?それが当たり前だと思っていたのでその問いに面食らいました。 この本を読んだのが2023年。いちおうオリンピックも終わり、日本は不祥事というとんでもないモノを世界に発信しちゃったわけですが。。。
落合陽一さんと元東京都知事の猪瀬直樹さんの対談本。お二人の見識の深さや広さを、熱量を持った議論から理解できる本。 落合陽一さんは学生に、手を動かせ、ものを作れ。批評家になるな。ポジションを取った後に批評しろ。と言っています。手も動かさず者を乱さず、批判と愚痴を垂れ流す。そんな人は山ほどいますが、手...続きを読むを動かしながら語る人は少数派です。 猪瀬さんは戦後の日本をさして、ディズニーランドの中で生きているようなものだと常に語ってきた。それは命神神神の日本は日清日露戦争と言う国名を乗り越えて国を作ってきた。安倍晋三首相が解散の粒に掲げた国難、とは比べ物にならない位の国難を実際に突破してきたのが、明治期の日本であったといえます。ところが戦後の日本は防衛外交などおよそ製造に関わる全ての政策をアメリカに任せてしまった。アメリカ任せにする過程であるはずの国難は消失し、結果として個人の葛藤も消失していきます。日本人は外の世界で起きていることを忘れ、ただディズニーランドの打ち合わせで暮らせば良い。アメリカ初の画一性を受け入れその中で自分たちの楽しい日常を謳歌しようと言う方向に突き進む落としている。 長野オリンピック閉会式に生歌故郷を取り入れた演出がありました。3番の歌詞には、志を果たしていつのひか帰らんと言う言葉があります。この志と言うキーワードは改めて強調すると明治の立身出世はエゴイズムではなかった、と言うことです。
政治家・猪瀬直樹を毛嫌いしていたが、この本の中身は抽象的でビジョナリーながら、経験に基づいたとても説得力のあるものだった。 政治がビジョンを示しテクノロジーが支援するポリテックが浸透する日が来るだろうか。 形は歪かもしれないがきっとすぐに来る。その時に私も、1枚噛む、出資するくらいの度量を備えたい...続きを読む。
*ポリテック 政治がテクノロジーで変わる、テクノロジーが政治で変わる、政治とテクノロジーそれぞれが変わる ◎次の時代を考えるに大切なこと ①歴史や統計データを知ること ある時代でチャレンジして失敗しても、この時代なら成功するかもと仮説を考えながら歴史を学ぶ ②論理的な日本語を身に付けること ③...続きを読む時代に適合した文理を問わない教養を身につけること
2020.05 ・ポリテックスで、縦割りを壊し、置き去りにされている問題を解決し、政治体制を変えていく。(技術的にはできるけど、でも、、、と言ってやらなかったことをなくす) ・2020年以降に重要なパラダイムシフトを起こしていく必要がある。
落合氏と猪瀬氏の組み合わせに、最初は「なぜこの二人が?」という不思議な違和感があったが、まさかこんなに噛み合ってスウィングするとは思わなかった。落合氏の著書「日本再興戦略」で語られている内容と重複している部分がかなり多いが、猪瀬氏ならではの経験に基づく論説が加わることによって重厚にアップデートされて...続きを読むいる。本書は「日本再興戦略2.0」と呼んで差し支えない内容だと思う。多才で様々な顔を持つ落合氏だが、小泉進次郎氏と交流を持つなど政界への関わり方も興味深い。未来の首相の重要なブレーンとなる日が来るかもしれない。
思考を止めずに未来を構想し、実践すること。 ◯視点を変える、という経験がなければ本質は見えてこない。結果として、日本全体や世界の中から自分自身の存在も見えてこないんだということをわかってほしいのです。 ・共通事項としてのテクノロジー ・規制撤廃 ・遊休資産活用とブロックチェーン→イノベーションが...続きを読む生まれる土台となるもの、視点はあるか? ・ドラえもんに描かれていないもので近代を超える心象風景をつくる →コンビニ、ショッピングモール、スマホ(ソフトウェアプラットフォーム) →「空虚な中心」として残る緑の空間 →沿線開発としての横の開発、タワーマンションの縦の開発、シェアハウス ◯ポリテックという発想と既存の問題設定、分担を超える
やってること(what)は居酒屋のおじさんと大差ないのに、やる人(who)がこの二人だとこうなるのか。 落合陽一と猪瀬直樹が、日本の未来を妄想する。言ってみればそれだけの本。 内容そのものよりも、こういう視座の高さで物事を見るのか、という点が勉強になる。 裏を返せば、この二人を知らない人が最初に読...続きを読むむのには向いていない。
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予言された世界
昭和16年夏の敗戦 新版
猪瀬直樹電子著作集「日本の近代」第1巻 構造改革とはなにか 新篇 日本国の研究
「医療・介護産業」のタブーに斬りこむ! 日本国・不安の研究
公〈おおやけ〉 日本国・意思決定のマネジメントを問う
落合陽一×日下部民藝館 作品集2021-2025 ヌルに帰納する物語:遍在する民藝、交錯する計算機自然
落合陽一 34歳、「老い」と向き合う ―超高齢社会における新しい成長
落合陽一責任編集 生成AIが変える未来 ー加速するデジタルネイチャー革命ー
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