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落合陽一氏が「老い」と高齢化にフォーカスした初の著書。解剖学者・養老孟司氏との対談を皮切りに、デジタルネイチャー(AIやロボットとの共存が当たり前の時代)において、「老い」がどう変容していくか思考する。“豊か”な生や老いを享受するためのヒントが詰まった1冊。
※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。
※紙版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
Posted by ブクログ 2024年01月16日
デジタルクリエイター/研究者としての視座から見た現代介護の問題点とソリューションを提案している一冊。「デジタルネイチャー」という概念に“身体性の拡張”という要素が含まれており、“壁をなくす”をミッションとしている著者の、研究の延長線上に必ず介護の問題にぶつかることに対して、今のテクノロジーや事例から...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月05日
落合陽一さんが老いについて語った一冊。ここ数年老いについて関わることが増えたという、情報テクノロジーの専門家の落合さんが、テクノロジーを使って介護現場における省力化と自然なコミュニケーションによる介護の実現を目指す。最初に収録されている養老孟司さんとの対談も見物。「VR・サブスク・シンプルなUI・5...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月23日
落合さんと養老孟司さんの対談が読めるのが貴重。印象に残ったのは人の手による「温もり」を感じる介護が必ずしも必要だろうかという問いかけ。70が近い母も他人に下の世話をされるようになる前に逝けたらいいんだけどと話すことがあるが、確かに人ではなくかえって機械に助けてもらったほうが気楽だということは介護のな...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月04日
老いとは、単に年齢の積み重ねでもあり、死への距離感とも言えるが、その経年に付随するのは、身体機能の低下やその損傷リスクの増加である。老いに逆らう事が無意味だとか、命に限りある事が美しいという宗教観もあるだろうが、現実社会において、脳機能が働くのに身体が動かないなら、それを補いたいと思う事は自然だ。こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月31日
○三人称の死
○各々がテクノロジーをカスタマイズする
○豊かさとは
自身の仕事は二人称的な関わりを要求されていることを実感した上で、それがこの仕事のしんどさであると思った。いかに三人称的に関わりにしていくかが長く仕事を続けるために大切だと感じる。
また、これから自分自身でテクノロジーをカスタマ...続きを読む
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